「函数」
そもそもの用例は「函数」であり、相応の意味をもってで導入されたと推定される。
函数についての初出は1874年の『微積遡源』で、もともとはヨーロッパの宣教師が中国においてfunctionの訳語としてあてたもので、それがそのまま日本に輸入、1946年に実施された教育漢字の漢字制限により関数に改められたという流れのようです[1]
「関数」
常用漢字ではなく、『学術用語集』、岩波の数学辞典第4版では「関数」を採用
表記として一般化している。
数学分野の言葉ではあるが、数学の専門家以外も閲覧する可能性が高い言葉である。
方針・ガイドライン
学術用語は文部科学省が版行した『学術用語集』に準じます(Wikipedia:表記ガイド#学術用語加筆時の差分)。
漢字の字体は、原則として常用漢字表に従います。 /専門用語の漢字・平仮名・片仮名のどれを使うかはその分野の慣習に従います(前後の流れも確認してください/Wikipedia:表記ガイド#漢字)。
複数の字体がある漢字については、常用漢字表にある字体を使うことが原則です(Wikipedia:記事名の付け方#漢字を適切に使うこと)。
先行する議論
Wikipedia:井戸端/subj/「関数」か「函数」か
ノート:関数 (数学)
更新日時:2009年6月5日(金)08:02
取得日時:2018/05/21 10:47