北の丸公園
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北の丸公園(きたのまるこうえん)は、東京都千代田区にある環境省所管の国民公園、および同公園の所在地である千代田区の町名である。旧麹町区区域内である。郵便番号は102-0091。
北の丸公園(公園)

北の丸公園
盛夏の北の丸公園

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面積193,297m2
事務所環境省皇居外苑管理事務所北の丸分室
事務所所在地東京都千代田区北の丸公園1番1号
公式サイト皇居外苑(環境省)
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詳細

名前の通り江戸城の北の丸であった場所で、現在は環境省の管理する国民公園の一つである。多くの文化施設を公園内に持ち、旧江戸城の遺構(田安門、清水門はいずれも重要文化財に指定)も多い。ビルが立ち並ぶ都心部にあって、緑が豊かな場所であり、皇居外苑日比谷公園などと並んで都会オアシス的な公園である。園内には道路があるため、自動車での乗り入れもでき、有料駐車場も備えている。散策や森林浴、ジョギングやウォーキングを楽しむ人々も多く見られる。

公園西側の堀にある石垣のわずかな隙間に、国の天然記念物に指定されている「ヒカリゴケ」が自生している。江戸城築城の際に全国から運び込まれた石垣用の岩に付着したまま持ち込まれたと考えられているが、本来高地の洞窟などでしか見ることができない貴重なであり、都心部で発見されることは極めて稀である。詳細は「江戸城跡のヒカリゴケ生育地」を参照

田安門の桜(2012年4月9日撮影)

田安門の桜(2012年4月9日撮影)

北の丸公園のの花

田安門(2009年7月13日撮影)

清水門(2010年4月5日撮影)

田安門近くから九段会館を望む

北の丸公園内に残るB29迎撃用高射砲の台座跡

千鳥ヶ淵付近の

中央の池付近の様子(2010年12月)

紅葉の北の丸公園(2010年12月)

紅葉の北の丸公園(2010年12月)

歴史

もともと太田道灌らが江戸城を築城した際に、関東の守護神でもあった築土神社(旧:田安明神)の旧地であり、のち、徳川家康が入府した際に、関東代官であった内藤清成らの屋敷となったため、代官町と呼ばれた場所である。

その後、徳川忠長徳川綱重らの屋敷を経て、明暦の大火以後は火除け地になっていたが、8代将軍である徳川吉宗が就任してからは徳川氏御三卿であった田安徳川家1731年享保16年)に、清水徳川家1759年宝暦9年)に上屋敷を構えるようになった。敷地内には御蔵地や植溜御用地、馬場などもあった。

維新後、明治政府によって近衛師団の兵営地が設置された(現在の東京国立近代美術館工芸館は、近衛師団司令部の建物を改修して利用している)。


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