劇場版ポケットモンスター_キミにきめた!
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劇場版ポケットモンスター
キミにきめた!
監督湯山邦彦
脚本米村正二
首藤剛志(一部脚本)
原案田尻智
製作下平聡士、松山進
知久敦、片上秀長
製作総指揮岡本順哉、宮原俊雄
出演者松本梨香
大谷育江
本郷奏多
佐藤栞里
山寺宏一
中川翔子
古田新太
音楽宮崎慎二
主題歌林明日香「オラシオンのテーマ ?共に歩こう?」
制作会社OLM Team Kato
製作会社ピカチュウプロジェクト(The Pokemon Companyほか)
配給東宝
公開 2017年7月5日(Japan Expo)
2017年7月15日
2017年11月5日
2017年11月10日
2017年11月17日
2017年11月23日
2017年12月7日
2017年12月21日
2018年3月8日
2018年3月29日
上映時間98分
製作国 日本
言語日本語
興行収入35.5億円[1]
前作ポケモン・ザ・ムービーXY&Z ボルケニオンと機巧のマギアナ
次作劇場版ポケットモンスター みんなの物語
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『劇場版ポケットモンスター キミにきめた!』(げきじょうばんポケットモンスター キミにきめた)は、2017年7月15日に公開されたテレビアニメ『ポケットモンスター』の劇場版映画第20作目の作品。

キャッチコピーは「オレはこいつと旅に出る」。

DVD版(通常版)、ブルーレイ版(通常版、特装限定版)は2017年12月20日に発売された。
概要

ポケモン映画20作記念特別企画。

無印編』のカントー地方編を原案とし、第1話のラストで登場したホウオウを見て交わした「いつか、あいつに会いに行こう」という約束の続きを描く完全オリジナルストーリーとなっており[2]サトシピカチュウの出会いから旅立ち、本当のパートナーになるまでの成長物語として描かれる[3]

企画当初は放送中の『サン&ムーン』の劇場版第1弾として企画されていたが、20周年作品となることを考慮して、TVシリーズの原点となるサトシとピカチュウの出会いを描き直す内容へと方向転換された[4]。次回作もオリジナル作品、次々作はリメイク作品のため結局、『サン&ムーン』の劇場版作品は製作されなかった。

本作はTVアニメ版第1話から入るパラレルワールド設定となっている[5]。なお、TVアニメ版第1話の脚本及び初代シリーズ構成を担当し2010年に亡くなった首藤剛志も一部脚本として、本作スタッフロールにクレジットされている[6]

劇中におけるBGMは、歴代の『ポケットモンスター』シリーズにおけるBGMのアレンジ版が多く使用されており、カントー地方には登場しない第二世代(金・銀)以降のポケモンも登場する。

破壊の繭とディアンシー』から前作までは『ポケモン・ザ・ムービー』の名を冠していたが、今作では『神速のゲノセクト ミュウツー覚醒』以来、『劇場版ポケットモンスター』となっており、タイトルはサトシの決め台詞及びTVアニメ版第1話のサブタイトルを踏襲している。

劇場版『ポケットモンスター』シリーズで配給のみ担当してきた東宝は、本作よりピカチュウプロジェクトから変わった。製作会社の変更は『劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ キュレムVS聖剣士 ケルディオ』以来であり、劇場版は現在に至るまで本作に参加した8社が製作している。また、XY編の劇場版はアニメーション制作をテレビ・映画『たまごっち!』シリーズなどを制作してきたTEAM KAMEIが担当していたが、本作ではDP編からSM編のテレビシリーズを手掛けるTEAM KATOに交代。

ポスターはゲーム『ポケットモンスター』シリーズで公式イラストを手掛けていることで知られる杉森建のラフ原案を元に作画されたものである[7]

本作品のCMにおける前売り券の宣伝はロケット団ではなく山寺宏一が担当している。

エンディング後の次回作の予告編は前作同様に「ポケモン映画2018年夏、公開予定」と表示されるのみで、ポケモン復興支援 ポータルサイト『POKEMON with YOU - ポケモンはいつもキミといっしょ -』の宣伝だけに留めている。

2017年7月15日に封切りされると、『銀魂』や『カーズ/クロスロード』を抑えて7月15、16日の映画観客動員ランキング1位を記録した[8]

最終興行収入も『神速のゲノセクト ミュウツー覚醒』の興行収入を上回る35.5億円を記録して2017年の邦画興収4位となり、前年度の作品の興行収入を上回ったのは『ビクティニと黒き英雄 ゼクロム・白き英雄 レシラム』以来[注 1]で、年間日本興行収入トップ10に入ったのは『破壊の繭とディアンシー』以来となる。

次回作以降は金曜日公開となったため[9]、今作が最後の土曜日公開となった。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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