劇場版BLEACH_MEMORIES_OF_NOBODY
[Wikipedia|▼Menu]

.mw-parser-output .pathnavbox{clear:both;border:1px outset #eef;padding:0.3em 0.6em;margin:0 0 0.5em 0;background-color:#eef;font-size:90%}.mw-parser-output .pathnavbox ul{list-style:none none;margin-top:0;margin-bottom:0}.mw-parser-output .pathnavbox>ul{margin:0}.mw-parser-output .pathnavbox ul li{margin:0}BLEACH > BLEACH (アニメ) > 劇場版BLEACH MEMORIES OF NOBODY

劇場版BLEACH
MEMORIES OF NOBODY
監督阿部記之
脚本十川誠志
原作久保帯人
製作深沢幹彦
萩野賢
出演者森田成一
折笠富美子
斎藤千和
江原正士
音楽鷺巣詩郎
主題歌Aqua Timez千の夜をこえて
撮影福島敏行
編集植松淳一
奥野英俊
制作会社studioぴえろ
製作会社劇場版BLEACH製作委員会
配給東宝
公開 2006年12月16日
上映時間93分
製作国 日本
言語日本語
興行収入6.6億円[1]
次作劇場版BLEACH The DiamondDust Rebellion もう一つの氷輪丸
テンプレートを表示

『劇場版BLEACH MEMORIES OF NOBODY』(げきじょうばんブリーチ メモリーズ・オブ・ノーバディ)は、2006年12月16日に公開された日本アニメーション映画[2]久保帯人による漫画作品『BLEACH』を原作とするテレビアニメの劇場版アニメーション第1作[2]阿部記之が監督を務め、studioぴえろが制作した[2]

アメリカ合衆国では2008年6月11日から12日まで限定劇場公開された[3]

黒崎一護とオリジナルキャラクター・茜雫の交流を軸に描いた物語が展開される[4]
あらすじ

空座町に欠魂(ブランク)と呼ばれる謎の霊生物が大量発生するという異変が起き、死神代行・黒崎一護は朽木ルキアとともに現場へ向かうが、そこに突如として死神の少女・茜雫(センナ)が現れる。所属をはぐらかし、自らの素性を明かそうとしない茜雫に振り回され、一護は町中を走りまわる羽目になる[4]。同じころ、尸魂界(ソウル・ソサエティ)でも上空に空座町が浮かび上がるという異変が発生する[4]。世界崩壊の前触れとされるこれらの現象は、現世と尸魂界の狭間に広がる断界の中に出現した新たな空間・叫谷が急速に拡張を続け、ふたつの世界に密着したことで起きたものであった。浦原喜助は、一連の現象を起こした首謀者は、輪廻を外れた魂魄から抜け落ちた記憶の集合体・思念珠を探しているのではないかと推測し、自身が敵の素性について調べている間、一護に思念珠を探すよう要請する。あてもなく思念珠を探す一護に呆れた茜雫は、一護の手伝いをすると約束するが、その矢先、厳龍(ガンリュウ)率いる闇の一族・ダークワンが茜雫を狙って現世に放たれる。安全のため黒崎家に泊まることになった茜雫は、楽しそうな一護の家族を見て、自らの家族のことも語ろうとするが、さまざまな生前の記憶が入り混ざり混乱をきたす。

翌日、思念珠を探していた一護と茜雫は、車で事故に遭い亡くなった魂魄の少年と出会い、事故で離ればなれになったという父親を探して町を歩きまわる。再会を果たした少年と父親は、茜雫のまわりに集まっているたくさんの魂魄によってここを見つけることができたといい、その魂魄は茜雫が呼んでくれたのだと礼を述べるが、茜雫は親子の言葉の意味を理解できず動揺する。そのようななか、一護と茜雫の近くで穿界門が開かれ、中央四十六室からの厳令を受けた死神たちが茜雫の身柄を拘束するために派遣されてくる。尸魂界は、茜雫こそが現世に戻った思念珠であり、厳龍の目的を思念珠の力を利用した世界破壊であると結論づけたのであった。尸魂界の決定に一護は反発してみせるが、そこにふたたびダークワンが現れ、茜雫は叫谷へと連れ去られてしまう。

かつて尸魂界の覇権争いに敗れ、尸魂界を追われた一族の末裔である厳龍は、宿願とする世界崩壊を果たすため、現世と尸魂界を思念珠の力で引き寄せ衝突させることを企てていた。茜雫は欠魂の依り代として叫谷の中央に備え付けられ、やがて叫谷との融合を始める。涅マユリは、隊首会の席で思念珠と欠魂の性質について説き、これを利用したダークワンの目論みにより、世界崩壊まであと1時間しかないことを告げる。隊首会に乗り込んだルキアは、茜雫を救うため叫谷に向かった一護への援軍を求めるが、山本総隊長はその要請を一蹴し、鬼道砲により叫谷と密着している接地面を空間ごと消滅させることを決断する。叫谷でダークワンと交戦していた一護のもとに、ルキアをはじめとする護廷十三隊の死神たちが命令を侵し集結する[5]。各所で繰り広げられる戦闘の末にダークワンは殲滅され、厳龍との激闘を制した一護の手によって茜雫は奪還される。鬼道砲が発射され、叫谷が崩壊を始めるなか、一護たちは現世への帰還を果たす。瀞霊廷は歓喜に湧くが、尸魂界と現世の間には引力が生じており、すでに融合を始めていた。茜雫は一護と世界を守るため、断界面で自らの近くにいる欠魂たちのエネルギーを爆発させ、ふたつの世界の融合を回避させる。

力を使い果たした茜雫は、自分が現世で生きていたことを確かめたいと願い、一護に背負われ生前の記憶に残る墓地を訪れる。墓碑に茜雫という名前は刻まれていなかったが、一護から「お前はこの街で生きてきた、家族もちゃんといた」と伝えられると、安心し、一護にまた会えることを確かめ、静かに消えていった。そこにルキアが近づき「もうすぐ、欠魂のエネルギーが尽きる。そして、茜雫についてのすべては、我々の記憶から消えるであろう。」と告げる。

日常に帰った一護のもとへ、突風とともにどこからか赤いリボンが運ばれてくる。それを掴んだ一護の前を、茜雫によく似た少女が髪をなびかせて走り抜けていく。しばらくリボンを見つめたあと、ふたたび歩き出した一護の姿が描かれて、映画は幕を閉じる。
登場人物詳細は「BLEACHの登場人物」および「護廷十三隊」を参照
黒崎一護(くろさき いちご)
声 - 森田成一[6]本作の主人公。死神代行を務める高校生[7]。任務のさなかに茜雫と出会う[6]
朽木ルキア(くちき ルキア)


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:150 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef