劇場版ポケットモンスター_ダイヤモンド&パール_アルセウス_超克の時空へ
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劇場版ポケットモンスター
ダイヤモンド&パール
アルセウス 超克の時空へ
監督湯山邦彦
脚本園田英樹
製作吉川兆二
深沢幹彦
盛武源
岡本順哉
製作総指揮久保雅一
伊藤憲二郎
出演者松本梨香
大谷育江
うえだゆうじ
豊口めぐみ
小桜エツ子
北乃きい
嶋政宏
中川翔子
山寺宏一
美輪明宏
音楽宮崎慎二
主題歌「心のアンテナ-Haruomi Hosono Original Mix-
中川翔子
撮影水谷貴哉
編集辺見俊夫
制作会社OLM Team Koitabashi
製作会社ピカチュウプロジェクト
配給東宝
公開2009年7月18日
上映時間97分
製作国 日本
言語日本語
興行収入46.7億円
前作劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ギラティナと氷空の花束 シェイミ
次作劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール 幻影の覇者 ゾロアーク
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モデルとなったメテオラの景色

『劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール アルセウス 超克の時空へ』(げきじょうばんポケットモンスター ダイヤモンド パール アルセウス ちょうこくのじくうへ)は、2009年7月18日より東宝系で公開のテレビアニメポケットモンスター』の劇場版第12作の作品である。

第62回ロカルノ国際映画祭「MANGA IMPACT」特別招待作品[1]
概要

当初発表されたタイトルは『超克の時空へ』であったが、後に本作で初公表となるアルセウスが加わり『アルセウス 超克の時空へ』が正式タイトルとなった。一部の媒体では『劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール・プラチナ アルセウス 超克の時空へ』と表記されることもある。この『プラチナ』が加わった名称は前作では劇中のみに登場したものであった。

今作は『ディアルガVSパルキアVSダークライ』から続く「神々の戦い」三部作の最終章という位置づけであり、前作と前々作で戦いを繰り広げたディアルガパルキアギラティナも再び登場する[2]。また、エンディングには前作・前々作に登場したキャラクターも出演する。

また、同年9月に『金・銀』のリメイク作品『ハートゴールド・ソウルシルバー』の発売を控えていたこともあり、通常のピチューとは耳の形状が異なる「ギザみみピチュー」や、チコリータヒノアラシワニノコといったジョウト地方を代表するポケモンも多く登場する。

本作の舞台であるミチーナのモデルとなったのはギリシャメテオラである。時系列は、DPの第133話から第143話までである[3]

本編終了後、ぬりえコンテスト結果発表の代わりに「ポケモンカードデザイン[4] コンテスト結果発表がおこなわれた。出演キャラは、ピカチュウポッチャマ、ギザみみピチュー。

興行収入は46.7億円に昇り、同年の映画年間ランキングにおいて5位(邦画では2位、アニメでは1位)の成績を記録した[5]。ぴあ初日満足度ランキング(ぴあ映画生活調べ)では第1位を記録した。
前売り券・配布ポケモン

本作の劇場版の前売り券と引き換えることのできるポケモンはピチューである。このピチューは色違いで、カラーリングは進化後の姿であるピカチュウに近い(ちなみに、色違いのピチューは映画本編には登場しない)。おやは「しょこたん」(本作でギザみみピチューを演じる中川翔子の愛称よりとられている)。

また、映画館ではワイヤレス通信でアルセウスが配布される。

どちらのポケモンも、『ハートゴールド・ソウルシルバー』で連れていると特別なイベントを発生させられる。
あらすじ

旅を続けるサトシ一行は、自然に囲まれた町・ミチーナに到着する。タッグバトルをしたトレーナーの案内で遺跡に向かったサトシたちだが、時空の乱れにより突如発生した空間の穴に飲み込まれそうになってしまう。一行の窮地を救ったのは、遺跡の守り人・シーナと、彼女が呼び出した時を司る神と呼ばれるポケモン・ディアルガだった。ポケモンと心を見せ合える能力を持つシーナは、説得に応じてくれたディアルガ、パルキアと共に時空の乱れる場所を調査していた。

頻発する時空の乱れは、全てを生み出したといわれるポケモン・アルセウスが眠りから目覚めようとしているのが原因だった。アルセウスはかつて飛来する隕石からミチーナの地を守り、荒れ果てた土地の復興のため、長であるダモスに己の命の源の一部を命の宝玉として貸し与えた。しかし命の宝玉返還の日、ダモスは約束を反故にしアルセウスに攻撃を仕掛けた。激怒したアルセウスはミチーナの神殿を崩壊させ、人間への深い恨みを抱いたまま、傷ついた体を癒やすために自身の空間で長い眠りに就いた。シーナはダモスの子孫であり、命の宝玉を返却しその怒りを鎮めるため、アルセウスの現れる時期を探っていたのだ。

遂にアルセウスが覚醒し、人間を滅ぼそうと復讐のために現れる。命の宝玉を返そうとするシーナだが、本物だと信じていたその宝玉は偽物だった。怒りに任せ周囲を破壊し始めるアルセウスに、ディアルガ、パルキアが応戦し、更にはギラティナも現れ加勢するものの、アルセウスの力は圧倒的で、神と呼ばれる三体の攻撃すら通用しなかった。本物の宝玉の在り処も解らず途方に暮れる中、ディアルガが自身の時を司る力でサトシたちを過去、アルセウスに命の宝玉を返す約束の日へタイムスリップさせる。

過去のミチーナの神殿でサトシたちはギシンという人物のポケモン(魔獣)のドータクンに催眠術をかけられ、シーナと離れ離れになり、神殿の地下牢に閉じ込められる。そこにはギシンによって囚われの身となったダモスがいた。アルセウスを裏切った事件の黒幕はギシンだったのだ。ギシンは命の宝玉を返すことにより、ミチーナが元の荒れ果てた地に戻ることを憂慮していた。一方シーナはギシンに対し、これから起こる惨状を説明し命の宝玉を返すよう説得していたが、ギシンはその話を逆用し、本来の未来では使用しなかった銀の水による攻撃を加えてアルセウスを完全に葬ろうと目論む。

そしてとうとう約束の時間が来た。ピカチュウたちの活躍で地下牢から脱出したサトシたちはアルセウスの元へ向かう。そこで見たのは、魔獣装具によってギシンに操られた無数のポケモンたちによる一斉攻撃を受け、銀の水に飲まれて身動きの取れないアルセウスの姿だった。サトシたちは命の宝玉を取り返しアルセウスを救うため、ギシンに立ち向かう。ダモスとシーナの協力もあり、無事に命の宝玉を取り返したサトシはアルセウスの元へ急ぐが、アルセウスは動かない。銀の水がさらに流し込まれアルセウスが沈んでいく中、サトシをはじめ未来から来た面々の身体がゆっくりと消滅していく。アルセウスが死ぬことで、サトシたちがこの時代に来るという歴史も無くなろうとしていた。ダモスは諦めず、心を見せ合う力で怒りに囚われたアルセウスに訴えかけ続ける。その声は遂にアルセウスに届き、命の宝玉はアルセウスに返される。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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