「前しか向かねえ」
AKB48 の シングル
初出アルバム『ここがロドスだ、ここで跳べ!』
A面前しか向かねえ
B面昨日よりもっと好き
君の嘘を知っていた
秘密のダイアリー
KONJO
恋とか…
リリース2014年2月26日
規格マキシシングル
音楽配信
ジャンルJ-POP
時間4分20秒
レーベルYou, Be Cool!/KING RECORDS
作詞・作曲秋元康(作詞)
古城康行(作曲)
プロデュース秋元康
ゴールドディスク
ミリオン(日本レコード協会)[1]
チャート最高順位
週間1位(オリコン)
2014年2月度月間1位(オリコン)
2014年度上半期2位(オリコン)
2014年度年間3位(オリコン)
登場回数22回(オリコン)
週間1位(Billboard Japan Hot 100)
AKB48 シングル 年表
鈴懸の木の道で「君の微笑みを夢に見る」と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの
(2013年)前しか向かねえ
(2014年)ラブラドール・レトリバー
(2014年)
ミュージックビデオ
前しか向かねえ
鈴懸の木の道で「君の微笑みを夢に見る」と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの
(DISC1-4)前しか向かねえ
(DISC1-5)君の瞳はプラネタリウム
(DISC1-6)
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「前しか向かねえ」(まえしかむかねえ)は、日本の女性アイドルグループ・AKB48の楽曲。楽曲は秋元康作詞、古城康行作曲。2014年2月26日にAKB48のメジャー35作目のシングルとしてキングレコードから発売された[注釈 1]。楽曲のセンターポジションを務めた大島優子のAKB48卒業前最後のシングル表題曲への参加となった。 前作『鈴懸の木の道で「君の微笑みを夢に見る」と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの』から約2か月ぶりで、2014年1枚目のシングル。「Type A」の「初回限定盤」、「Type A」の「通常盤」、「Type B」の「初回限定盤」、「Type B」の「通常盤」、「Type C」の「初回限定盤」、「Type C」の「通常盤」、「劇場盤」の7形態でのリリースである。 「前しか向かねえ」は、2014年1月24日にTOKYO DOME CITY HALLで行われたコンサート『AKB48 リクエストアワーセットリストベスト200 2014』で初披露された[2]。この曲を歌う選抜メンバーは、前々作『ハート・エレキ』から2人が入れ替わった。小嶋真子が、選抜メンバー初参加[3]。14期生の初選抜は、13期生よりも早く、15期生よりも遅い記録となった。須田亜香里が、2013年8月の32ndシングル『恋するフォーチュンクッキー』以来、約半年(3作)ぶりの選抜復帰となった。前々作の選抜メンバーのうち、入山杏奈と多田愛佳(HKT48)が選抜から外れている[4]。 MVでは約17分の日活制作のドラマパートがあり、大島優子を中心に小嶋陽菜・指原莉乃・島崎遥香・高橋みなみ・松井珠理奈・横山由依・渡辺麻友が出演した[注釈 2]。監督・脚本・編集は熊澤尚人が務めた[5]。 カップリングは5曲で、AKB48メンバーとAKB48の姉妹グループメンバーと混合したユニット「Smiling Lions」「Beauty Giraffes」「Baby Elephants」「Talking Chimpanzees」が結成された。このうち「Smiling Lions」のメンバーである白間美瑠(NMB48)、「Baby Elephants」のメンバーである近藤里奈・太田夢莉(以上NMB48)、穴井千尋・本村碧唯(以上HKT48)、「Talking Chimpanzees」のメンバーである中西智代梨(HKT48)がAKB48グループメンバー全員参加の作品[注釈 3]を除いて初の参加となった。また「Baby Elephants」のメンバーでもある東李苑(SKE48)、秋吉優花(HKT48)の二人はAKB48の楽曲初参加となった。 今作では、平田梨奈[注釈 4]を除くAKB48のメンバー全員がいずれかの楽曲に参加している。 CDの封入特典として、劇場盤を除いた6種類すべてに「大島優子 感謝祭」(3月23日に幕張メッセ・5月5日にインテックス大阪でそれぞれ開催)の観覧応募抽選券が期間限定で封入されているほか、初回限定盤にはAKB48全国握手会イベント参加券1枚と、通常盤には生写真1種ランダム封入される。劇場盤に特典として「劇場盤発売記念大握手会参加券+各メンバー個別生写真1枚」「各メンバー個別生写真2枚」のうちいずれかが封入されている。 キャッチコピーは「思い出は捨てて行け!」である。 デビュー曲の「桜の花びらたち」以来、AKB48は定期的にタイトルも含め桜と縁のあるいわゆる「桜ソング」をシングル表題曲としてリリースしており[6]、2008年以降毎年2月または3月に発売したシングルがそれに該当していた。2012年の「GIVE ME FIVE!」、2013年の「So long !」についても、タイトルにこそ含まれないものの歌詞に「桜」が含まれていたが、当楽曲についてはタイトル、歌詞のいずれも「桜」という言葉を含んでいない。 ジャケット写真のメンバーType A大島優子、川栄李奈、島崎遥香、高橋みなみ、松井珠理奈、峯岸みなみ、横山由依、渡辺美優紀 CDジャケットに書かれている題字は書道家・武田双雲[5][7]、アートディレクションはクリエイター・平野哲央、カメラは竹中圭樹が担当した[5]。 『前しか向かねえ』のシングルCDは、2014年3月10日付オリコン週間シングルチャートにおいて初登場で1位にランクインした。同チャートにおけるAKB48のシングルの1位獲得は『RIVER』から22作連続・通算22作目となった。初動売上は約109万1000枚となり、初動のみでミリオンセラーを達成した。同チャートにおけるAKB48のシングルのミリオンセラー達成は『桜の木になろう』から16作連続・通算17作目となり、連続・通算ミリオンセラー達成数でAKB48自身の持つ歴代最高記録を更新した。なお、本作の初動売上により、AKB48はシングルとアルバムを合わせた総売上枚数が3000万枚を突破した。これは女性グループでは初、ソロを含めた女性アーティスト全体では松任谷由実、浜崎あゆみ、宇多田ヒカル、安室奈美恵に続く史上5組目の達成である[8]。
背景とリリース
アートワーク
Type B柏木由紀、小嶋陽菜、小嶋真子、指原莉乃、須田亜香里、松井玲奈、山本彩、渡辺麻友
Type C大島優子
劇場盤『前しか向かねえ』選抜メンバー全16名
チャート成績
Size:297 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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