劇場版_仮面ライダービルド_Be_The_One
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劇場版 仮面ライダービルド
Be The One
監督上堀内佳寿也
脚本武藤将吾
原作石ノ森章太郎
製作

大森敬仁東映

谷中寿成(東映)

井上千尋(テレビ朝日

菅野あゆみ

古谷大輔アサツー ディ・ケイ

製作総指揮佐々木基(テレビ朝日)
出演者

犬飼貴丈

赤楚衛二

高田夏帆

滝裕可里

武田航平

水上剣星

越智友己

藤井隆

松井玲奈

前川泰之

勝村政信

音楽川井憲次
主題歌Beverly「Everlasting Sky」
撮影植竹篤史
編集金田昌吉
制作会社東映テレビ・プロダクション
製作会社劇場版「ビルド・ルパパト」製作委員会
配給東映[注釈 1]
公開2018年8月4日
上映時間66分
製作国 日本
言語日本語
興行収入10.2億円[1]
前作

仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判(仮面ライダー前作)

仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー(ビルド前作)

次作平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER
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『劇場版 仮面ライダービルド Be The One』(げきじょうばん かめんライダービルド ビー ザ ワン)は、2018年8月4日より東映系で公開された日本の映画作品。同時上映作品は『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー en film』。

キャッチコピーは「さぁ、最後の実験をはじめようか[2]」「未来を創る、ただひとつの答え。[3]」「奇跡を創る法則は、二人の絆。[4]」。
概要

特撮テレビドラマ仮面ライダーシリーズの『仮面ライダービルド』の単独映画作品[5]石ノ森章太郎生誕80周年と銘打っている。時系列上ではテレビシリーズ第45話と第46話の間の話となっている[6][7]。本作品では、ラストパンドラパネルホワイトが創った新世界の一端が先行披露される[8]

前年までと同様に次回作の主役ライダーの先行登場も踏襲されており、『仮面ライダージオウ』から仮面ライダージオウがテレビシリーズの放送開始に先駆けて登場する[出典 1]ほか、『ジオウ』のクロスオーバー要素も兼ねて『ビルド』以前の平成ライダーと一部の怪人も登場する[8]。ただし、それらのゲストキャラクターはエンドロール後のエピローグのみの登場であり、ストーリーそのものには一切関与していない。

8月4、5日の2日間の興行収入は2億6,000万円、動員数は21万人を突破している[12]
あらすじ

愛と平和のために桐生戦兎 / 仮面ライダービルドがエボルトと激闘を繰り広げている中、伊能賢剛率いるブラッド族が暗躍を始める。東都、西都、北都の都知事になったブラッド族はエボルトに代わって地球滅亡を企み、邪魔なビルドを倒すためにビルド殲滅計画を始動し、日本の全国民を洗脳して暴徒化させてビルドを襲わせる。それにより、戦兎の仲間である石動美空と滝川紗羽も敵と化したうえ、猿渡一海 / 仮面ライダーグリスと氷室幻徳 / 仮面ライダーローグも捕まったばかりでなく、戦兎の相棒である万丈龍我 / 仮面ライダークローズもブラッド族の手先になってしまう。

龍我が戦兎を倒してハザードトリガーを手に入れると、伊能は仮面ライダーブラッドに変身し、パンドラボックスをも手に入れようと画策する。

史上最悪の危機に、ビルド最後の実験が始まる。
本作品の登場人物

テレビシリーズの登場人物については仮面ライダービルド#登場人物を参照。
ブラッド族

エボルトと同じ地球外生命体の集団。10年前、石動惣一と共に火星を探査した極プロジェクトの宇宙飛行士たちに擬態[13]し、陰からエボルトに協力していたが、なかなか地球を滅ぼそうとしないエボルトに代わって自分たちで地球を滅ぼすため、パンドラタワーに樹立された新政府の都知事として暗躍する。時系列上、本作品の出来事の直前に当たるテレビシリーズ第45話でも彼らが就任したニュースが流れており、その中で顔写真のみではあるが先行登場している。

石動以外にも火星に降り立った宇宙飛行士が存在し特殊能力を持っているという設定はテレビシリーズ当初から想定されており、第4話の宇宙飛行士時代の石動の写真で他の飛行士の存在も示唆していた[14][15]。脚本を手がけた武藤は、作中で述べられている事項のほか、スカイロードや密航船などの抜け道もブラッド族によるものであると述べている[14]。一方で、ブラッド族について描写すると設定が複雑になりすぎるため、テレビシリーズではエボルトが単独で暗躍していたとも解釈できるように構成している[14]

伊能 賢剛(いのう けんご) / 仮面ライダーブラッド
新たに東都の都知事に就任した男性。西都首相の御堂正邦の参謀として、裏で暗躍していた。刑務所から脱獄した龍我の情報を惣一(エボルト)に流させ、戦兎と龍我を巡り合わせるよう仕向けた。
郷原 光臣(ごうばら みつおみ) / ゼブラロストスマッシュ
新たに西都の都知事に就任した男性。北都首相の多治見喜子の参謀として、裏で暗躍していた。また、龍我の監視役として、彼の恋人であった小倉香澄をバーンスマッシュに仕立て上げることを提案した。
才賀 涼香(さいが りょうか) / シザーズロストスマッシュ
新たに北都の都知事に就任した女性。東都首相の氷室泰山の側近として、氷室幻徳を首相代理にさせ、彼に西都や北都を挑発させ、戦争を引き起こさせた。
その他の登場人物
舞原 由宇(まいはら ゆう)、舞原 新汰(まいはら あらた)
冒頭にて、ストレッチクローンスマッシュとフライングクローンスマッシュに襲われていたところを戦兎に助けられた姉弟。ブラット族との戦いが終わった後、世間が仮面ライダーに対する危険性が広がる中、戦兎に助けたお礼を言った。
本作品オリジナルの仮面ライダー
仮面ライダービルド クローズビルドフォーム

諸元仮面ライダービルド
クローズビルドフォーム
身長197.6 
cm[13]
体重111.1 kg[13]
パンチ力

55 t(右腕)

64.2 t(左腕)[13]

キック力

70.5 t(右脚)

62.7 t(左脚)

ジャンプ力ひと跳び91.8 m[13]
走力100 mを0.8秒[13]

桐生戦兎が、万丈龍我と合体して変身するビルドの新たなベストマッチフォーム[16]

細部の意匠こそ異なるものの、その名の通り基本的にはビルド ラビットラビットフォームのハーフボディと、クローズのドラゴンハーフボディを組み合わせた姿[注釈 2]をしており[15]、腰部にはローブが新たに追加されている。それぞれのパーソナルカラーである赤と紺に加え、ビルド側には金、クローズ側には銀がアクセントとして加えられている[15]

変身の際にはラビットタンクスパークリングと同様にクローズビルド缶を振り、シールティングタブを引いてビルドドライバーに装填する。「クローズビルド!」の音声が流れた後にレバーを回すことで特殊加工設備・L&Pスナップライドビルダー[13]が前後に形成し、「変身!」の掛け声と共に、その場にいたため巻き込まれた龍我もハーフボディと共に戦兎に結合され、変身が完了する。

変身音声は「ラビット!ドラゴン!Be The One!クローズビルド!イエイ!イエーイ!」[出典 2]

戦兎と龍我の肉体が融合しているが、意識までは融合していないため、変身した当初は息が合わず体のコントロールに問題が生じて戦闘に苦労した[18]が、徐々に2人の力がシンクロしていったことで凄まじいまでの戦闘力を発揮する。特殊推進ユニットの役割を果たす腰のローブCBベクターローブ[13]は飛行能力を有する[19]ほか、左足にある次元伸縮バネCBディメンションスプリンガー[13]によって強力なキックを放つ。シルバードラゴンフルボトルの成分が変換された蒼炎の龍状のエネルギー体であるベストマッチドラゴン[13]やゴールドラビットフルボトルの成分が変換された黄金のウサギ型ユニットベストマッチラビット[20]を召喚することもできる。

本作品では空中戦による徒手空拳が主体であったが、一部の作品によってはフルボトルバスターやビートクローザーなど、ビルドとクローズの武器も使用することが出来る。

ビルドとクローズの融合というコンセプトは、最終フォーム案の一つでもあった[15]。通常のラビットがシンプルなデザインだったため、ラビットラビットのデザインを流用している[21]。ラビットドラゴンとの差別化を図るため、マスクはそのまま組み合わせたのではなく、右側にクローズの頭部のドラゴンを付け、バランスを取るために左側にラビット側の眼にウサギの折れた片耳の意匠が加えられた[出典 3]。ジーニアスフォーム以上に強さを見せるために腰にマントを付けている[21]

撮影用スーツはアップ・アクション兼用の1着のみで、マスクはトラユーフォーフォームのものを改造している[23][22]。ドラゴン側のパーツは新規に造形された[23][22]

必殺技

ラブ&ピースフィニッシュ
ビルドドライバーのレバーを再度回すことで、「Ready go!」の音声[注釈 3]と共に発動する。金銀2色の二重螺旋型のエネルギー体が敵を拘束した後、そのままエネルギー体に沿って飛び蹴りを叩き込む。技名は戦兎と龍我が同時に叫ぶ。
仮面ライダーブラッド


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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