化粧廻し
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出典検索?: "廻し" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2020年3月)
廻しを締めて相撲をとる力士(左・豊ノ島大樹、右・安美錦竜児

廻し[1][2][3]/回し[1][2][3](まわし、歴史的仮名遣:まはし)とは、競技神事として行われる相撲で用いられる被服の一種。ふんどしの一種であることから、相撲褌ともいう。締め込み/締込み(しめこみ)[4]ともいう。

で作られ、力士の腰部を覆い、重心部となる腰や腹を固めて身を護り、さらに力を出すために用いられる[5]。稽古廻しや幕下以下の力士、アマチュア競技者が締める廻しは雲斎木綿または帆布と呼ばれる硬い木綿布で出来ている。これは転倒時の怪我の防止と身体の保護や取組みでの技を掛けることを目的としている。[6][7][8][9]
締め方

廻しは相撲にとっては欠かせない用具であるので調製は念入りに、丁寧な取り扱いを必要とされる。締め込む際は心身共に緊張させ、邪念、汚心を去り、清明、明朗の心境を以て締め込まなければならないとされる[5]

着装の際には通常補助者を必要とし、以下の手順で着装する(アマチュア用木綿廻しの場合)。

長さは6m(青年男子用)程度、幅45cm程度の帆布(消防のホース生地などに用いられる)を四つ折りにして、前部(前袋)は二つ折りで前端を押さえて陰部を覆い、八折りにして股間を跨ぎ、その後の腰回り部分(横褌)から再び四つ折りにして左回りに身体に3?4回巻き付けて、最後に後端を八折りにして縦褌(たてみつ)に巻き付けて結ぶ。基本は前垂れ式の六尺褌の締め方に似ているが前垂れは畳んで横褌に挟み込み、わずかに覗かせるだけである。補助者は、後立褌の下に巻き終わりの先端を通して上に引っ張り上げる。着装者は腰を落とし締め上げる。ここを疎かにすると競技中に廻しが解けてしまう原因となる。ただし体に負担が掛かるほど締め上げる必要はない。解く時はその逆となる。

長さは自分のウエストの約7?10倍の長さとされ[* 1]、4.5m?9m程度と個人の体型によって異なる。主に白色が多いが、一部では黒色や水色等がアマチュア相撲競技者の間で用いられている[* 2]。大相撲に於ける廻しの色に関しては後述する。

着装時には下に何も着けないことが原則であるが、力士の場合は化粧廻しを締める際には下に六尺褌を締めているといわれる[10]

廻しは確実に締め込まなければならない。「ゆるふん」は故意に相手を不利に陥れようとする狡猾なる手段として、相撲道に反する最も戒むべき行為であるとされている[5]
取り扱い

新品の廻しはが効いていて、非常に堅く、稽古を通して発汗する汗を吸い込むことで身体に馴染むようになる。廻しに付く汗や泥の汚れが各競技者で違うことで廻しの使用者の特徴が出てくる。このため、相撲道場などで干し掛けられた各競技者の廻しの中から容易に自分の廻しを見分けることができると言われている。

締め込みは材質の問題から、洗濯を重ねると生地がへたって廻しの持つ身体の保護機能を失ってしまうため、また験担ぎ(げんかつぎ)の意味からも、廻しは基本的に洗濯をしない。ただし、木綿製のものは新品だと型崩れ防止のため洗濯糊で糊付けされている場合があるので、これを落とすために洗うことがある。一度洗って糊を落とすかまたは何も処理せずに使い始めるかに関しては、各競技者の好みの問題でもある。大相撲の場合は、折りたたみ以降の工程を容易にする目的で、新品の廻しを柔軟剤を入れた湯で(通常1 - 3時間程度)煮込むことも行われており、煮込んだあとは灰汁を洗い流してから天日干しする[11]。その他、自分の師匠が亡くなった時だけは例外的に廻しを洗濯することが認められている。

洗濯しない理由は、特に安価な木綿廻しの場合、使用に耐えないほどの汚れの場合には廃棄して新調してしまうからという側面もある。洗濯を実施している相撲教室などもある。

洗濯しないからと言って湿ったまま放置して良い訳ではなく、使用後は泥を落として日の当たらない場所に干す[12]。前袋、立褌になったところの内側(陰部が当たっていたところ)を消毒用アルコールで清拭することもある。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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