勹
康熙字典 214 部首
力部勹部匕部
1一h丶丿乙亅2二亠人儿入八冂
冖冫几凵刀力勹
康熙字典214部首では20番目に置かれる(2画の14番目)。 勹部には「勹」を筆画の一部として持つ漢字を分類している。 字源としては、「包」「匍」「旬」「句」「勺」「匁」「勿」に含まれる「勹」はすべて異なる起源から生まれた筆画形状である。「旬」「句」は勹部に属さず日部・口部に属する。「包」における「勹」は子を抱く人、「匍」「匐」における「勹」は伏せた人を意味する。「勺」「勿」は象形文字で、「匁」と共に伏せた人や「包」の略体としての「勹」とは字源上関係なく、楷書の筆画上便宜的に「勹」を抽出しているだけである。 後代の辞書に残る「勹」という文字は、「包」の略体である。「包」という字自体は人が子を抱く様子を象る[1]。
概要
部首の通称
日本:つつみがまえ
中国:包字頭
韓国:????(ssal po mom bu、つつむ勹の構の部)
英米:Radical Wrap
部首字
中古漢語
広韻 - 布交切
詩韻 - 肴韻、平声
三十六字母 - ?母
現代漢語
普通話 - ピンイン:b?o 注音: ?? ウェード式:pao1
広東語 - Jyutping:baau1
日本語 - 音:ホウ(ハウ)/ 訓:つつむ
朝鮮語 - 音:?(po) / 訓:?(ssal、包む)
小篆
例字
包・匍・匐
勺・匁・勿
芻
脚注^ 謝明文 「釈甲骨文中的“抱”――兼論“包”字」 『中国書法』2015年第22期 131-135頁。
?玉斌 「殷商文字与戦国文字互証両例」 “戦国文字研究的回顧与展望”国際学術研討会、2015年12月13日。