加茂駅_(京都府)
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加茂駅
駅舎とバスターミナル(2012年11月)
かも
Kamo

笠置 (6.7 km) (6.0 km) 木津 JR-Q38►

所在地京都府木津川市加茂町駅西一丁目6-3.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度45分9.76秒 東経135度52分11.27秒 / 北緯34.7527111度 東経135.8697972度 / 34.7527111; 135.8697972 (加茂駅)座標: 北緯34度45分9.76秒 東経135度52分11.27秒 / 北緯34.7527111度 東経135.8697972度 / 34.7527111; 135.8697972 (加茂駅)
駅番号JR-Q39
所属事業者西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 関西本線
(当駅よりJR難波方は 大和路線
キロ程120.9 km(名古屋起点)
亀山から61.0 km
電報略号カモ
駅構造地上駅橋上駅[1]
ホーム2面3線[1]
乗車人員
-統計年度-2,208人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日1897年明治30年)11月11日[2]
備考直営駅
みどりの券売機プラス設置駅
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加茂駅(かもえき)は、京都府木津川市加茂町駅西一丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)関西本線である。駅番号はJR-Q39。
概要

1897年明治30年)に奈良経由で大阪と名古屋を結ぶ関西鉄道の駅として開業した。私鉄であった関西鉄道は、官設の東海道本線と競争関係にあったが、1907年(明治40年)に国有化され関西本線となった。その後、日本国有鉄道(国鉄)を経て、1987年昭和62年)JR西日本の駅となる。

国鉄時代は当駅は非電化であったが、JR西日本となった翌年の1988年(昭和63年)3月、木津駅から当駅までの電化が完成し、当駅は電化区間(JR難波駅方面)と、非電化区間(亀山駅名古屋駅方面)の境界駅としての位置づけが与えられ、同時に電化区間には「大和路線」の愛称が付けられた[1]。現在は当駅を跨いで運行される列車は存在しない。

これ以降も関西本線単独駅であることは変わらないが、案内上では、当駅から亀山方面を「関西線」、奈良・天王寺方面を「大和路線」と呼称を分けており、車内放送でも当駅が「大和路線」と「関西線」の乗換駅として扱われている。

なお信越本線加茂駅と区別するため、切符には「(関)加茂」と印字される。
歴史

関西鉄道時代の一時期は、当駅が現在における関西本線と片町線の接続駅の役割を果たしていたが、1907年明治40年)の当駅 - 奈良駅間の新線切り替え(木津駅 - 奈良駅間は奈良鉄道から承継した路線の一部)の際に、その役割を木津駅に譲った。

加茂駅 - 木津駅間電化開業に伴う1988年(昭和63年)3月13日のダイヤ改正で、当駅から大和路線大阪環状線への直通列車が設定された。
年表

1897年明治30年)11月11日関西鉄道の路線として伊賀上野駅 - 当駅間が開通した際に、同社の駅(一般駅)として開業[2]

1898年(明治31年)

4月19日:関西鉄道線が当駅から大仏駅まで延伸され途中駅となる[3]。大仏線、大仏鉄道などと通称された。

11月18日:関西鉄道線が当駅から新木津駅まで延伸。現在の片町線にあたる区間と接続する[3]


1907年(明治40年)

8月21日:当駅から木津駅への新線が開通し[2]、当駅 - 奈良間は大仏駅廻りの旧線から、現在の木津駅廻りのルートに切り替えられ、現在の片町線にあたる区間への接続も木津駅に集約される。これに伴い当駅 - 大仏 - 奈良間、当駅 - 新木津間が同日付で休止[3](同年11月1日を以って正式廃止)。

10月1日:関西鉄道が国有化[2]。国有鉄道の駅となる。


1909年(明治42年)10月12日線路名称設定により、関西本線の所属となる[4]

1974年昭和49年)3月16日:貨物営業廃止(旅客駅となる)[2]

1984年(昭和59年)10月20日荷物扱い廃止[2]

1987年(昭和62年)4月1日国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[2]

1988年(昭和63年)3月13日:路線愛称の制定により、関西本線の当駅 - 湊町駅(現在のJR難波駅)間で「大和路線」の愛称を使用開始。木津駅 - 当駅間が電化される。

1992年平成4年)11月1日みどりの窓口営業開始。

1998年(平成10年)8月5日自動改札機を設置し、供用開始[5]

1999年(平成11年)12月21日:橋上駅舎使用開始および現在のホーム配置に改築[6](以前は、駅本屋前の単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の構造だった)。

2003年(平成15年)11月1日:奈良駅方面においてICカードICOCA」の利用が可能となる。

2006年(平成18年)3月17日:この日限りで急行かすがが廃止され、関西本線の電化区間と非電化区間をまたぐ定期列車が消滅(※急行かすがは当駅を通過する)。

2009年(平成21年)10月4日大阪環状・大和路線運行管理システム導入。

2011年(平成23年)3月12日:ダイヤ改正で大和路快速が日中毎時3本から4本に増発されたが、奈良駅 - 当駅間は逆に毎時2本に削減され、当駅発着の本数が減少。

2016年(平成28年)

6月26日:みどりの窓口営業終了。

6月27日みどりの券売機プラス営業開始。


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