加来耕三
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加来 耕三
(かく こうぞう)
ペンネーム.mw-parser-output ruby.large{font-size:250%}.mw-parser-output ruby.large>rt,.mw-parser-output ruby.large>rtc{font-size:.3em}.mw-parser-output ruby>rt,.mw-parser-output ruby>rtc{font-feature-settings:"ruby"1}.mw-parser-output ruby.yomigana>rt{font-feature-settings:"ruby"0}静霞 薫(しずか かおる)、逢河 信彦(あいかわ のぶひこ)
誕生 (1958-10-29) 1958年10月29日(65歳)
大阪府大阪市
職業歴史家作家
言語日本語
国籍 日本
教育歴史学
最終学歴奈良大学
活動期間1983年 -
ジャンル歴史小説時代小説ノンフィクション
主題歴史的に正しく評価されていない人物、組織の復権
デビュー作『真説 上野彰義隊 慶応四年の知られざる日々』(1984年)
活動期間1983年 -
所属三桂
公式サイト加来耕三 official website
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加来 耕三(かく こうぞう、本名:川崎 耕一、1958年昭和33年〉10月29日 - )は、日本歴史家作家。血液型O型。(株)加来耕三事務所代表。所属事務所は三桂。静霞 薫(しずか かおる)、逢河 信彦(あいかわ のぶひこ)というペンネームで、それぞれテレビアニメの原作者、マンガ評論家としても活動している。
来歴

1958年(昭和33年)10月29日、大阪府大阪市で生まれる[1]1981年(昭和56年)、奈良大学文学部史学科卒業後[2]、同大学文学部研究員として2年間勤務し[2]1983年(昭和58年)より執筆活動を始める。テーマは歴史的に正しく評価されていない人物、組織の復権に定める。

古流剣術タイ捨流免許皆伝[3]合気道四段[4]。川崎家は東軍流宗家であったが、加来耕三の祖父が第二次世界大戦で戦死したために、一子相伝の奥義のみ伝承されなくなった。それ以外の技法は、祖父の弟子たちからすべて学び、現在初伝、中伝、奥伝にあたる部分のみを伝承している。東軍流17代宗家[4]として『東軍流兵法史』を監修している。

講演活動やテレビ番組ラジオ番組などの出演も数多くこなし、テレビ番組では「堂々日本史」「タモリのヒストリーX」「アインシュタインの眼」「とことん歴史紀行」「知ってるつもり?!」「午後は○○おもいッきりテレビ」などの監修、時代考証、構成も手掛けた[5]2009年平成21年)10月より、地方ラジオ局向けに『加来耕三のSAMURAIヒストリアス』が放送開始。自身のラジオ番組「加来耕三が柳川で大河ドラマをつくってみた 超拡大!放送尺22倍SP」は、2019年度の第57回ギャラクシー賞でラジオ部門優秀賞を受賞した[6]

鹿児島県では南日本放送と関わる仕事も多く、同社のテレビやラジオの様々な番組に出演している。2018年(平成30年)に放送された明治維新150周年の関連番組では、元旦から12月27日までの月曜から金曜の週5日、テレビとラジオでほぼ同時刻に放送されていたコーナー「幕末維新ニュース」や[7]、同年元旦から12月28日までの月曜から金曜の週5日、ラジオで放送されていた5分枠の番組「薩摩の教え?歴史の力を未来のチカラへ?」において監修を行い、時には自身も出演した[8]。また、南日本放送が榎木孝明を招いてテレビユー山形と共同制作した「薩摩と庄内を結ぶ西郷の教え」や、南日本放送がタカアンドトシ前園真聖らを招いて北海道放送と共同制作した「タカアンドトシ150の新発見」に出演した。2016年(平成28年)からは、薩長同盟が結ばれてから150年を記念し開始された、南日本放送とテレビ山口との共同制作番組で、第1弾からは松村邦洋も、第2弾からはキンボシの西田淳裕も毎回出演している「おもしろ○○○○」シリーズ[注釈 1]にも出演。

また、南日本放送も協力する歴史イベントでは、維新ふるさと館において、2013年(平成25年)からほぼ毎年開催され、桂竹丸による歴史関連の新作落語やトークショーが行われる「新春寄席」において[9]、2018年(平成30年)の第6回から毎回、講演や維新ふるさと館元特別顧問の福田賢治も交えた3人でのトークショーを行っているほか、鹿児島県のイベントや鹿児島銀行のイベントなどにも出演している。

MBCニューズナウ内で放送された「幕末維新ニュース」は、夕方のニュース番組で放送されたコーナーとしては異例である視聴率18%を記録しており、2018年(平成30年)6月22日には南日本放送より「放送功労賞」が加来に授与された[10]

観光大使としては、2018年(平成30年)2月20日に、東京都港区PR役を担う「港区観光大使」に[11]2019年令和元年)5月17日には、鹿児島県のPR役を担う「薩摩大使」に[12]、2019年(令和元年)9月2日には、福岡県柳川市のPR役を担う「柳川市観光大使」に就任しており[13]、他にも福井県の「ふくいブランド大使」にも就任している[13]

このほか、『歴史研究』編集委員、内外情勢調査会、地方行財政調査会、外交知識普及会、政経懇話会、中小企業大学校などの講師を務めた[2]
著書

『真説 上野
彰義隊 慶応四年の知られざる日々』(NGS)1984 のち中公文庫

大久保利通と官僚機構』講談社 1987

武田信玄と無敵軍団 必勝不敗のメカニズム』(講談社)1987

山本勘助・必勝の兵法 ビジネスに活かす77のノウハウ』(PHP研究所)1988

『天の子天草四郎叢文社 1988

『京阪線歴史散歩』鷹書房(史跡をたずねて各駅停車) 1988

織田信長 果断と独創 戦国武将の経営戦略』(立風書房)1988

住友が生かした信玄の家訓』二見書房 1988

三和銀行が活かした秀吉の着想力』二見書房 1988

勝海舟坂本龍馬』講談社 1989 のちPHP文庫学研M文庫

千利休・その生と死 「茶聖」と呼ばれた男の心の軌跡』(PHP研究所)1989

『あえて写道にいきる 角田蒼児と50人の物語』NGS 1989

『日本人は何を失したのか 西郷隆盛が遺したこと』(講談社)1990

『西郷隆盛 幕末・明治の風雲』世界文化社 1990

『魅力あるリーダーとは 歴史の中の肖像』日本経済新聞社 1990

『戦国おもしろ意外史 織田信長99の謎』二見書房 (二見wai wai文庫)1990

『ドイツを読めば日本がみえる』二見書房 1991

『歴史組織学 「小さな力」を「大きな力」に変える!』(かんき出版)1991

『突破できない難問はない 歴史に見る人生ちょっといい話』(PHP研究所)1991

『三国志おもしろ意外史 諸葛孔明99の謎』二見書房(二見wai wai文庫)1991 『<三国志の謎>徹底検証 諸葛孔明の真実』講談社文庫


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