パーソン・オブ・ザ・イヤー

肩書は選出された当時の代表的なもの。特に国名が記されていない者はすべてアメリカ人。

年表紙人物／肩書選定の背景／備考
⇒1927年チャールズ・リンドバーグ
- Man of the Year飛行家大西洋単独無着陸横断飛行
- 最年少 (25歳)
⇒1928年ウォルター・クライスラー
- Man of the Yearクライスラー社長全米第三の自動車メーカーに成長
　
⇒1929年オーウェン・ヤング
- Man of the Yearゼネラルエレクトリック会長ヤング･プランを起草
　
⇒1930年マハトマ・ガンジー
- Man of the Yearインド独立運動家不服従運動、「塩の行進」
- 初の外国人
⇒1931年ピエール・ラヴァル
- Man of the Yearフランス首相フランス政界での急進と首相就任
- 初の政治家
⇒1932年フランクリン・ルーズベルト
- Man of the Yearニューヨーク州知事アメリカ大統領選挙での勝利
- 初の大統領当選者
⇒1933年ヒュー・ジョンソン
- Man of the Year全国復興庁 (NRA) 長官
　ニューディール政策を代表するNRAを牽引
　
⇒1934年フランクリン・ルーズベルト
- Man of the Year大統領ニューディール政策
- 2度目、初の現職大統領
⇒1935年ハイレ＝セラシエ 1世
- Man of the Yearエチオピア皇帝イタリアのエチオピア侵攻
- 初の皇族
⇒1936年ウォリス・シンプソン
- Woman of the Yearイギリス国王の交際相手エドワード8世の「王冠をかけた恋」
- 初の女性
⇒1937年蒋介石と宋美齢
- Couple of the Year南京国民政府国家主席と夫人盧溝橋事件、抗日戦争
- 初の複数人物 (夫婦)
⇒1938年アドルフ・ヒトラー
- Man of the Yearドイツ総統オーストリア併合、組織的ユダヤ人迫害政策
- 顔が載らなかった
⇒1939年ヨシフ・スターリン
- Man of the Yearソ連邦共産党書記長独ソ不可侵条約、ポーランド分割
　
⇒1940年ウィンストン・チャーチル
- Man of the Yearイギリス首相首相就任、ダンケルク撤退
　
⇒1941年フランクリン・ルーズベルト
- Man of the Year大統領真珠湾攻撃、対日独伊宣戦布告
- 3度目
⇒1942年ヨシフ・スターリン
- Man of the Yearソ連邦共産党書記長独ソ戦、スターリングラード攻防戦
- 2度目
⇒1943年ジョージ・マーシャル
- Man of the Year陸軍参謀総長史上最大の兵員増強、連合国の作戦統合
- 初の専業軍人
⇒1944年ドワイト・アイゼンハワー
- Man of the Year連合軍最高司令官ノルマンディー上陸作戦と対独反攻を指揮
　
⇒1945年ハリー・トルーマン
- Man of the Year大統領大統領昇格、原爆投下の決定、戦後処理
　
⇒1946年ジェームズ・バーンズ
- Man of the Year国務長官モーゲンソー計画反対、ドイツ占領政策転換
　
⇒1947年ジョージ・マーシャル
- Man of the Year国務長官マーシャルプラン
- 2度目
⇒1948年ハリー・トルーマン
- Man of the Year大統領ベルリン空輸、大統領選で奇跡の大逆転
- 2度目
⇒1949年ウィンストン・チャーチル
- Man of the Yearイギリス前首相提唱していた欧州評議会 (CE) が発足
- 2度目
⇒1950年G.I. ジョー
- Man of the Year戦うアメリカの兵士朝鮮戦争で国連軍として転戦
- 初の抽象的人物
⇒1951年モハンマド・モサッデク
- Man of the Yearイラン首相石油国有化政策とアバダーン危機
　
⇒1952年エリザベス二世
- Woman of the Yearイギリス女王王位継承、半世紀ぶりの女王
　
⇒1953年コンラート・アデナウアー
- Man of the Year西ドイツ首相東側諸国やイスラエルとの外交関係修復
　
⇒1954年ジョン・ダレス