北アルプス_(列車)
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名鉄特急(めいてつとっきゅう)では、名古屋鉄道(名鉄)の鉄道・軌道線で運行されている列車種別ミュースカイ」・「快速特急(2代)」・「特急」について詳述する。また、過去に設定されていた列車(超特急「あさひ」特急「北アルプス」など)や特急の変形というべき種別(「高速」、2003年3月までの「快速急行」など)についても解説する。.mw-parser-output .toclimit-2 .toclevel-1 ul,.mw-parser-output .toclimit-3 .toclevel-2 ul,.mw-parser-output .toclimit-4 .toclevel-3 ul,.mw-parser-output .toclimit-5 .toclevel-4 ul,.mw-parser-output .toclimit-6 .toclevel-5 ul,.mw-parser-output .toclimit-7 .toclevel-6 ul{display:none}
概要名鉄特急の列車種別

名鉄の「ミュースカイ (μSKY Limited Express)」・「快速特急(快速特別急行[1]:Rapid Limited Express)」・「特急(特別急行[1]:Limited Express)」列車は名古屋市と沿線各都市・空港・観光地を結ぶ路線に設定されている。このうち「ミュースカイ」は他社の全車座席指定列車に相当する「全車特別車」列車のみで運転され、「快速特急」と「特急」は基本的に特別車(指定席車両)に一般車(自由席車両)を連結した「一部特別車」(異制度混結)列車で運転される(2008年12月27日ダイヤ改正以降)。このほか、一部の「特急」列車には特別車(指定席)を連結しない「全車一般車」列車が存在する[1]。特別車へ乗車するためには、manaca・TOICAおよび、これらと相互利用が可能な交通系ICカードを含む乗車券(運賃)のほかに特別車両券(「ミューチケット」、旧称「座席指定券」)が必要である。

“特別車”と“一般車”の区別や「ミューチケット」の詳細などについては、下記「料金制度」の項を参照のこと。
運転系統
常滑線・空港線(ミュースカイ)2000系「ミュースカイ」

常滑線空港線の神宮前駅 - 中部国際空港駅間を無停車で運行し、名鉄名古屋駅と中部国際空港駅を最速28分(一部を除く)で結ぶ名鉄の最優等列車。2008年のダイヤ改正以降、名鉄で唯一の全車特別車列車である[2][注釈 1]

空港線(常滑駅 - 中部国際空港駅間)開業に伴って登場した系統で、当初は全車特別車の「快速特急」として運行されていたが、2008年12月27日改正からは2000系を使用した定期列車は停車駅にかかわらず「ミュースカイ」という新種別となった。この際、早朝に存在した全車特別車の特急もミュースカイに統合したため、元・特急の各列車は神宮前駅 - 中部国際空港駅間の特急停車駅に特別停車している[2]

2011年3月26日改正で名鉄岐阜駅 - 名鉄名古屋駅間の直通便が削減され、昼間帯は名鉄名古屋駅での折り返し運転となった。また、朝間帯に岐阜・新鵜沼方面から名古屋・中部国際空港方面への通勤対策として数本増発された。

2011年3月26日改正時点では、名古屋本線の名鉄名古屋駅 - 中部国際空港駅間と犬山線の新鵜沼駅 - 中部国際空港駅間の列車がそれぞれ1時間に1本ずつ設定されており、朝及び夕方ダイヤ以降は名鉄名古屋駅折り返し系統が名鉄岐阜駅まで延長運転を行っていた。このほか、中部国際空港行きにおいては広見線の新可児駅始発(平日3本、休日1本)[3]各務原線の三柿野駅始発(508列車1本のみ。犬山駅 - 中部国際空港駅間は新可児駅始発列車と併結)[4]の列車、さらには上下線ともに区間運行の列車もあり、夕方の下りには「新鵜沼・新可児」行きの併結列車(平日は17時から21時台、休日は17時台から20時台(空港始発時間)にそれぞれ運行)、下り最終列車には柏森駅に特別停車する神宮前発新鵜沼行きがあった[5]。その後2021年5月22日改正で三柿野駅始発や夕方下りの「新鵜沼・新可児」行き併結列車、神宮前発新鵜沼行きの設定がなくなり、犬山線系統のミュースカイもほとんどが名鉄名古屋駅 - 中部国際空港駅間の運転に短縮された[6]。他方、新型コロナウイルス感染症コロナ禍)による利用者減少に伴い、日中の一部列車の(多客時を除く)運休措置が2020年5月11日から2022年11月18日までの期間中に実施されていた[7][8][9]

お盆や年末年始などには増発や車両増結がよく行われるほか、2017年までは毎年夏に岐阜の長良川で開催される全国花火大会の日には臨時のミュースカイが名鉄岐阜駅から神宮前駅まで運転されていた。
停車駅(名古屋本線系統)[10]
名鉄岐阜駅 - 名鉄一宮駅 - 国府宮駅 - 名鉄名古屋駅 - 金山駅 - 神宮前駅 - (太田川駅) - (尾張横須賀駅) - (朝倉駅) - (新舞子駅) - (常滑駅) - 中部国際空港駅
停車駅(犬山線系統)[10]
新可児駅日本ライン今渡駅可児川駅西可児駅犬山駅(犬山駅で新鵜沼駅発の列車と増結新鵜沼駅 - 犬山遊園駅 - 犬山駅 - 江南駅 - 岩倉駅 - 名鉄名古屋駅 - 金山駅 - 神宮前駅 - (太田川駅) - (尾張横須賀駅) - (朝倉駅) - (新舞子駅) - (常滑駅) - 中部国際空港駅

( )は特別停車駅

常滑駅、新舞子駅、朝倉駅、尾張横須賀駅、太田川駅には朝間帯に設定された上り列車4本(1、3、5、7列車)が特別停車する[11]。朝倉駅と尾張横須賀駅ではホームが6両分のため、8両の場合は後ろの2両がドアカットとなる(新舞子駅は上りのみ8両対応)。

名古屋本線(快速特急・特急)1200系「パノラマsuper」

名古屋本線の全区間(名鉄岐阜駅 - 名鉄名古屋駅 - 豊橋駅間)を走破する系統であり、一般的に「本線特急」と呼ばれている。現在は基本的に岐阜発豊橋行きが「快速特急」、豊橋発岐阜行きが「特急」で運転されている[12][注釈 2]

この系統が初めに設定されたのは東西直通運転が始まった1948年5月のダイヤ改正である。以後、1965年の改正で毎時4本体制が確立し、併せて座席確保特急の運転も始まった。座席確保特急は当初国鉄乗り入れ車両のキハ8000系を使用した朝1往復のみであったが、1967年からは「座席特急」の名称で7000系・7500系・7700系使用の列車にも拡大した。

1977年3月から1990年10月までの間は、「特急」は座席指定とし、座席指定されない特急列車を「高速」と称した。昼間帯は「特急」と「高速」をそれぞれ毎時2本運転していた。

1990年10月の改正で「高速」が再び特急に統合され、一部指定席特急(1999年5月から指定席車を特別車に改称)が登場すると、昼間帯の運転はすべて一部指定席特急になった。旧特急は標準停車駅にのみ停まり(1992年から1999年までは一部が知立駅を特別通過)、旧高速は国府宮(1999年に標準停車駅に昇格)と新安城に特別停車するパターンが確立し、現行列車の原型が出来上がった。この時点では朝夕時間帯に全車指定席特急と全車一般席特急が残っていたが、1992年11月の改正でほとんどが一部指定席特急に変更され、この改正で1本だけとなった全車一般席特急は1995年4月の改正で「快速急行」(後述)に変更された。豊橋駅発着の全車指定席特急は1997年4月の改正で消滅している。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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