北永山駅
駅全景(2017年10月)
きたながやま
Kita-nagayama
◄W31 永山 (2.1 km) (5.7 km) 比布 W34►
所在地北海道旭川市永山町14丁目.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯43度49分36.5秒 東経142度27分16.8秒 / 北緯43.826806度 東経142.454667度 / 43.826806; 142.454667
北永山駅(きたながやまえき)は、北海道(上川総合振興局)旭川市永山町14丁目[1]にある北海道旅客鉄道(JR北海道)宗谷本線の駅である。電報略号はキヤ[2]。事務管理コードは▲121804[3]。駅番号はW32。
一部の普通列車のみが停車し、2020年3月14日改正時点で下り8本・上り9本のみ停車する[4]。
歴史1977年の移転前の北永山駅と周囲約500m範囲。右上が名寄方面。現在の位置より600m名寄側の、当麻町との境界近く、石狩川橋梁へのカーブの手前にあった。旭川寄りの踏切横からホームを回りこむような小道を約100m程進んだ位置に待合室の白い屋根が見える。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
現在の宗谷本線が開通した当初、永山駅 - 比布駅間はおよそ8 km に渡って駅が無かった[5]。
当駅の設置は、永山村・当麻村・比布村・東鷹栖村(いずれも当時)の境界付近の住民から駅設置の要望が出されたことによって、仮乗降場が設置されたことに始まる[5]。
年表
1947年(昭和22年)
6月19日:永山村村長を会長とする「北永山駅設置期成会(事務局:永山村役場、以下、期成会)」を設置し、札幌鉄道局・旭川鉄道管理局へ陳情[5]。
12月(日付不詳):運輸省宗谷本線の永山駅 - 比布駅間に北永山仮乗降場(局設定)として新設開業[6][5]。
当初の設置位置は「永山15丁目」であり、簡易なホームが設けられた[5]。
1948年(昭和23年):同年より期成会から毎国会に普通停車場への昇格を請願[5]。
1949年(昭和24年)
2月:地元住民の協力により待合室を新設(費用:20万円)し寄付[5]。
6月1日:公共企業体である日本国有鉄道に移管。
1954年(昭和29年)4月:土盛りのプラットホームを設置[5]。
1959年(昭和34年)
10月24日:駅への昇格が決定[5]。
11月1日:駅に昇格[6]。北永山駅となる[6][5]。旅客のみ取扱い。
駅として開業した時点での営業キロ程は旭川起点 12.0 km 地点[3]。
11月4日:期成会解散[5]。
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、北海道旅客鉄道(JR北海道)の駅となる[6]。
1990年(平成2年)4月7日:旭川起点 11.4 km 地点(永山町14丁目地内)に移転改キロ(-0.6 km)[7]。
同年、北海道旭川農業高等学校が新校舎を永山町14丁目に設置・移転したことに伴うもの[2][8]。
駅名の由来「永山 (旭川市)」も参照
「永山」の北部にあるため[9][1]。 1990年(平成2年)に移転後の駅は、稚内方に向かって右手に単式ホーム1面1線を有する地上駅[2]。ホーム中央部分に待合所、稚内方に階段を有し駅施設外に連絡している[2]。トイレは無い[10]。 移転前の駅も、現在と同じくホームは線路の東南側(稚内方面に向かって右手側)で、待合所のみを有していた[11]。 1日の平均乗降人員は以下の通りである[14]。 乗降人員推移 永山市街を出て、当麻町との境に近い、上川盆地の田園地帯の中にある[10]。ホームからは大雪山系の山々が望める[10]。
駅構造
ホーム(2017年10月)
駅名標(2017年10月)
利用状況
1992年度(平成4年度)の1日乗降客数は242人[2]。
2013 - 2017年(平成25 - 29年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は33.8人[12]。
2015 - 2019年(平成27 - 令和元年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は39.4人[13]。
年度1日平均人数
2011140
2012144
2013132
2014136
駅周辺永山新川(国道39号牛朱別大橋とJR宗谷本線橋梁)
国道39号
北海道旭川農業高等学校 - 駅の南東1.2km
永山新川 - 牛朱別川(石狩川水系)の分水路。春・秋は白鳥などの渡り鳥が多数飛来する。
道北バス「永山14丁目」停留所