北山村
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この項目では、和歌山県にある村について説明しています。その他の用法については「北山村 (曖昧さ回避)」をご覧ください。

きたやまむら 
北山村
奥瀞


北山村旗北山村章

日本
地方近畿地方
都道府県和歌山県
東牟婁郡
市町村コード30427-1
法人番号1000020304271
面積48.20km2

総人口359人 [編集]
推計人口、2024年4月1日)
人口密度7.45人/km2
隣接自治体
奈良県


吉野郡下北山村十津川村

三重県


熊野市

村の木ジャバラ
村の花シャクナゲ
北山村役場
村長[編集]山口賢二
所在地647-1603
和歌山県東牟婁郡北山村大沼42
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北山村役場
外部リンク公式ウェブサイト

■ ― 市 / ■ ― 町・村

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北山村(きたやまむら)は、和歌山県東牟婁郡である。全村域は和歌山県の飛び地となっている。
概要北山村中心部

紀伊半島南部の山間部に位置しており、和歌山県全体でも最東端に位置する自治体である。平成の大合併で県内の他の村が消滅した結果、和歌山県で唯一の村となった。

和歌山県に属しながら、周囲を奈良県三重県に囲まれており、都道府県単位の飛地がそのまま領域になっている、日本では唯一の自治体である。また、1889年の町村制施行以来一度も他のとの合併をしていない。
地理北山川中流部分
位置

紀伊半島南部の山間部に位置している。その村域の約97%が山林地帯であり、三重県熊野市との境を流れる北山川沿いにある村の南端部分に小さな集落が点在する。

可住地面積は3.72km2であり、可住地人口密度は122人/km2となっている。
地形
山地
主な山


紀伊山地

河川
主な川


北山川

地域

大沼地区、下尾井地区、竹原地区、七色地区、小松地区に分かれていて各地区を北山川に沿って国道169号が結んでいる。以下各地区について詳述する。
大沼(おおぬま)
村南部に位置する北山村の中心集落で北山村の役場・郵便局・農協もある。大沼はさらに大沼と六水(ろくみぞ)に分かれるが、人家の大半は大沼のほうにある。大沼は北山川が大きく曲がる部分の内側にできた平坦地に位置しており、地区を国道169号が東西に走っている。国道沿いには商店や旅館なども存在し北山村立北山小学校もある。六水は山の斜面にある集落で大沼の東部にある集落である。北山村立北山中学校がある。
下尾井(しもおい)
村南部にある。北山村では大沼と並び大きな集落となっており、大沼とあわせると北山村の人口のうちほとんどが居住していることになる。下尾井はさらに下尾井と瀬戸(せと)、木屋(こうや)に分かれるが、人家の大半は下尾井にある。北山川の作った大沼よりも大きな平坦地にこの下尾井は位置しており、北山村では本当に見ることの少ない水田も見られる。下尾井遺跡、道の駅おくとろの所在地。国道169号が通る。
竹原(たけはら)
村東部に位置する。この集落も北山川の作った平坦地に位置する。竹原はさらに竹原と相須(あいす)に分かれるが、人家の大半は竹原の方にある。北山川を挟んで三重県熊野市神川町は花知集落と向かい合っており、奥瀞橋で両者は結ばれている。この集落にも国道169号が走っており、国道沿いに竹原は開けている。
七色(なないろ)
村の東端に位置する山の斜面にある集落である。七色はさらに七色と渡(わたし)に分かれるが、七色のほうが人家は多い。七色は竹原に近い集落なのに対し、渡は七色ダムにも近い、文字通りの東端の集落である。国道169号が通る。
小松(こまつ)
村の西端にある。国道169号が通り同道の小松トンネルで奈良県十津川村の東野集落と結ばれており、その先新宮方面に道は伸びている。国道から集落までは離れており、細い道で連絡しているが、国道の開通前は小松橋という小さな橋で北山川を渡り川畑川に沿って現在の三重県熊野市の長尾方面に出るしか、この集落から車によって外に出る手段はなかった。小松は北山川の削ったわずかな傾斜面にある集落で、戸数は10戸未満といたって少なく、その住民はほとんどが林業に従事している。
人口


北山村と全国の年齢別人口分布(2005年)北山村の年齢・男女別人口分布(2005年)
■紫色 ― 北山村
■緑色 ― 日本全国■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性
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現在、技術上の問題で一時的にグラフが表示されなくなっています。

北山村(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より

隣接自治体
奈良県


吉野郡下北山村

吉野郡:十津川村

三重県


熊野市

歴史
近世
安土桃山時代


天正14年(1586年8月 - 太閤検地への反発で天正北山一揆勃発。

江戸時代

古来よりこの辺りで木材を切り出し、北山川から木材流送を行い下流の新宮で商人がそれを受け取り売るという形態でこの辺りの人々の暮らしが成り立っており、新宮との結びつきが強く江戸時代にはこの地域は紀州藩新宮領に属していた。

慶長19年(1614年12月 - 大坂冬の陣の隙を突くような形で慶長北山一揆勃発。

近代

廃藩置県で新宮が和歌山県に入ると、この村は新宮との結びつきの強さゆえに和歌山に入ることを望み、それが叶った結果、飛び地村が出来た。


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