前田 嘉則(まえだ よしのり、1964年2月 - )は、文芸評論家[1]。教員。 東京都生まれ。静岡大学人文学部卒業後、高麗大学に学ぶ。日能研、東進スクール、代々木ゼミナール講師等を経て、尚学館中学校教諭となる。現在は海陽中等教育学校(愛知県蒲郡市)に教諭として勤めている。 文学者としては、羽田幸男
人物・来歴
安倍晋三銃撃事件に際しては「一撃の音響き行きしのぶ夏」の句を手向けている[2]。
著書
単著
『文学の救ひ』郁朋社、1999年
共著
『北村透谷 批評の誕生』2006年
論文
遥かなる明治 明治からやり直せ 「昧爽」2005年
近代日本のねじれ イ・ヨンスク「国語という思想」を読んで 「国語国字」2007年
今こそ政治小説を 「新日本」2010年
相対主義の陥穽にはまりきった者たちへ 「正論」2014年
戦争は再び起きなければならない 「正論」2014年
戦後最悪の国語改革 読むことは情報処理にあらず 「正論」2021年
書評
音響の誘惑 新保祐司「鈴二つ」を読んで 「昧爽」2006年
浜崎洋介「福田恒存思想のかたち」 「世界日報」2012年[3]
脚注[脚注の使い方]^ “言葉の救はれ・時代と文學