日本の政治家勝目 康かつめ やすし
生年月日 (1974-05-17) 1974年5月17日(50歳)
出生地 日本 京都府京都市中京区
出身校東京大学法学部
前職国家公務員(自治省・総務省)
所属政党自由民主党(無派閥)
公式サイト勝目やすし(勝目康)
勝目 康(かつめ やすし、1974年(昭和49年)5月17日 - )は、日本の政治家、元自治・総務官僚。自由民主党所属の衆議院議員(1期)。 京都府京都市上京区で医院を開業する父の長男として生まれる[2]。洛星中学・高等学校、東京大学法学部を卒業後、1997年に自治省(現:総務省)に入省。行政局公務員部給与課[3]。同年8月、新潟県総務部地方課。フランスの日本大使館勤務や内閣官房副長官秘書官を経て、2017年より3年間京都府に出向し、府民生活部長、府総務部長を務めた[4]。 2021年7月4日に総務省を退職。同日、引退を表明した自由民主党の伊吹文明衆議院議員の後継として[5]次期衆院選に京都1区から立候補すると表明[6]。同年10月31日の第49回衆議院議員総選挙で初当選した[7][8]。ただし当選後に伊吹が所属していた志帥会(二階派)に所属せず、無派閥である。 2021年12月15日、京都府警は、衆院選で勝目の陣営の一員だった京都府議会議員の岸本裕一を公職選挙法違反の疑いで書類送検した。岸本は10月12日、衆院選期間中に有権者へ電話で投票を呼び掛ける選挙運動の報酬として、運動員3人に時給1000円を支払う約束をしたとされる[12]。岸本は同日、京都府議会議員を辞職した他、自民党に離党届を提出し受理された。12月27日に京都区検は岸本を公選法違反の罪で略式起訴し、同日、京都簡易裁判所が罰金50万円の略式命令を出した[13]。 当落選挙執行日選挙区政党得票数得票率定数得票順位
来歴
政策・主張
憲法問題
憲法改正について、2021年のアンケートで「賛成」と回答[9]。
憲法9条への自衛隊の明記について、2021年のアンケートで「賛成」と回答[10]。
改正すべき項目として「自衛隊の保持を明記する」「集団的自衛権の保持を明記する」「教育の充実に向けた環境整備を行う旨を明記する」「各都道府県から必ず1人は参議院議員を選出するよう明記する」「緊急事態に関する条項を新設する」と主張[11]。
ジェンダー問題
選択的夫婦別姓制度の導入について、2021年のアンケートで「どちらかといえば反対」と回答[9]。
同性婚を可能とする法改正について、2021年のアンケートで「どちらかといえば反対」と回答[10]。
「LGBTなど性的少数者をめぐる理解増進法案を早期に成立させるべきか」との問題提起に対し、「どちらかといえば反対」と回答[9]。
クオータ制の導入について、2021年のアンケートで「どちらかといえば反対」と回答[10]。
その他
「原子力発電への依存度について今後どうするべきか」との問題提起に対し、2021年のアンケートで「下げるべき」と回答[10]。
「他国からの攻撃が予想される場合には敵基地攻撃もためらうべきではない」との問題提起に対し、「どちらかといえば賛成」と回答[9]。
不祥事
公職選挙法違反問題
所属団体・議員連盟
自民党たばこ議員連盟[14]
選挙歴
/候補者数政党内比例順位
/政党当選者数
当第49回衆議院議員総選挙2021年10月31日京都府第1区自由民主党8万6238票40.40%11/3/
脚注^ 令和3年11月2日京都府選挙管理委員会告示第63号(衆議院小選挙区選出議員選挙において当選した当選人の住所及び氏名並びに当該当選人に係る候補者届出政党の名称)
^ “【京都1区】候補者の公約と横顔 衆院選 京都”
^ 活躍の場は地方へ
^ “衆院選京都1区 候補者の横顔”. 産経新聞. (2021年10月21日). https://www.sankei.com/article/20211021-LDJ2KRLQPBJJBNMJEL3TRQPKQ4/ 2021年11月23日閲覧。
^ ⇒総選挙に立候補せず 志は「勝目やすし」さんに託す(いぶき文明公式ウェブサイト) - 2021年11月11日閲覧
^ “衆院選・1区 自民、勝目氏擁立へ 「元気な日本つくる」 /京都”. 毎日新聞. (2021年7月5日). https://mainichi.jp/articles/20210705/ddl/k26/010/139000c 2021年11月23日閲覧。
^ “自民・勝目康氏が当選決める、共産・穀田恵二氏らを破る…京都1区”. 読売新聞. (2021年10月31日). https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20211029-OYT1T50546/ 2021年11月23日閲覧。
^ “衆議院選挙2021 京都(福知山・舞鶴など)開票速報・選挙結果”. 衆議院選挙2021特設サイト. NHK. 2021年11月1日閲覧。
^ a b c d “勝目康”. 朝日・東大谷口研究室共同調査 - 2021衆議院選挙. 朝日新聞社. 2021年10月22日閲覧。
^ a b c d “京都1区”. NHK 衆議院選挙2021 候補者アンケート. 2021年10月21日閲覧。
^ “憲法改正 改正すべき項目”. 朝日・東大谷口研究室共同調査 - 2021衆議院選挙. 朝日新聞社. 2021年10月22日閲覧。