刑事110キロ
ジャンル刑事ドラマ
脚本石原武龍
尾西兼一
徳永友一
中村由加里
もろさわ和幸(第2シーズン)
森下直(第2シーズン)
監督黒沢直輔
石川一郎
猪原達三(第2シーズン)
出演者石塚英彦(ホンジャマカ)
中村俊介
星野真里
石丸謙二郎
陳内将
井上和香
竹下景子
高畑淳子
音楽沢田完
製作
制作テレビ朝日
放送
放送国・地域 日本
第1シリーズ
プロデューサー川島誠史(テレビ朝日)
河瀬光、横塚孝弘(東映)
エンディング徳永英明「STATEMENT」
放送期間2013年4月25日 - 6月13日
放送時間木曜 20:00 - 20:54
放送枠木曜ミステリー
放送分54分
回数8
第2シリーズ
プロデューサー川島誠史(テレビ朝日)
河瀬光、榎本美華(東映)
エンディングウルフルズ「ヒーロー」
放送期間2014年4月17日 - 6月5日
放送時間木曜 19:58 - 20:54
放送分56分
回数6[注 1]
特記事項:
第2シリーズは一部地域では20:00放送開始
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『刑事110キロ』(けいじ110〈ひゃくじゅっ〉キロ)は、テレビ朝日系「木曜ミステリー」枠で放送された日本の刑事ドラマシリーズ。主演は石塚英彦。
第1シリーズは2013年4月25日から6月13日まで、第2シリーズが2014年4月17日から6月5日まで放送された。 長年京都府警で交番勤務をしていた警察官が、捜査一課長付きの刑事に抜擢され活躍する刑事ドラマ[1][2][3]。ホンジャマカ・石塚英彦は福原警部シリーズ等これまで何度か刑事役を演じてきたが、本作が連続ドラマ初主演となり、自然に周りを巻き込んでいく包容力を持つ石塚の魅力ありきの作品として企画され、製作されている[1]。第1シリーズと第2シリーズで形式が違い、第2シリーズは倒叙ものに変更された[4]。 体重110キログラムの巨漢・花沢太郎は、20年間京都府警管内の交番に勤務し、地元民や観光客から親しまれていた。ある日、不意に訪問した三宅悠里子宅に被疑者が潜んでいるのを即座に言い当てた花沢は、それを目撃した京都府警本部の捜査一課長の警視・錦織玲子に見込まれ、鴨川西警察署川面交番から府警本部・捜査一課長付き刑事の辞令を受ける。同僚となる特別班の木内光義や権田千夏、第一係の鬼久保巌はこの抜擢を訝しがるが、花沢は交番勤務で鍛えた鋭い洞察力と人間観察力を働かせ、人懐っこい笑顔で相手の懐に入り込み、事件を解決していく[1][2][3]。 課長直属の刑事部屋。捜査が行き詰まっている事件、未解決事件など課長自らが陣頭指揮を必要としている案件を担当する部署。
解説
あらすじ
登場人物
京都府警察
捜査一課長付き特別班
花沢太郎
演 - 石塚英彦(ホンジャマカ)階級は巡査部長。人懐っこい笑顔を見せる交番巡査で、幼少期から刑事に憧れていた。横山忠志とは警察学校の同期[注 2]。その推理力・洞察力を捜査一課長・錦織に見込まれ、刑事へ引き上げられる。当初は被疑者に手の内を教えてしまうこともあったが、既成概念に囚われない捜査で犯人を追いつめていく。解決に近づくとマイボトルの飲み物を口にし気合いを入れ[注 3]、捜査へ向かう。交番勤務時代から多くの地元民に愛され、彼らからも協力を受ける。温厚だが、不人情な人物には厳しく接する。自分の印象やキャラクターを利用して犯人の懐に入り、犯人の自白を得るまで追い詰めるという押しの強さや図々しさも持っている。
木内光義
演 - 中村俊介階級は警部補。花沢の相棒。刑事には笑顔は必要ないと花沢に教えるほど厳格で真面目な刑事だが、花沢のペースに振り回され、気がついたときには自宅に招き入れてしまい、夕食を頻繁にご馳走している。また、非番の日に出掛けた一家のドライブにも彼が同行していた。しかし、花沢の洞察力・推理力に一目おいている。花沢からは「きうちちゃん」と呼ばれる。
権田千夏
演 - 星野真里明志館大学在学中、心理学部犯罪心理学科教授の奈良和彦に師事し、警察官を志す。後方支援や事件概要の情報収集を担当しているが、現場にも出る。花沢からは「ごんちゃん」と呼ばれる。
錦織玲子
演 - 高畑淳子課長。階級は警視。読唇術に長ける。警察組織は被疑者を裁く機関ではなく、法を守る立場だと話す。女性キャリアを快く思わぬ鬼久保は彼女の失脚を願っており、目の上のたんこぶである。新人刑事時代に白石あかねの事件に関わり、ある事情から負い目を抱いている。
捜査一課一係
鬼久保巌
演 - 石丸謙二郎係長。階級は警部。出世欲が強く、女性上官である錦織の存在を快く思っていない。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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