北村 淳(きたむら じゅん、1958年[1] - )は、日本の元警察官、アメリカ合衆国に活動拠点を置く日本の軍事コンサルタント[2]、戦争哲学・政治社会学者[3]。 東京都に生まれ、東京学芸大学教育学部を卒業して、警視庁公安部などに勤務した[1][2][3]。1989年に北アメリカに渡り、ハワイ大学やブリティッシュ・コロンビア大学で助手などを務めた後、戦争発生メカニズムの研究によりブリティッシュコロンビア大学から政治社会学のPh.D.を取得した[3]。アメリカ合衆国ワシントン州シアトルを拠点に軍事コンサルタントとして活動するかたわら、日本語での著書も多数刊行している[2][3]。
経歴
おもな主張
巡航ミサイルの大量配備によって、中国や北朝鮮の核戦力に対抗する十分な抑止力が得られる[4]。
陸上自衛隊の災害派遣人員は過剰であり、縮小して「災害救援隊」を創設すべきである[5][6]。
おもな著書
中国の東シナ海侵攻戦略(海洋主義国防戦略レポートシリーズ)、海軍戦略センター、2004年
海の生命線:日本に原油・天然ガスが届かなくなる日:オイルシーレーン防衛ハンドブック、明成社、2008年
米軍が見た自衛隊の実力、宝島社、2009年
島嶼防衛:われらいかにして守るのか、明成社、2012年
尖閣を守れない自衛隊、宝島社(宝島社新書)、2012年
巡航ミサイル1000億円で中国も北朝鮮も怖くない、講談社(講談社+α新書)、2015年
トランプと自衛隊の対中軍事戦略:地対艦ミサイル部隊が人民解放軍を殲滅す、講談社(講談社+α新書)、2018年
編著
写真で見るトモダチ作戦、並木書房、2011年
海兵隊とオスプレイ、並木書房、2012年
(北村愛子
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