刑事鉄平
ジャンル刑事ドラマ
脚本古田求、ジェームス三木、土井行夫
『刑事鉄平』(デカてっぺい)は、関西テレビ放送が制作した刑事ドラマ。1979年4月1日から7月8日までの毎週日曜日夜9時から9時54分(=21:00?21:54)、フジテレビ(FNS)系全国ネットで放送された連続ドラマである。
本作を主演した西郷輝彦は、1973年から1977年放送の同局系連続ドラマで、本作と同じ放送枠でも放送された『どてらい男(ヤツ)』をヒットさせており、本作も演出・プロデューサーの山像信夫はじめ、同じスタッフが関わっている。
本作終了後、枠タイトルのない日曜夜9時のドラマは2016年4月にスタートしたフジテレビ制作『OUR HOUSE』まで36年9か月途絶えることになる。
ドラマの内容
大阪を舞台に庶民派刑事・小野鉄平と市井の人々とのふれあいを描いた人情味のある刑事ドラマ。第2話(1979年4月8日)、第3話(1979年4月15日)放送分の脚本を大阪出身の脚本家のジェームス三木が担当した。
主なキャスト
小野鉄平:西郷輝彦
玉子:三林京子
長谷:夏樹陽子
小野一平:上田孝則
ルミ子:神保美喜
海野:志賀勝
米田:藤岡重慶
乾:内田朝雄
高原署長:高橋長英
めしくい喜ちゃん:笑福亭仁鶴
ほか 回数放送日サブタイトル脚本演出ゲスト
主なスタッフ
演出、プロデューサー:山像信夫
演出補:坂上勇
演出助手:宮崎宣仁、小川誠
脚本:古田求、ジェームス三木、土井行夫、高久進
音楽:渡辺岳夫
タイトルスキャット:大杉久美子
制作著作:関西テレビ
サブタイトル
11979年4月1日こんな男の子守唄古田求山像信夫
24月8日ピストル数え唄ジェームス三木加納竜
34月15日都会砂漠のラブソングにしきのあきら、栗田ひろみ
44月22日母恋エレジー高久進犬塚弘、江夏夕子、清水康晴、的場達雄
55月6日神戸テネシーワルツ古田求風吹ジュン、藤岡重慶
65月13日ヒモでからんだ浪花節土井行夫伊佐山ひろ子、絵沢萠子、垂水悟郎
75月20日一平誘拐!報復のバラード高久進浜田晃、難波利幸、大橋壮多
85月27日たった一人の応援歌古田求緒形拳、根岸明美、升毅、芝田昭彦、月亭八方
96月10日なぜ!親が子を!!高久進佐野浅夫、頭師佳孝
106月17日一平の神様!鉄平の犯人(ホシ)土井行夫引田天功、松橋登、仁和令子
116月24日やっぱり青春讃歌松山省二、紀比呂子
127月1日老刑事の挽歌古田求千秋実、工藤堅太郎、竹内健一
137月8日出発の歌古田求千秋実、工藤堅太郎、伊藤めぐみ、山田吾一
4月8日は、テレビ愛媛では統一地方選挙の一つとして行われた「愛媛県議会議員選挙開票速報」を放送したため、同日16:00から先行ネットで放送した(愛媛新聞、1979年4月8日、テレビ欄)。他に選挙速報のために同様の対応をとった地域があるかは不明。
4月29日は当初本作を放送する予定だったが、19:00 - 20:54の「ヤクルト×巨人」中継(明治神宮野球場)が延長されたため休止、放送予定の「神戸テネシーワルツ」は1週延期された。
6月3日は「体操ワールドカップ'79」中継(21:00 - 22:24)のため休止。
関西テレビ制作・フジテレビ系列 日曜21時台
前番組番組名次番組
日曜サスペンス
標的刑事鉄平
【当番組まで連続ドラマ枠】日曜恐怖シリーズ
(第2シーズン)
【単発ドラマ枠】
表
話
編
歴
フジテレビ系列 日曜21時台の連続ドラマ / 白雪劇場 / ドラマチック・サンデー
45分&30分枠時代
1960年
侍
1961年
検事
1963年
全員降下せよ
第2期・CX
1965年2月 - 1968年3月
1965年
甲州遊侠伝・俺はども安
柔道水滸伝
1966年
ブルーライト作戦
ただいま見習い中
1967年
おにいさん
お嬢さん
第3期・CX
1968年10月 - 1969年7月
1968年
あひるヶ丘77
1969年
まだ見ぬアナタ
第4期・CX
1969年10月 - 1970年3月
1969年
わたしはカモちゃん
1時間枠時代