この項目では、常磐緩行線の駅について説明しています。かつて東武野田線に存在した同名の廃駅については「北柏駅 (東武)」をご覧ください。
北柏駅
南口(2021年5月)
きたかしわ
Kita-Kashiwa
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所在地千葉県柏市根戸字中馬場1901.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度52分32.2秒 東経139度59分17秒 / 北緯35.875611度 東経139.98806度 / 35.875611; 139.98806
北柏駅(きたかしわえき)は、千葉県柏市根戸字中馬場にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐線の駅である。運転系統としては常磐緩行線の列車が停車する。駅番号はJL 29。
概要あけぼの山公園
当駅は駅名の通り柏市の北部に位置し、我孫子市との境界付近に位置する。東海寺(布施弁天)、あけぼの山公園の最寄り駅である。 常磐線複々線工事により、柏駅と我孫子駅の貨物取扱いを集約するため用地を買収して貨物駅(年間20万t)として設置された。
歴史
貨物駅構内となる区間には3つの踏切が存在していたが、1969年11月30日に根戸新田踏切および手賀沼踏切を廃止し、1970年2月28日に船戸踏切を廃止した[6]。それぞれ根戸新田こ線橋、手賀沼架道橋、船戸こ線人道橋として立体交差化された。
貨物駅の建設にともない柏市では、1968年12月旅客駅を併設されるよう国鉄に請願書を提出し、1970年2月9日には地元関係者による北柏旅客駅設置期成同盟を設立し自治体と一体となって促進が行われ、同年3月設置が承認された[7][8]。起工式が1970年8月6日に行われ貨物駅に隣接して建設が始まった[8]。駅の工事費およそ2億3千万円と駅設置に必要な用地などは、請願駅として地元負担で建設され[8]、1971年4月、常磐線複々線使用開始に合せ旅客の営業を開始した。
年表
1969年(昭和44年)3月:貨物駅の着工開始。
1970年(昭和45年)
3月:旅客駅の設置が承認。
4月10日:日本国有鉄道の貨物駅として開業[2]。
8月6日:旅客駅の起工式が行われた。
1971年(昭和46年)4月20日:旅客営業開始[2]。
1984年(昭和59年)2月1日:貨物営業廃止[2]。