北斗無双
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北斗無双ジャンルタクティカルアクション
対応機種PlayStation 3Xbox 360
開発元コーエー
発売元コーエー
人数1 - 2人
メディア[PS3] BD-ROM
[360] DVD-ROM
発売日[PS3 / 360] 2010年3月25日
対象年齢CERO:D(17才以上対象)
売上本数[PS3] 55万本
その他対応映像出力
NTSC - 480p720p
対応音声出力
ドルビーデジタル - 5.1ch
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『北斗無双』(ほくとむそう)は、2010年3月25日コーエーから発売されたアクションゲーム。日本国外でのタイトルは、『Fist of the North Star: Ken's Rage』。

キャッチコピーは「その拳が、宿命を打ち砕く。」。

本項では本作以降に発売された続編作品についても、それぞれ記述する。

PS3版『北斗無双 International

PS3・Xbox 360Wii U版『真・北斗無双

iOSAndroid版『真・北斗無双(アプリ版)

北斗無双
概要

コーエーのアクションゲームのシリーズである無双シリーズと、1980年代に大ヒットした漫画『北斗の拳』とのコラボレーション作品として、2009年10月に発表された。従来の無双シリーズ同様に、無数の敵を爽快になぎ倒すゲームコンセプトを継承しており、一撃当千のアクションを堪能できる。

原作をベースに北斗四兄弟編までのストーリーが展開していく「伝説編」、ゲームオリジナルストーリーが楽しめる「幻闘編」のゲームモードがあり、「伝説編」は今までの無双シリーズにあるタクティカルアクションの概念とは若干の違いを持つ、アクションアドベンチャーとして位置付けている。逆に「幻闘編」は従来どおりのタクティカルアクションとなっている。

また、今作は物理エンジンの搭載により、落ちている物を掴んで武器として使用する、建物を破壊するなどの動作も可能となっている。なお、建物の破壊は、過去の無双シリーズでも限定的に行われてはいた[1]

過去の無双シリーズで血しぶきなどの残虐描写は幕間ムービー程度でしか使用されず、CERO:A(全年齢対象)、もしくはB(12歳以上対象)だったが、今回は北斗神拳の体内からの爆死など原作の雰囲気を再現するため積極的に使用されている。そのため、無双シリーズでは初めてCERO:D(17歳以上対象)の作品となる。

週刊コミックバンチ』で読み切りとして掲載された開発秘話の漫画によると[2]、当初は無双でありながら無双路線を捨てる方向で開発していたが、『北斗の拳』の原作再現が困難になってしまい、ある日原哲夫から送られてきたFAXに書いてあった「コーエーさんらしいゲームを期待しています」を受けて無双路線に戻っている。
登場キャラクター
プレイアブルキャラクター
この項では幻闘編におけるストーリーのあらすじを解説する。
ケンシロウ
声 - 小西克幸シンを倒し、旅の目的を失ったケンシロウの前にフードを被った女占い師が現れ、「ユリアは生きている」と予言する。予言に従ってユリアを追うケンシロウは、南斗慈母星のユリアを守護せんとする南斗五車星やラオウ・トキと共に聖帝軍の尖兵を退ける。ひたすらにユリアを追い求めるケンシロウは、彼女との平和な生活のために伝承者の座を捨てると宣言する。
ラオウ
声 - 立木文彦乱世を治めるべく旅を続けるラオウのもとに女占い師が現れ、トキの病を治す秘孔を教える。奇跡の村の危機に駆けつけてトキの病を癒したラオウは、次いでケンシロウ・ジャギらを含めた北斗の兄弟全員と合流。自身と同じく、乱世に覇を唱えるべく「南斗軍」を率いて立ち上がったサウザーとの全面戦争に打って出る。
トキ
声 - 関智一カサンドラの牢獄で一人瞑想するトキのもとに女占い師が現れ、アミバに狙われているトキの村の様子を見せる。すぐに駆けつけてアミバを退けたトキだったが、身体は病のために既に限界だった。そこにラオウが現れ、病を治す秘孔を突いてトキを癒す。心身共に回復したトキは、世に真の平和をもたらすために立ち上がった。
ジャギ
声 - 高木渉幻闘編ストーリー:突如現れた女占い師に、「シン、牙大王を倒したことで力をつけたケンシロウに殺される」と予言し、逃亡を勧められる。予言に従って一時的に逃亡した結果、失望した部下たちは全員ジャギのもとを離れ、彼はたった一人になってしまった。そんな折、同じ境遇のアミバと出会う。2人はケンシロウとトキへの復讐のために決起した。
レイ
声 - 子安武人カサンドラより拳王軍に襲撃されているマミヤの村へ戻る途中、女占い師が現れ、死の予言を告げられる。自身が死ぬことを避けるべく、シュウと合流する。マミヤの村にてユダと共闘するが、妹であるアイリを人質にとられ、苦渋の選択を強いられる。
シン
声 - 杉田智和戯れに呼んだ女占い師に「いずれケンシロウに敗れる」と予言されたシンは、ユリアを守る圧倒的な力を得て乱世を治めるため、サウザー率いる聖帝軍に参加する。その真の狙いは、軍内部で頭角を表すことでサウザーの兵を丸ごと奪い取り、自軍の勢力を拡大して、ラオウの勢力に立ち向かうことにあった。
サウザー
声 - 神奈延年(『ぱちんこCR真・北斗無双』まで)、三宅健太(『パチスロ真・北斗無双』以降[3])乱世を支配すべく、非道・非情な手段を厭わず勢力を拡大していくサウザー。女占い師の予言も意に介さず、ひたすらに覇道を突き進む南斗軍だったが、その冷酷さ、非道さに耐えかねた部下は次々と離反していく。その穴を、シンやシュウ、レイ、ユダといった有能な将を引き入れることで埋めながらサウザーは突き進んでいく。
マミヤ


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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