北キヴ州
Province du Nord-Kivu
州
エンブレム
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}南緯0度34分 東経28度42分 / 南緯0.567度 東経28.700度 / -0.567; 28.700
北キヴ州 (きたギヴしゅう、Nord-Kivu) はコンゴ民主共和国東部の州。州都はゴマ。北にイトゥリ州、ヴィルンガ山地の東にウガンダのルウェンゾリ山地及びエドワード湖を経てキゲジ地方、南東にルワンダの北部州、西部州、キブ湖、南に南キヴ州、南西にマニエマ州、北西にツォポ州と接する。 北東にヴィルンガ国立公園、国連コンゴ派遣団の基地のあるベニ、国軍第2旅団の基地のあるブテンボ、キブ湖岸にありルワンダのギセニと隣接しているゴマは何れも東部にある。モブツ・セセ・セコ政権時代にはマニエマ州、南キヴ州と合わせてキヴ州であったが、ローラン・カビラ政権時に分割された。 主要な言語はスワヒリ語及びルワンダ語などである。ニイラゴンゴ、ベニ、マシシ、ルツル、ルベロ、ワリカレの6つの地区が置かれている。 1990年代初頭のルワンダ紛争、イトゥリ紛争
概要
歴史
2017年12月7日、北キヴ州に展開していた国際連合コンゴ民主共和国安定化派遣団 (MONUSCO) の拠点が民主同盟軍(英語版) (ADF) と思われる勢力に襲撃を受けた。襲撃によりタンザニア、コンゴなどからのPKO要員15人以上が死亡[2]。
2018年段階でも政府軍、民兵、自警団、反政府組織が入り乱れての武力紛争が激化している。州内では2018年2月、コンゴ軍が関与した紛争だけでも106人が死亡し、80人が拉致されている[3]。11月には州内でエボラ出血熱の患者数が拡大し、世界保健機構から派遣された緊急対応チームが州内の都市(ベニ)に展開したが、宿舎の目の前でPKO部隊と民主同盟軍との間で銃撃戦が発生。緊急を要する医療活動が停滞する事態となった[4]。
2019年2月27日、ブテンボに開設されていたエボラ治療センターが度重なる襲撃を受けて閉鎖。治療センターは、体制を整えて翌月3月2日に再開したが、同月9日は再び武装勢力が襲撃を行い警察官1人が死亡、医療従事者1人が負傷した。現地警察は、襲撃を掛けてきた武装集団をマイマイと断定している[5]。