初恋限定。
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「初恋リミテッド」はこの項目へ転送されています。marbleの曲(本作テレビアニメ版の主題歌)については「初恋 limited」をご覧ください。

初恋限定。
ジャンル学園ラブコメディ
漫画
作者河下水希
出版社集英社

その他の出版社
鶴山文化社
東立出版社
文化伝信

掲載誌週刊少年ジャンプ
レーベルジャンプ・コミックス
発表号2007年44号 - 2008年26号
巻数全4巻
アニメ
原作河下水希
監督山川吉樹
シリーズ構成國澤真理子
脚本國澤真理子
キャラクターデザイン下谷智之
音楽虹音
アニメーション制作J.C.STAFF
製作『初恋限定。』製作委員会
放送局BS11ほか
放送期間2009年4月11日 - 6月27日
話数全12話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『初恋限定。』(ハツコイリミテッド)は、河下水希による日本漫画
概要

週刊少年ジャンプ』(集英社)にて、2007年(平成19年)44号から2008年(平成20年)26号まで連載された。単行本の累計発行部数は約85万部を記録している。連載終了後にメディアミックス企画が発表され、2009年(平成21年)2月にドラマCD化、同年4月にはテレビアニメ化(BS11での放送とネット配信のみで地上波での放送はなし)された。

中学・高校の主として8人の女子の初恋にまつわる物語が展開される、オムニバス形式の作品。河下水希の作品が『週刊少年ジャンプ』に連載されたのは『いちご100%』以来である。連載期間が約半年間足らずという事実上の打ち切り作品であるにもかかわらずドラマCD化やアニメ化が決まった非常に珍しいケースである。

アニメ版についてもパンチラなどのサービスカットが多く、「ストーリーよりもパンチラやパンツの作画が良かった」とする感想が多い。またエンディングでは各キャラクターのコスプレ姿が描かれ、実写パートも用意されるなど、こちらも好評を博した[1]
登場人物

声優はドラマCD版・アニメ版に基づく。なお、キャラクターの命名には一定の法則があり、名字の頭文字もしくは最初の音節をアルファベットから取っており、AもしくはZから順に埋めるように設定されている。
中学生女子

連載開始時、全員が雪ノ下中学2年生。後に3年に進級。ただし、すみれの初登場は進級直前であり、小説版でゆかりが登場するのは進級後はもちろんのこと、本編終了後の時期に当たる。
有原 あゆみ(ありはら あゆみ)
声 -
伊瀬茉莉也7月3日生。血液型:O。好物は焼肉。趣味は財津君との将来を考えること。身長152cm。本作における事実上の主人公。内巻きのショートボブをした小柄な美少女。勉強は苦手で成績は悪いらしく、特に漢字をよく間違える。また、料理も大の苦手。また、パンツが丸見えになってしまうシーンがあるなど所謂「ドジッ娘な女の子」として描かれている。また、「男の子から愛の告白をされること」を夢見ている[2]。お姫様抱っこで保健室に運んでくれた同級生の衛に惚れるが、彼の兄・操に告白されてしまい、結局物語の最後まで返事は出さない。なお、衛が好きなのは山本岬(後述)で、岬が好きなのはあゆみの兄である有二であるため、それぞれの想いがすれ違う複雑な恋の関係になっている。大のサッカー好きで身のこなしが軽く、操を蹴り倒すほどの脚力を持つ(だが、蹴った本人の脚にも相当のダメージが回るらしい)。小宵同様、岬からは妹のように可愛がられている。劇中では初期数話は縞パンを穿いていたが、その後は無地の純白パンツを穿いている。これはアニメ版も同様である。後述の別所小宵と千倉名央と共に、A(有原)B(別所)C(千倉)貧乳脱出競争と名付けて競っており、バストサイズは決して大きくなかった。しかし作者の河下水希Twitterで「高校三年生になった有原あゆみ」の姿を投稿。あどけい顔立ちを残しつつ大人の色気も纏った姿となっており、バストサイズも巨乳レベルに達し発育に成功した模様である[3]
別所 小宵(べっしょ こよい)
声 - 豊崎愛生10月25日生。血液型:O。好物はアジのひらき。特技は料理。本作における主要人物の1人。ツーサイドアップの美少女。実兄・良彦が大好きないわゆるブラコン。あゆみとは山本岬を恋敵として敵視している同志。しかし、妹が欲しかった岬からは可愛がられる。あんこ派。母親が他界していることもあって、料理を得意としている。だが、家計を省みない豪勢な食事を作り、兄からたびたび叱責を受ける。
千倉 名央(ちくら なお)
声 - 藤村歩12月30日生。血液型:A。好物はアイスクリーム。趣味は読書と絵を描くこと。本作における主要人物の1人。ショートカットの前髪をピンで留めた清楚な美少女。胸が小さいことに劣等感を持つ。優しく思いやりのある大人しい性格。美術部所属。同級生の曽我部に想いを寄せられる一方で、偶然にも出会った美術部OBの連城由紀人に惹かれる。しかし、ボランティア活動をしながら生涯を通し、各国の子供達と絵を描くという夢を持つ連城は、高校卒業後すぐに日本を去り、恋は実らない。
土橋 りか(どばし りか)
声 - 寿美菜子6月7日生。血液型:A。好物はカレーライス。特技は運動全般。本作における主要人物の1人。褐色の肌をしたボーイッシュな体育会系美少女。テニス部所属。普段から無表情で口数も少なく、気心の知れた友人であるあゆみ達に対しても、ほとんど笑顔で接することがない。同じテニス部の春人と付き合っており、中学生女子で唯一の彼氏持ち。しかし恋愛に慣れていないため、彼に対しても淡々としている。日常生活では慧と共に行動することが多い。他の4人と同様に兄がいるらしいが、作中には登場しない。
江ノ本 慧(えのもと けい)
声 - 伊藤静8月1日生。血液型:A。好物は納豆。特技は手芸。本作における主要人物の1人。イギリス人の祖母を持つクォーター。中学生離れしたモデル張りの容姿を持つ美少女。手芸部所属。いわゆるツンデレ。当の本人も自身の容姿に相当な自信を持ち、年商13億円の男にプロポーズされたこともある。ただし、周囲から「老け顔」などと罵られることも少なくない。リーダーシップのある姉御肌で、他のメンバーを牽引するまとめ役。当初「男は顔」だと公言するが、ケンカばかりしてしまう楠田悦を好きになり、物語の最後には「男は中身」と言うようになる(土橋から「アンタがそれを言うとギャグ」と言われる)。大抵はウェーブのかかったロングヘアを、ストレートかツインテールにしていることが多いが、作中ではその他にも色々な髪型を試している。
不動宮 すみれ(ふどうのみや すみれ)
声 - 川澄綾子演劇部部長。慧を上回る長身とプロポーションに、超ロングヘアをツインテール、おしゃれメガネにチョーカーを身に付けるなど独特のファッションセンスの持ち主演劇に必要なカッパ役に楠田悦をあらゆる手段で勧誘する。「?のだ」など、喋り方も独特。奇行も多いが、後輩からの人望は厚い。
安藤 そあこ(あんどう そあこ)
声 - 後藤沙緒里単行本おまけ漫画「限定少女。」の主人公。通称「はいてない娘」。口元の右下(まれに描き間違いで左下)にホクロのある天然系美少女。美術部所属。自他ともに認めるドジっ娘。作中では下着を着けず登校し、様々なトラブルを巻き起こすが衛に助けられる。それがきっかけとなり、衛に好意を抱くようになる。原作以外にも、小説、ドラマCD、TVアニメのDVD・ブルーレイでおまけシナリオのような形で主役として出演し、原作本編でもモブとして登場する。
本郷 ゆかり(ほんごう ゆかり)
小説版オリジナルキャラクター。第1話「オレンジのメッセージ」の主人公。手芸部所属。ショートカットが似合い、ついついウケを狙う発想に走るなど男の子のような人物と周りには認識されているが、本人は女の子らしくなりたいと常々考える。一つ年下の幼馴染、猪山毅が好き。勇太と勇治という双子の弟がいる。
中学生男子

全員が雪ノ下中学生徒。小説版オリジナルの猪山毅以外は連載開始時2年生で、作中で3年に進級(猪山毅のみ1学年下)。衛以外の名前はアニメ化決定後に発表されており、原作では出てこない。
楠田 悦(くすだ えつ)
声 -
浅沼晋太郎小学生のようなルックスとスケベな性格を併せ持つ、悪ガキ風情の男子。弟が2人いる。左利き。いつもケンカばかりしてしまう慧のことが好きになる。勉強・運動・音楽などの分野でも、何一つ良い所がないと酷評される。しかし、家庭科の成績は本人曰く「4」。また、思いやりのある性格で、後に慧も長所として認める。
財津 衛(ざいつ まもる)
声 - 入野自由真面目な性格の美少年。将来は救急隊員になる夢を持つ。美術部所属。


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