この存命人物の記事には、出典がまったくありません。信頼できる情報源の提供に、ご協力をお願いします。存命人物に関する出典の無い、もしくは不完全な情報に基づいた論争の材料、特に潜在的に中傷・誹謗・名誉毀損あるいは有害となるものはすぐに除去する必要があります。
出典検索?: "天の覇王 北斗の拳ラオウ外伝"
天の覇王 北斗の拳ラオウ外伝
ジャンルアクション、ファンタジー
漫画
原作・原案など武論尊・原哲夫(原案)
作画長田悠幸
出版社新潮社
掲載誌週刊コミックバンチ
レーベルBUNCH COMICS
発表号2006年15号 - 2007年37・38合併号
巻数全5巻
アニメ:北斗の拳 ラオウ外伝 天の覇王
原作武論尊・原哲夫(原案)
長田悠幸(作画)
監督阿部雅司
シリーズ構成大野木寛
脚本大野木寛
キャラクターデザイン丸藤広貴
音楽KAZSIN
アニメーション制作サテライト
製作天の覇王制作委員会
放送局放送局参照
放送期間2008年10月 - 12月
話数全13話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画・アニメ
ポータル漫画・アニメ
『天の覇王 北斗の拳ラオウ外伝』(てんのはおう ほくとのけんラオウがいでん)は、武論尊・原哲夫(原案)、長田悠幸(作画)による日本の漫画。『週刊コミックバンチ』(新潮社)231号(2006年3月24日号)から300号(2007年8月24、31日合併号)まで連載された。 かつて『週刊少年ジャンプ』(集英社)に連載されていた『北斗の拳』のスピンオフ作品。同作品の主人公・ケンシロウの兄であるラオウからの視点で物語が展開され、北斗神拳の奥義を極めたラオウが世を救うべく乱世の覇者となり仲間達と共に動く様を描く。『週刊コミックバンチ』(新潮社)2007年14号で連載は終了した。コミックスは全5巻。また、2008年にテレビアニメ化、2009年にゲーム化された。 シナリオは主に織田信長の生涯や信長の逸話のオマージュが多いのが特徴。また、2006年から2008年にかけて製作されたアニメシリーズ『真救世主伝説 北斗の拳』の設定も踏まえ、同シリーズのオリジナルキャラクター・レイナとソウガがラオウの仲間として登場している。 担当声優は特筆ない限りはテレビアニメ版での配役。
概要
登場人物
主要登場人物
ラオウ
声 - 宇梶剛士(若い頃 - 近藤孝行) / 小山力也(PSP版)主人公。拳王として乱世の覇者となるべく北斗神拳を駆使し、拳王軍を率いて覇業に突き進む男。
ソウガ
声 - 松風雅也修羅の国出身。レイナの兄でラオウの軍師となる。物事を的確に分析し、対処する冷静沈着な男。ラオウの覇業に協力している。動きが速く「韋駄天のソウガ」の異名を持つが、カサンドラ攻略の折、罠にはまったラオウやレイナを救うため右足を犠牲にする。降伏してきた敵を許すといった情けをかけていたが、リュウガと出会った後は彼と共にあえてラオウのため汚名を被り鬼となることを誓う。リュウガが砂漠の村で何者かに敗れたとの報告を受けた後、ラオウの許しを得て、10人の部下と共に商人に扮してその村を探りに行く。しかし、そこで黒山陰形拳の使い手・ガイヤに奥義・指突血を受け2ヶ月の命とされてしまう。その後、瀕死ながらラオウに事の顛末を報告するがラオウには2ヶ月の命ということは秘密にしている。
レイナ
声 - 中原麻衣修羅の国の出身でソウガの妹。スタイル抜群だが、屈強な兵士をも倒す剣の腕を持っていることから「双剣のレイナ」の異名を持つ。拳王親衛隊の隊長としてラオウを補佐する。生真面目で、感情的になりやすい。ラオウには特別な感情を持っており、それが原因でダガールに捕えられて監禁されるが、マミヤに救出される。アニメでは、 ユダの策謀で孤立した拳王府を、サクヤと共にラオウが帰還するまで、聖帝軍から死守した。
黒王号
ラオウを乗せる巨馬で、悪魔の馬と恐れられる。ラオウと会う前は智王ギオンの領地付近の黒王谷で馬千頭を率いていた。馬千頭の王として、ラオウの中の王たる器量を見て、覇業が成るまでその背をラオウに貸す。
サクヤ
声 - 木村亜希子アニメオリジナルキャラクター(後にスペシャル読切に登場)。突如拳王の元にやって来た占いと天文学に通じる謎の女。そのため未来を断片ながらも知ることができる。スペシャル読切では、棘王ハデル率いる黒薔薇一族との戦いに軍師として参戦し砂嵐の到来を予知、適切な行動で勝利に貢献する。その後、未来を知るため南斗流?拳・リュウロウを訪ねる。アニメでは我王の黒鉄城を落としてから軍師として登用されるが、カサンドラに幽閉されているトキに内応し、外部の情勢を報告している。真の素性はガイヤの実妹であり、黒山陰形拳のもう一人の伝承者として、ユダやリュウガをも凌ぐ高い戦闘能力を誇っている。ラオウを愛するが、「哀しみ」を知らなければ救世主とは成り得ぬ男であるとも読む女。最後は激突するラオウとサウザーを止めるため、拳を繰り出した両者の間に割って入った為に、両者の拳をまともに喰らって致命傷を受け、息も絶え絶えながらラオウとサウザーに救世主の有りようを説き、レイナに看取られて死亡した。
北斗神拳
トキ
声 - 東地宏樹(幼い頃 - 岡本信彦)ラオウの実弟。北斗神拳を医療のために使用していて、奇蹟の村に住んでいる。ラオウと再会後、捕えられカサンドラに幽閉される。アニメでは、サクヤより外部の動向や情勢を知らされている。
ケンシロウ
声 - 石川英郎ラオウやトキの義弟で北斗神拳伝承者。シンにユリアを奪われ絶望し荒野を彷徨っていたが、「哀しみ」を知る男に成長する。強敵との死闘の度に強くなっている。
ジャギ
声 - 青木強北斗神拳伝承者・ケンシロウを名乗る。ソウガやレイナとの邂逅で彼らの素性を知った後、自身の正体と本心を語り拳王の配下に下る。アニメには登場しないがゲームには登場した。
リュウケン
声 - 斧アツシ第63代北斗神拳伝承者。ラオウ、トキ、ジャギ、ケンシロウを育て上げる。新伝承者がケンシロウになった際、ラオウに拳と覇道を棄てるよう死ぬ寸前まで諫言する。
拳王軍
智王ギオン
声 - 御園行洋拳王侵攻隊を一度は罠にはめて全滅させた男。しかし、その事でラオウと黒王との接点が出来たため、降伏後は罪を許され拳王軍の将軍となる。監獄都市カサンドラの獄長を任されるが、ウイグルの登場によりその地位を剥奪される。
ウサ
拳王軍の副軍師。アミバにトキを捕らえ連れて来るよう命じた。
アミバ
声 - 興津和幸トキに恨みを持っていて、彼になりすまして病人を殺害し、トキの名を地に貶めた男。トキと戦う際に「北蛇鍼拳」を名乗り秘孔をつくも、トキにそのような秘孔はないといわれた上に、北斗有情拳で死にかけてしまう。アニメでは登場がカットされている(ゲームでは登場する)。
ウイグル
声 - 三宅健太乱世に自身の伝説を残すことを目的にしている男。拳王軍の討伐に請われ参加したが、あまりの情けなさに失望して、敵と共に自分の一小隊を全滅させた。反逆罪でカサンドラで死刑執行されたが全く効かず、計5回も執行されたが生きていたので、ラオウがカサンドラに到来したが、ウイグルの才を見抜き、カサンドラと獄長の地位を与える。その後、カサンドラ陥落で討ち死にしたと報告がラオウへ届く。
ギハン
声 - 保村真拳王偵察隊。ソウガにケンシロウの成長を報告した。アニメでは、サクヤにソウガに知らせた情報を逐一報告している。
ザク、バルガ
拳王軍の将軍達。ソウガによれば、後の良将たちも、現時点では力量が不足しているとのこと。
リュウガ
声 - 松原大典誰にも属さない孤高の星・天狼星を宿星とする男。泰山天狼拳を操る。ジュウザの異母兄。リュウロウと戦ったラオウを天を握る存在と認め、その片腕となる。平和の世を作るため、あえて汚名を被り魔狼となることを決意し覇業に貢献する。ガイヤの黒山陰形拳を腹に受けて敗れるが、命は取り留める。
リガ
声 - 大原崇砂漠の村を調査するソウガの兵の一人。病人を装って寝たふりをし、機を見て調査を始めるが何者かに殺害される。
ダル、グマイ、カガリ
声 - 青木強(ダル)、興津和幸(グマイ)砂漠の村を調査するソウガの兵たち。