北朝鮮の大量破壊兵器朝鮮民主主義人民共和国の大量破壊兵器
事件
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2009年の北朝鮮によるミサイル発射実験(2009ねんのきたちょうせんによるミサイルはっしゃじっけん)とは、2009年4月5日11時30分ごろ(JST)に北朝鮮が人工衛星打ち上げ用ロケットの「銀河2号」を東方に向けて発射した、事実上の弾道ミサイルの発射実験。 2009年2月4日、北朝鮮が咸鏡北道花台郡舞水端里のミサイル発射施設で3段式のテポドン2号の改良型とみられる飛翔体の発射準備を進めている可能性が明らかになった[1]。米・韓情報当局が長距離弾道ミサイルの部品と見られる円筒形の物体を積んだ貨物列車があるミサイル発射基地に移動しているのを米偵察衛星で確認[2][3]。同16日には必要な機材の輸送が終了した[4]。なお同時期には平安北道鉄山郡東倉里に新たに建設中のミサイル発射施設でのミサイル実験の可能性も指摘されていた[5][6]。 日米韓政府などがこの実験に相次いで反対を表明するなか[7][8]、当初北朝鮮は弾道ミサイルとも人工衛星打ち上げ用ロケットとも語らなかったが[9]、2月24日に北朝鮮の朝鮮宇宙空間技術委員会報道官が、舞水端里にある「東海衛星発射場」から実験用通信衛星光明星2号を運搬ロケット銀河2号で発射するとの談話を発表した[10][11]。
概要
発射まで