北条鉄道株式会社
Hojo Railway Company
北条町駅(本社所在地)
種類株式会社
市場情報非上場
本社所在地 日本
〒675-2312
兵庫県加西市北条町北条28番地2号
北緯34度55分46.02秒 東経134度49分56.23秒 / 北緯34.9294500度 東経134.8322861度 / 34.9294500; 134.8322861
北条鉄道株式会社(ほうじょうてつどう)は、兵庫県で旧日本国有鉄道(国鉄)特定地方交通線の鉄道路線を運営している加西市・兵庫県などが出資する第三セクター方式の鉄道事業者である。本社は兵庫県加西市北条町の北条町駅に所在。代表取締役社長は、西村和平(加西市長)。目次
1 歴史
2 路線
3 経営改革
4 車両
5 不祥事
6 脚注
7 参考文献
8 関連項目
9 外部リンク
歴史
1984年(昭和59年)10月18日 - 設立[6]。
1985年(昭和60年)4月1日 - 国鉄から承継し北条線開業[6]。
1986年(昭和61年)4月 - 列車無線使用開始[7]。
1989年(平成元年)12月 - サンタ列車運行開始。
1999年(平成11年)7月 - かぶと虫列車運行開始。
2000年(平成12年)1月 - フラワ2000-1型車両運行開始。
2001年(平成13年)9月 - フラワ2000-2型車両運行開始。
2006年(平成18年)6月 - ボランティア駅長誕生。
2006年(平成18年)10月 - 北条鉄道まつり開始。
2010年(平成22年)10月16日 - 全国初、旅客用の車両に廃油燃料が使用される[6]。子ザル駅長誕生[8](2016年より子ザル駅長は休止中[9])。
2019年(令和元年)8月2日 - 全国初、票券指令閉そく式導入が国土交通省より認可される[10]。
2020年(令和2年)9月1日 - 法華口駅の列車交換施設完成に伴うダイヤ改正により、列車を平日朝に3便、夕方に2便増発[11][12]。
路線
北条線 粟生 - 北条町 13.6km
粟生駅のホームは加古川線西脇市方面行きと同じホームであるが、同線への渡り線は撤去されており、同線とは直通ができない。2020年4月末に中間駅である法華口駅の列車交換設備の再設置工事が完成し、同年9月から平日の朝に3便、夕方に2便の計5便が増便された[12][13]。北条町駅には本社・車庫・検修庫・留置線がある。
北条線ではICOCA、PiTaPaなどの交通系ICカードは一切利用できない。 経営改革のために以下のような取り組みを行っている。
経営改革
ステーションマスター
公募により駅長を募集し、個人により駅舎の管理、運営、イベントなどを行っている。約2年の任期の中で、自分の特技や趣味を生かした活動で北条鉄道の活性化、乗客増につながる活動が求められている[14]。この試みは新日本様式100選でも紹介された。
イベント列車
1月にはおでん列車[15]、夏休みにはかぶと虫列車、8月にはビール列車、12月にはイルミネーション見学列車[16]、クリスマスのシーズンにはサンタ列車が運行される。2019年からは不定期でドーナツ列車が運行されている[17]。ドーナツ列車では加西市に本社がある丸中製菓のドーナツが提供される。 「ドーナツ列車」で提供されるドーナツ(2019年11月3日)
グッズの販売
記念きっぷ、キーホルダー、チョロQ、使用済みレールを使用した文鎮、踏切警報灯などの鉄道グッズのほか、北条鉄道サイダー、蜂蜜、瓦せんべいを北条町駅や、一部は法華口駅で販売している。2020年7月10日より「鉄印帳
BDFの導入
2008年に加西市と共同でバイオディーゼル燃料 (BDF) での試験走行を実施した[19]。
社長の公募
2009年に、社長と運輸部長を公募し[20]、翌2010年に、大阪府在住の元ミシンメーカー社員松本孝徳が次期社長に内定し、同年3月に副社長に就任した[21]。