利用者:Dongurisyuppansya/sandbox
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レーザー兵器はこれまでのところ実戦配備されておらず、各国は早期の配備を目指し開発を進めている。
アメリカ
アメリカ海軍

米海軍は、当初ガス・ダイナミック・レーザー方式の炭酸ガスレーザーを検討し、1980年、フッカ重水素レーザー砲MIRACLが完成。試験では超音速標的機や衛星の無力化に成功したが、過剰な出力(最大出力2.2MW)と設備等から陸上拠点防衛にしか使えず艦載には向かないため開発中止となった。2000年代からは個艦防衛用レーザー砲に切り替え、ファイバー固体レーザー、スラブ固体レーザー、自由電子レーザーの開発が試された。

2009年から、艦載型ファイバー固体レーザー砲XN-1LaWSの開発を開始。民生用のレーザー溶接機6基をまとめ、出力は33kW。2012年、アーレイバーク級駆逐艦「デューイ」のヘリ甲板に搭載され洋上試験を実施した。また2009年3月、MLD試作レーザー砲が完成し、2011年4月から試験艦EDD-964ポール・F・フォスターで洋上試験に入り、複合艇を炎上させた。2014年8月、LaWSはAN/SEQ-3として正式化され、トレントン級ドック型輸送揚陸艦ポンス」に搭載して、ペルシャ湾に実戦配備された。2017年、ポンス退役に伴いLawsは撤去され、後述のHELIOSのため、陸上保管された。

2009年3月、MLD試作レーザー砲が完成し、2011年4月から試験艦EDD-964ポール・F・フォスターで洋上試験に入り、複合艇を炎上させた。

海軍は現在、対UAV用のレーザー兵器を開発し、最終的に対艦弾道ミサイル迎撃を目指して おり、NLFoS(Navy Laser Family of Systems)計画として、以下複数のレーザー兵器を試験開発している[1]

RHEL(Ruggedized High Energy Laser) - 詳細は不明だが、既に開発終了[1]


SSL-TM計画・LWSD Mk.2 Mod.0- 150kW級のUAV(無人航空機)/USV(無人水上艇)破壊用レーザー砲。AN/SEQ?3の結果を基に開発された。2019年、サン・アントニオ級ドック型輸送揚陸艦「ポートランド」に搭載され、2020年、海上試験でUAVの破壊に成功した(2024年に撤去予定)[2][3]

AN/SEQ-4・ODIN(Optical Dazzling Interdictor, Navy) - 30kW級の対ISR用UAVセンサー・制御装置破壊用のレーザー砲。出力が低いため、光学センサーを破壊(損傷)し無力化する。2019年11月にアーレイ・バーク級駆逐艦「デューイ」に初搭載され、現在は計8隻のアーレイ・バーク級に搭載されている[4]

SNLWS計画・HELIOS Mk.5 mod.0(High Energy Laser and Integrated Optical-dazzler with Surveillance) - 60kW級のレーザーと光学妨害装置、監視装置を統合した、UAV・USV・ISRセンサー破壊用レーザー砲。HELMTTの艦載型で、イージス戦闘システムに統合されている。2022年にアーレイ・バーク級駆逐艦「プレブル」に初搭載された[5]

NLFo計画の成果を踏まえ、最大出力300kW級の対艦ミサイル迎撃用レーザーHELCAP( High Energy Laser Counter-ASCM Program )も開発している。
アメリカ空軍

空軍はTMD構想に基づいて、1994年より弾道ミサイル迎撃用レーザーABLの開発を開始した。2002年、B747-400Fに出力3MWのCOILを搭載した実験機YAL-1Aが製作された。ブースト段階の弾道ミサイルを破壊する計画だったが、有効射程を達成する出力が得られず、2011年開発中止となった。

同様の航空機搭載型として、市街戦用レーザーATLを開発し、2006年からC-130Hに搭載し地上試験や空中試験に成功したが、実用化はされなかった。2015年からは、AC-130J用対地レーザー砲としてAHEL(Airborne High Energy Laser)の開発を開始したが、こちらも2024年に計画中止が発表された[6]

空軍では現在、対空ミサイルを迎撃するHELLADSとSHiELDを開発中。参考:月刊軍事研究9,’17、月刊JWings1,’22.

abel アメリカ空軍特殊戦コマンドAFSOCとロッキード・マーチン社が開発している航空機搭載レーザー砲で、空中高出力レーザーの略。AC-130ガンシップ用の対地攻撃用レーザー砲で、大きな機内容積を活かして大出力レーザー砲を積み、弾道計算と弾薬が不要という利点を活かして任務を行う。2015年から開発しており、当初は2019年に実用化する予定だったが遅れていて、2021年に試作レーザー砲搭載AC-130Jがアメリカ空軍に引き渡された。参考:月刊JWings1,’22

<HELLADS>:DARPAとアメリカ空軍研究所との契約によりジェネラル・アトミックス社が2001年から開発しているレーザー砲で、High-Energy Liquid Laser Defense System(区域防衛用高出力液体冷却固体レーザー)の略。地上設置型だが、輸送機(C-130など)、ガンシップ(AC-130など)、爆撃機、無人機(MQ-8Cなど)に搭載して地対空ミサイル迎撃などに使う計画もある。ダイオード励起型液体冷却固体レーザーを使用しており、システム容積2立方メートル、重量750kg。出力150kW。2015年5月にメーカーが性能確認試験を終え、6月からホワイトサンズ射場に設置してテストを行っている。参考:月刊軍事研究9,’17、5,’12、2,’18

SHieLD>:アメリカ空軍調査研究所が2016年から開発中の対ミサイル用レーザー砲で、Self-protection High Energy Laser Demonstrator(自衛用高エネルギーレーザー実証器)の略。開発中の次期戦闘機NGADのほか、現有のF-16等にも小型化を進めてポッド式で搭載する。2019年5月3日、空軍研究所が空中発射型ミサイル複数の空中破壊に成功したと発表した。2025年までに飛行試験を実施予定[7]

超音速機やステルス機にも搭載できるよう増槽に収容できるサイズとし、10kW級固体レーザーによりミサイルを無力化する。レーザー本体のLANCE(Laser Advancements for Next-generation Compact Environments)、制御システムのSTRAFE(SHiELD Turret Research in Aero Effects)、冷却・電力システムとレーザーポッドのLPRD(Laser Pod Research and amp; Development)で構成される。地上設置式大型旋回ドームに俯仰機構を備えた台座を収容、ボール状の照射装置を載せており、発射時にはドーム中央3分の1くらいが左右に分かれて照射装置が顔を出す。将来的には小型化を進めて航空機搭載ポッド式も開発する。2017年後半にロッキード・マーチンが量産に向けた設計開発に入った。2019年5月3日、アメリカ空軍研究所が、空中発射型ミサイル複数発を飛翔中に破壊するテストに成功したと発表した。参考:月刊JWings5,’16、7,’19、月刊航空ファン2,’18、月刊軍事研究9,’17

helws
アメリカ陸軍

出力100kWクラスのHEL-TVD、60-100kWクラスのHELMTT、2-5kWクラスのMEHELを開発中。

ssl-td


C-UAS用レーザー砲である、helmtt(High Energy Laser Mobile Test Truck)


HEL-TVD

HELMTT

<HELTD>:ボーイング社がアメリカ陸軍HELMTTの技術実証車として開発した車載レーザー砲システムで、High Energy Laser Technology Demonstrator(高出力レーザー技術デモンストレーター)の略。HEMTTに固体レーザーを搭載し、飛来する砲迫弾を撃墜するというコンセプトである。目標情報は対砲迫レーダーから取得する。C-17による空輸が可能。2007年からボーイング社とノースロップ・グラマン社が競争予備設計に入り、2008年にボーイング社の方が採用され、2009年2月にレーザー照射のデモンストレーションを行った。2011年6月にレーザー砲をHEMTTに搭載しており、2012会計年度に標的撃墜試験を行う予定で、将来的にはC-130で運べるサイズにまで小型化する。後にHELMDと改称された。参考:月刊軍事研究6,’12、3,’10、8,’12、月刊丸3,’14

HELMD:アメリカ陸軍の試作レーザー砲システムで、High Energy Laser Mobile Demonstrator(高エネルギーレーザー機動実証車)の略。HELTDを改称したもので、民間レーザー溶接機用IPG10kWファイバーレーザーをベースとする出力10kWのレーザー砲を、照準器、安定化装置、駆動装置と一体化したレーザー・ターレットに組み込み、HEMTTに積んだものである。2013年11-12月に試射を行い、1800-2700m先の無人機数機と迫撃砲弾90発以上を撃墜した。これにより更なるテストに進むことになり、出力50-100kWの車載レーザー砲を積んだHELMTTを開発した。

<HELMTT>:アメリカ陸軍がテストしている車載式ファイバー固体レーザー砲で、High Energy Laser Mobile Test Truck(高出力レーザー機動試験・トラック)の略。HELMDの高出力バージョンをHEMTT A4トラックに搭載したもので、搭載レーザー砲はボーイング社とロッキード・マーチン社で競争試作することになり、ロッキード・マーチン社では50kW級を開発していたが、2017年3月にボーイング社が開発した出力60kW級レーザー砲の領収試験が完了、こちらを積むことになった。HEMTTとの統合はボーイング社が行う。レーザー砲システムを収容したコンテナは全長7.3mあり、前部にビーム照射部、ビーム照射部制御装置、レーザー砲ターレット格納機構制御装置、中央にレーザー発生装置、レーザー制御装置、目標指示レーザー装置、レーザー冷却水タンク、後部に電子機器、右床に蓄電装置、外部前面に交流発電機、外部後面左に空調、右に熱管理装置がセットされている。コンテナ上面前部中央に引き込み式の全周旋回レーザー砲ターレットが据え付けられていて、ターレットには目標捕捉用広視野赤外線センサーと目標追尾用狭視野赤外線センサーも積む。AN/TPQ-53対砲迫レーダーやBMC4I指揮所とリンクしており、目標情報を受け取ると赤外線センサーで捕捉、レーザーを照射して破壊する。レーザー砲操作員はキャビン右に位置し、ノートパソコンとX-box用コントローラーでレーザー砲の操作を行う。全長11.9m、全高4m、車体重量19トン。エンジンはディーゼル(500馬力)、最大速度100km、航続距離483km。乗員2名(操縦手、レーザー砲操作員)。2017年4月にレーザー砲を陸軍に納入してHEMTTに載せ、2018年から無人機やロケット弾・砲弾の迎撃テストに入る。最終的には出力を100kWにしてHELTVDでテストする予定。ロッキード・マーチン社では60kW艦載レーザー砲型のSNLWSも計画している。参考:月刊軍事研究3,'18、9,’17、月刊航空ファン6,’17

<HEL?TVD>:アメリカ陸軍のレーザー砲開発計画High Energy Laser Tactical Vehicle Demonstrator(高出力レーザー・戦術車両実証)。HELMTTの出力を100kWに向上させると共に、装置を小型化してMTV戦術トラックに積めるようにしたものである。重量600kg以上のUAV、砲弾、ロケット弾、低速巡航ミサイルを撃墜できる。2017年に計画が開始されており、2022年までに実証実験に入る予定。


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