勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う
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勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、
最強種の猫耳少女と出会う
ジャンル
ファンタジー[1]動物 [2]
小説
著者深山鈴
イラストホトソウカ
出版社講談社
掲載サイト小説家になろう
レーベルKラノベブックス
連載期間2018年6月11日 -
刊行期間2019年5月2日 -
巻数既刊8巻(2022年7月現在)
漫画
原作・原案など深山鈴(原作)
ホトソウカ(キャラクター原案)
作画茂村モト
出版社スクウェア・エニックス
掲載サイトマンガUP!
レーベルガンガンコミックスUP!
発表期間2019年1月29日 -
巻数既刊8巻(2023年9月現在)
アニメ
原作深山鈴、茂村モト
監督濁川敦
シリーズ構成あおしまたかし
キャラクターデザイン山本周平
音楽林ゆうき、桶狭間ありさ、近谷直之
アニメーション制作EMTスクエアード
製作「ビーストテイマー」製作委員会
放送局TOKYO MX ほか
放送期間2022年10月2日 - 12月25日
話数全13話
テンプレート - ノート
プロジェクトライトノベル漫画アニメ
ポータルライトノベル漫画アニメ

『勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う』(ゆうしゃパーティーをついほうされたビーストテイマー さいきょうしゅのねこみみしょうじょとであう)は、深山鈴による日本ライトノベルイラストはホトソウカが担当している。小説家になろうにて2018年6月から連載中で、Kラノベブックス講談社)より2019年5月から刊行されている。略称は「ビステマ」[2]

メディアミックスとして、茂村モトによるコミカライズが『マンガUP!』(スクウェア・エニックス)にて2019年1月から連載中で[3]テレビアニメが2022年10月から12月まで放送された[4]
あらすじ

動物の力を使役するビーストテイマーのレインは、サポート役として勇者パーティーに所属していたが、ある時役立たず呼ばわりされて解雇される。心機一転して冒険者になることを決意し、ギルドから課された試験中に、他の種族よりも圧倒的な強さを持つ通称最強種の一角である猫霊族の少女カナデと出会う。カナデと契約したことがきっかけで、レインの能力の高さが明らかになっていく。最強種とは人間を遥かに凌駕する力を持っており、レインは様々な最強種と契約することで新たな力を手に入れていく。
登場人物

声の項はテレビアニメ版の声優
レイン一行
レイン・シュラウド
声 -
千葉翔也[4]本作の主人公。ビーストテイマーの青年[5]で、簡易的な契約で一時的に使役する仮契約と、血を使った魔法陣や詠唱を用いて長期間使役する本契約を駆使し、契約した動物を戦わせる。インセクトテイマーの訓練も一時期したことがあり、昆虫の使役も可能[注 1]。度の過ぎたお人好しで、カナデたちから好意を寄せられている。元々は南大陸の出身。家族は父と母の二人で、共にビーストテイマーであったため物心ついた時に自然とビーストテイマーの技術を学んでおり、他の職業になることは当時考えることすらなかった。その後魔物に故郷を滅ぼされて両親と死別。レイン自身は使役の特訓で村を離れていたため一人だけ生き残り、異変に気づいた冒険者が駆けつけ保護された。その後は自分を保護した冒険者の知り合いの宿で住み込みで働かせてもらっていた。当時は生きるのに精一杯で復讐などを考えてる余裕はなかったが、アリオスのパーティーに誘われた際は過去に魔物に故郷を滅ぼされた事から人の役に立ちたいと考えるようになり即答で了承し、アリオスのパーティーに同行して中央大陸に移動する。パーティ追放後は契約した最強種たちと共に冒険者として活躍し、ホライズンの街を襲った魔族を倒したことから「ホライズンの英雄」と呼ばれるようになる。元々は動物達に仕事を頼む事が中心で自分は何も出来ず、それが原因でアリオス率いる勇者パーティーも追放されている。しかし、実は通常1匹の動物を操るのが限界となっているのがビーストテイマーであるのに対し、レインの場合は何十匹といった膨大な数の動物達を同時に操る事が可能なうえ「指定した物を指定した場所に集める」などの複雑な命令を動物に理解させ、「同化」や「ブースト」などのビーストテイマー固有の魔法を使い、通常はそもそも契約自体が不可能な最強種を、それも複数と本契約が出来るなど、ビーストテイマーとしては間違いなく「天才」に相応しい才能の持ち主。ただし本人は常に自己評価が低くビーストテイマーなら出来て当然と思い込んでおり、周囲からよく突っ込みを受けている。ビーストテイマーは自分自身よりも強力な個体と契約することに成功すると、自分の力も相手に合わせて強化される特性がある。これによりカナデと契約したことで身体能力が上がり、自ら直接戦闘に参戦する様にもなった。カナデと出会った際、キラータイガーに唯一の武器である短剣を壊されており、ガンツに短剣を作ってもらうまでは素手と魔法のファイアボール、そして本領である動物の使役で戦っている。複数の最強種と本契約を行い自分の能力が次々強化されることに対して、カナデ達は勇者と同じ「限界突破」の力を持っているのではないかと考察している。これが真実の場合彼も勇者の血筋を持つということになるが、実際にAランク昇格試験で王都に行った際、彼が勇者の血筋の分家であることが判明した。
魔法一覧

ファイアボール
火球を一発発射する。当初は拳大サイズの小さなものだったが、タニアとの契約により魔力量が増大したため、自分よりも巨大な火球を撃てるようになった。
ファイアボール・マルチショット
火球を複数同時に発射する。本来人間が扱えるものではなく精霊族専用の魔法だが、ソラとの契約により高度な魔力コントロール技術を得たため扱えるようになった。
ヒール
怪我を治す。
同化
テイムした生物に憑依し、直接操る。憑依中は自分自身の体は無防備になるため、誰かに守ってもらう必要がある。
ブースト
対象を一時的に強化する。テイムした生物だけでなく自分自身にも使用可能。
カナデ
声 - 和氣あず未[4]本作のメインヒロイン。陽気な性格の、猫の耳と尻尾が生えている猫霊族の少女[5]。猫霊族は魔法は不得意だが身体能力が格段に高い種族であり、素手による近接戦闘を得意とする。レインは猫霊族が最強種の中で一番野生に近いことで勘が鋭く相手を見抜く力に優れていると考え、友好的かどうかわからない不審な相手にはカナデの勘を頼りに判断を仰いでいる。山奥に隠れる生活に嫌気がさし里から旅立ったものの食糧が切れ、空腹の中魔物に襲われていたところをレインに助けられ、ついていくことを決意。更にレインのビーストテイマーとしての才能を勘で察知してレインと本契約を行い、行動を共にしている。レインはカナデと契約したことで「身体能力強化」を習得し、猫霊族と同等の身体能力を手に入れた。最強種という通称が付く種族の中でも猫霊族は特に希少な種族であり、金や名誉目的に身柄やおこぼれを狙う者が多く、人間不信になりかけていた。そんな時に純粋な善意でレインに助けられたことと、盗賊に率先して立ち向かう姿に惚れたため、レインを恋愛対象として見ている。好物は。打撃攻撃が効かないという理由で幽霊が苦手。
タニア
声 - 大久保瑠美[4]本作のヒロインの1人。強気な性格の、竜の角と尻尾が生えている竜族の少女[4]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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