刑事吉永誠一 涙の事件簿
ジャンル刑事ドラマ
原作黒川博行
脚本田子明弘
安藤康太郎(S1)
白石雄大(S1)
安井国穂(S1)
ひかわかよ(S2・第13作)
監督赤羽博
池添博(S1)
本橋圭太(S2・第14作)
岡嶋純一(S2)
出演者船越英一郎
中山忍
林泰文
小泉孝太郎(第12作 - )
眞野あずさ(第8作 - S2・第14作)
製作
制作テレビ東京
BSジャパン
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
第1作 - 第2作
(女と愛とミステリー)
エンディング歴代主題歌を参照
放送期間2004年5月26日 - 12月15日
放送時間水曜 20:54 - 22:48(地上波)
日曜 21:00 - 22:54(衛星放送)
放送枠女と愛とミステリー
放送分114分
回数2
女と愛とミステリー
『刑事吉永誠一 涙の事件簿』(けいじよしながせいいち なみだのじけんぼ)は、2004年から2016年までテレビ東京・BSジャパン共同制作で放送された刑事ドラマシリーズ。主演は船越英一郎。
本項での「第○作」は単発ドラマ、「S」はseasonを表す。
タイトルは『熱血刑事・吉永誠一』(第1作) → 『刑事吉永誠一 涙の事件簿』(第2作 - S1) → 『新・刑事吉永誠一』(S2) → 『刑事 吉永誠一』(第13作) → 『刑事 吉永誠一 ファイナル』(第14作)
2時間ドラマの放送枠は「女と愛とミステリー」(第1作・第2作)、「水曜ミステリー9(第1期)」(第3作 - 第7作)、「水曜ミステリー9(第2期)」(第8作 - 第12作)、「水曜エンタ・水曜ミステリー9」(第13作)。
作品の時間軸は、第1作?第12作 → S1 → S2 → 第13作 → 第14作 仕事一筋の熱血刑事、しかし半面、家族を大切にする愛妻家神奈川県警の刑事「吉永誠一」の活躍を描くミステリードラマである。船越英一郎と中山忍が13歳の年の差を感じさせない愛情あふれた夫婦を演じるのも、この作品のみどころ。黒川博行の原作(こちらでは吉永は大阪府警所属で、全編で大阪弁による会話が展開される。また、吉永を含めた複数の刑事がかわるがわる主役や脇役をつとめている)も、ミステリーファンから支持されている。 2006年8月に放送された第4作「いちばん大切な死体(ひと)」では、京都地検の女で共演する名取裕子が友情出演。水曜ミステリー9史上1位となる視聴率14.9%(関東地区)を記録[1]。船越自身も連載を持っているテレビ誌で「とてもうれしい。」と喜びを爆発させた。 水曜ミステリー9枠が2009年春の改編によって一旦休止、2011年秋の改編で2年半ぶりに復活したため、第7作と第8作の間に3年の間隔が空いている。このシリーズ再開及び続く第9作の際に、誠一の所属する班の顔ぶれも交代している。 2013年10月期から「金曜8時のドラマ」の第1作作品として、連続ドラマが放送された[2][3]。2014年10月期から『新・刑事吉永誠一』とタイトルを変えてS2が放送された[4][5]。テレビ東京開局50周年特別企画作品。 テレビ東京では2013年10月25日の13:25 - 15:25にS1第1話の再放送を放送した他、2013年11月15日から12月20日まで「ランチチャンネル」金曜枠において再放送を実施した。 2016年からは再度2時間ドラマとして「水曜エンタ・水曜ミステリー9」枠で放送されたが、12月28日の『刑事 吉永誠一 ファイナル』[注 1] をもってシリーズ完結となった[1]。
概要
キャスト
吉永家
吉永誠一(よしなが せいいち)
演 - 船越英一郎(高校生:松村遼
吉永照子(よしなが てるこ)
演 - 中山忍[7]誠一の妻。通称:デコ。誠一とは12歳年下で、彼を愛するがゆえに時折やきもちを焼いている。夫の仕事に理解を示しており、捜査にも協力的。第1作で菜摘を出産、第12作の終盤で第2子の妊娠が判明。S1最終話で鼓太郎を出産する。第3作で高校のバレーボール部の先輩の月村素子を小沢に紹介する。
吉永菜摘(よしなが なつみ)
演 - 庵原涼香[8](第2作)、稲垣鈴夏(第3作 - 第7作)、須藤菜々子[9](第8作 - 第14作)誠一と照子の娘。シリーズが進むごとに、しっかりした女の子へと成長している[注 3]。
吉永鼓太郎
演 - 灘辺敬太朗&灘辺爽太朗[10](S2 - 第13作)、志田歩[11](第14作)誠一と照子の息子、菜摘の弟。