J:COM 北九州芸術劇場
Kitakyushu Performing Arts Center
北九州芸術劇場(きたきゅうしゅうげいじゅつげきじょう)は、福岡県北九州市小倉北区のリバーウォーク北九州内にある劇場。優良ホール100選に選ばれている。 北九州芸術劇場は、かつての小倉市民会館の機能を引き継いでいる。また、青春座や飛ぶ劇場など北九州市を拠点に活動する劇団も多く、1993年に始まった北九州演劇フェスティバル(旧称:北九州演劇祭)などを開催する劇場として、北九州市に今までなかった演劇専用ホール(中劇場)が設けられた。 創設にあたっては、元「プレイガイドジャーナル」編集者で、扇町ミュージアムスクエア(閉館)プロデューサーでもあった津村卓がプロデュースを担当し、館長に就任した。 2023年3月、ジェイコム九州とネーミングライツ契約を締結し、同年4月1日より施設名が「J:COM 北九州芸術劇場」となった。期間は2030年3月末まで[2]。 リバーウォーク内にあるNHKなどとは専用回線が敷かれておらず、収録のたびに地下にわざわざ中継車を入れている。NHKが現在地で完全に業務を開始した2003年8月26日には、大ホールでNHK交響楽団の演奏会が開かれ、FM放送で全国に生中継された。 小倉市民会館は、1959年に建築家の村野藤吾の設計により建設された。建築物としては高い評価を受けていたことから廃止、取り壊しにあたっては、一部の市民から反発もあった。跡地は勝山公園の芝生広場となっている。
概要
施設
大ホール
1269席の客席を有する多目的ホール。オーケストラピット、大迫り、小迫りを備える。反響板や仮設の花道などもあり、音楽から洋舞・邦舞までの多目的使用に対応する。
中劇場
700席の演劇専用ホール。これだけがNHK北九州放送局の真上に位置する。
小劇場
平土間の多目的スペース。演劇からピアノの発表会、講演会まで多種に利用できる。
小倉市民会館
脚注[脚注の使い方]^ ⇒北九州市芸術文化施設条例
^ “ ⇒北九州芸術劇場ネーミングライツの導入について”. 北九州芸術劇場 (2023年3月31日). 2023年4月6日閲覧。
外部リンク
⇒北九州芸術劇場