化物語
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化物語
ジャンル青春怪異小説
小説
著者西尾維新
イラストVOFAN
出版社講談社
掲載誌メフィスト
レーベル講談社BOX
発売日上:2006年11月2日
下:2006年12月5日
連載期間2005年9月号 - 2006年5月号
巻数全2巻
話数全5話
アニメ
原作西尾維新
監督新房昭之
シリーズディレクター尾石達也
シリーズ構成東冨耶子、新房昭之
脚本木澤行人、中本宗応
キャラクターデザイン渡辺明夫
音楽神前暁
アニメーション制作シャフト
製作アニプレックス講談社、シャフト
放送局放送局参照
放送期間テレビ放送:
2009年7月3日 - 9月25日
web配信:
2009年11月3日 - 2010年6月25日
話数全15話[注 1]
漫画
原作・原案など西尾維新
作画大暮維人
出版社講談社
巻数全22巻
関連作品


総合記事:〈物語〉シリーズ

次作:傷物語(2008年)

ゲーム:化物語 ポータブル(2012年)

ゲーム:チュウニズム(2015年)アニメ版の楽曲を収録

テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ漫画
ポータル文学アニメ漫画

『化物語』(バケモノガタリ)は、西尾維新によるファンタジー小説〈物語〉シリーズ第1弾(通巻1、2巻目)として講談社BOX講談社)より上巻が2006年11月に、下巻が2006年12月に刊行された。イラストVOFANが担当している。2009年にテレビアニメ化、2012年には『化物語 ポータブル』としてゲーム化、2018年に漫画化された。
概要

『化物語』は21世紀初頭で日本の田舎町を舞台に高校生の阿良々木暦が「怪異(かいい)」に関わった少女達と出会い、その怪異にまつわる事件を解決していく物語。作者の西尾は「とにかく馬鹿な掛け合いに満ちた楽しげな小説を書きたかった[1]」と語っており、ギャグやパロディ、メタ視点を交えた登場人物同士の会話に多くのページが割かれているのが特徴。

上下巻構成になっており、上巻は『メフィスト』(講談社)2005年9月号から2006年5月号まで連載された第一話「ひたぎクラブ」、第二話「まよいマイマイ」、第三話「するがモンキー」を、下巻はBOX書き下ろしの第四話「なでこスネイク」、第五話「つばさキャット」を収録している。

パッケージイラストは上巻は戦場ヶ原ひたぎ、下巻は羽川翼が描かれている。
あらすじ高校3年生の阿良々木暦は春休みにとんでもない『事件』に巻き込まれて以来、人とは少しだけ異なった部分があった。『事件』を通じて親しくなったクラス委員長の羽川翼と共に文化祭の準備をしていた5月のある日、ひょんなことから2年間ろくに会話すらしたことがない病弱なクラスメイト戦場ヶ原ひたぎの秘密を知る。彼女には、およそ体重と呼べるものがほとんど無かったのである。暦は秘密を知った日の放課後、ひたぎから秘密をばらさないようにと猟奇的な脅しを受け、口許をホチキスで刺される。それにもめげずに彼女の問題解決に対する協力を申し出る。暦は事件の後遺症として他人よりも異常に傷の治りが早くなっており、ひたぎの負わせた傷もすっかり塞がっていた。ひたぎによると、2年前に1匹の不思議な蟹に出会い、重さを根こそぎ持っていかれたのだという。彼女の体重は平均的な体格にもかかわらず5kgしかなかった。春休みに遭遇した事件解決に際し、暦と翼は怪異に詳しい忍野メメという風来坊のオッサンの力を借りた。暦とひたぎはメメに相談するため、彼がねぐらにしている学習塾跡の廃墟ビルに向かう。メメはそこで金髪の少女で『吸血鬼の成れの果て』という忍野忍と暮らしていた。「助けるんじゃない。君が勝手に助かるんだ。ボクは力を貸すだけだ」と語るメメ。メメによるとひたぎの体重を奪った蟹もやはり怪異であるという。ひたぎはメメの力を借り、自分の体重を奪った怪異と再会するのだが、それには彼女自身が抱え持つ別の問題が関係していた。『事件』の影響から怪異に纏わり付かれるようになった暦。暦に助けられて以降、毒舌ツンデレながら好意を抱くようになるひたぎ。しかし、暦とひたぎが親しくなったことで暦の周囲は再び慌ただしくなっていった。
登場キャラクター

「声」は アニメ版における担当声優。詳細は「〈物語〉シリーズ#登場人物」を参照
阿良々木 暦(あららぎ こよみ)
声 - 神谷浩史[2]本作の主人公。私立直江津高校三年生の男子生徒でクラスの副委員長。春休み中、吸血鬼キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードと遭遇し、眷属にされた後遺症で怪我の治りが非常に早い。また眷属としてかつて保持していた力とは比べものにならないが忍に血を吸わせることで常人離れした戦闘能力を発揮する。基本的には健全な男子高校生でウブかつ奥手。対人関係は基本的に苦手で翼以外に友達はいない。女子のこと(女心)はまったくわかっていない。根っからの「お人良し」で関わった事には最後まで責任を負う。アニメではアホ毛が特徴で心象を表現するのに使われる(疑問に思った時はアホ毛がクエスチョンマークになる)。
戦場ヶ原 ひたぎ(せんじょうがはら ひたぎ)
声 - 斎藤千和[2]本作全体のメインヒロイン。暦とは同じクラスだが友達はおらず、体育の時間にはいつも休んでいる。中学時代は陸上部のエースだったが病気を抱えてからは性格までもが一変した。元々は資産家の令嬢だったが、母親が新興宗教にハマり散財した挙句に家出。現在は安アパート暮らしの父子家庭。実は相当の毒舌家で、自他共に認めるツンデレ。逆に普通の男女交際がどのようなものか分からず、正しい誘い文句がわからず悪戦苦闘している。当初、暦は「ツンドラ」と感想をもっていた。過去のトラウマで、ある事柄に関しては克服できていない。


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