北斗の拳_イチゴ味
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北斗の拳 イチゴ味
ジャンル
ギャグパロディ
漫画
原作・原案など武論尊原哲夫(原案)
河田雄志(シナリオ)
作画行徒妹
出版社ノース・スターズ・ピクチャーズ
掲載サイトWEBコミックぜにょん
レーベルゼノンコミックス
発表期間2013年3月1日 - 連載中
巻数既刊9巻(2018年9月現在)
その他協力:行徒
アニメ
原作武論尊、原哲夫
河田雄志、行徒妹、行徒
監督まんきゅう
キャラクターデザイン吉原幸之助
音楽三澤康広
アニメーション制作亜細亜堂
製作ノース・スターズ・ピクチャーズ
放送局テレビ東京ほか
放送期間2015年10月7日 - 12月22日
話数全12話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『北斗の拳 イチゴ味』(ほくとのけん イチゴあじ)は、武論尊原哲夫(原案)、河田雄志(シナリオ)、行徒妹[注 1](作画)による日本漫画作品。Yahoo!ブックストア内『WEBコミックぜにょん』にて、2013年3月1日から連載中。2014年1月26日からは毎月第2・第4日曜日配信。

2013年12月10日に発売された『ジャンプ改』2014年1月号(集英社)に出張掲載[1]

2015年にはテレビアニメ化された[2]

2017年4月1日のみ『ガールフレンド(仮)』とのコラボレーションが行われた。

2017年4月時点で累計発行部数は170万部を突破している[3]

2018年9月以降、作者の体調不良を理由に無期限の長期休載に入っており、同時期に作者および本作品の広報等の公式SNSアカウントが全て更新停止となり、2024年現在でも再開時期は未定のままになっている。
解説

原典『北斗の拳』に登場する南斗六聖拳「将星」の男にしてみずからを「聖帝」と僭称する男、サウザーを主役にしたパロディギャグ漫画である。

『北斗』シリーズのギャグ漫画はほかに『DD北斗の拳』があるが、『DD』がキャラクターをデフォルメ化しているのに対し、本作は作画の行徒妹が原典作画者の原哲夫の画風に似せて描いている。サウザーをはじめとした『北斗』キャラクターたちが原典の風貌と設定そのままながらも、ギャグを連発するギャップが特徴。原典の名シーンの再現もあるが、ギャグ漫画であるため、何度死亡しても生き返って登場する。

初期はサウザーをはじめとした南斗六聖拳を中心とする内容だったが、のちに実質的にストーリー要素のついた群像劇に移行し、サウザーの出番も大幅に減少。全く登場しないことも多くなる。
登場人物詳細は「北斗の拳の登場人物一覧」を参照
南斗六聖拳とその関係者
サウザー
声 - 銀河万丈[注 2]本作の主人公。幼少時より修行に明け暮れてきたため一般常識に乏しく[注 3]、また自身が体験できなかった「青春」に対して強い憧れを抱く。なお前述の理由から義務教育を受けていないため、十字陵がほぼ完成したことを契機に副官の勧めもあって将来の聖帝軍を担う人材育成のために「聖帝軍十字陵学園」という学校を開設し[注 4]、子供たちとともに、みずからも勉学に勤しむ。勝利こそが全てで、内容が良くなくても気にしない楽天家。痛みに対しては我慢強く、長台詞の途中で目を覆って高笑いする癖がある。カレーが夕食でないと怒り、シェイクが上手に吸えないなどといった子供じみた面もある。拳の実力は原典に勝るとも劣らない評価を得ており[注 5]、ギャグ回の内輪揉めではやり込められることがあるものの、真面目に戦うと五車星程度では2対1ですら相手にならず、本気で怒ると他の六聖拳が2人がかりでも抑えられずに逃げ出さざるを得ないほどで、原典で戦うことのなかった強者たちを次々と撃破していく。唯一ラオウに対抗しうる南斗側の人物であるが、最後の将を除いた六聖拳への自宅訪問があまりにも酷いためにシュウとシンに謀殺されかけるなど、性格に難が多い。弱点は目隠し。師匠のオウガイを殺害した時に目隠しをしていたため、そのトラウマが蘇る。
シュウ
声 - 諏訪部順一基本的には常識人だが、ユダに容赦ない突っ込みを入れるほか、余計な一言が多い傾向がある。行動面でのトラブルメイカーは間違いなくサウザーであるが、言葉でのトラブルメイカーはシュウである場合が少なくない。レジスタンス勢力を含めて人望が厚く、中でも妙齢の女性からの声は高い。サウザーにはそれが気に入らないのか皮肉を込めてレジスタンスの面々と同様に「シュウ様」と呼び始めるが、気に入ったのか以降も様付けで呼び続けている。原典同様に『イチゴ味』作中でもすでに盲目だが、拳法などで磨かれた洞察力などでは説明がつかず、明らかに目が見えているとしか思えない場面が多々ある。原典のように石碑を聖帝十字稜の頂点に(何度も)運ばされるが、石碑を破壊して脱出したり石碑を投げ捨てたりするなどして、人柱になることはない。また石碑の代わりに特大の鏡餅を背負う場面もある。
レイ
声 - 鳥海浩輔原典との差異が少ない、貴重な常識人。南斗勢で行動しているときは突っ込み側に回る(というより振り回される)が、ケンシロウ一行として行動しているときは頻繁に無茶な振りをされて断りきれない立場になる。原典での名シーンをことごとくサウザーやケンシロウに乗っ取られ、そうならない場合でも「出番を取られていない事」をバットとリンに批判される。第8巻の時点では人生最大の目的であった妹のアイリを救うことを達成したために以後の進路に悩み、南斗水鳥拳を活かしたレストラン経営を企画する。マミヤからはメニューにルイベを加え入れるためのリュウガ、火力問題を解決するためのシュレンの導入を勧めるなど企画に積極的だった[注 6]が、本人は大事にしたくないらしく、「この話は一旦忘れてくれ」とアイリとマミヤに告げ、部屋の外の壁に寄りかかりまたもや進路に迷った様子。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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