北浦 昭義(きたうら あきよし[1]、1940年〈昭和15年〉4月10日[1] - )は、日本の俳優。本名同じ[2]。身長174cm。芸映所属[1]。柔道二段。 長崎県生まれ[2]、広島県広島市育ち[2]。1945年5歳の夏、広島市の爆心地から1.9キロ南の自宅で被爆[2]。軽い火傷だけで一命を取りとめる。被爆者手帳を持つ[2]。広島大学附属高等学校から一橋大学を目指すが失敗し、一浪後、日本大学芸術学部演劇科に入り同大学卒[1][2]。在学中の1966年、森繁久彌主演の東宝「駅前シリーズ」『喜劇 駅前競馬』でデビューした[2]。以降、多数の映画やテレビで地味な役に徹した。役柄はサラリーマン、刑事、教師、酒場のマスターなどが多く、1980年代に中年男の哀愁を演じる俳優としてマスメディアに取り上げられた[2]。1973年、1歳下の女性と結婚するが子どもはできなかった[2]。
経歴
出演作
映画
駅前シリーズ(東京映画)
喜劇 駅前競馬(1966年) - 若い警官
喜劇 駅前番頭(1966年)青年
喜劇 駅前満貫(1967年) - 桜井
喜劇 駅前学園(1967年) - 松川先生
喜劇 駅前百年(1967年) - オール観光社員宮本
喜劇 駅前火山(1968年) - 潜水夫
喜劇 駅前開運(1968年) - 黒メガネ
青春太郎
新・事件記者 殺意の丘