刃牙
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この項目では、架空の格闘家について説明しています。漫画作品については「グラップラー刃牙」をご覧ください。
.mw-parser-output .pathnavbox{clear:both;border:1px outset #eef;padding:0.3em 0.6em;margin:0 0 0.5em 0;background-color:#eef;font-size:90%}.mw-parser-output .pathnavbox ul{list-style:none none;margin-top:0;margin-bottom:0}.mw-parser-output .pathnavbox>ul{margin:0}.mw-parser-output .pathnavbox ul li{margin:0}グラップラー刃牙 > 刃牙シリーズの登場人物 > 範馬刃牙.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}この項目に含まれる文字「牙」は、オペレーティングシステムブラウザなどの環境により表示が異なります。

範馬 刃牙(はんま バキ)は、板垣恵介漫画作品『グラップラー刃牙』シリーズに登場する架空の人物で、同シリーズの主人公。

名前は「範馬バキ」と表記されることもあり、前者は『グラップラー刃牙』『範馬刃牙』で、後者は『バキ』で使用されることが多い。
プロフィール

年齢:13歳(幼年編)、17歳(地下闘技場編?)、18歳(『範馬刃牙』?)、
1977年?1978年頃の生まれ。

ファイトスタイル:トータル・ファイティング(徳川光成曰く、範馬刃牙流格闘術)

身長:155cm(13歳)→156cm →167cm(17歳)→168cm(18歳)

体重:65?66kg(13歳、自衛隊の精鋭部隊による推定)→71kg(17歳)→76kg(18歳)

担当声優

菊池正美(テレビアニメ第1作)

山口勝平(OVA、ゲーム『バキ最強列伝』、ゲーム『チェインクロニクル』)

KENNBeeTV・デジタルコミック版)

島ア信長(テレビアニメ第2作・第3作、VSケンガンアシュラ)

概要

17歳の高校生ながら、世界中の格闘家が集まる地下闘技場のチャンピオンに君臨する。父親は、地上最強の生物と称される範馬勇次郎(詳細は後述)。母親は朱沢コンツェルンの総帥・朱沢江珠。異母兄にジャック・ハンマーがいる。

外見は平凡な高校生だが、実際は幼少期からの常軌を逸したトレーニングと長年の実戦経験による、全身に無数の傷跡が刻まれた筋骨隆々の肉体を持つ。その力量ゆえに、高校や近場の不良と喧嘩をしては勝つのが当たり前であり、普通の人間でさえも、その威圧感だけで震え上がらせてしまう。そのため、1人暮らしをしている自宅は玄関上の屋根に「刃牙死ね」と書かれているのをはじめ、負けた不良達による恨みを込めた落書きが屋根や壁、さらには近所の道路の壁にまでびっしりと書き込まれている。

当初においては、母を殺害した父への復讐が戦いの動機であった。しかしストーリーが進むにつれ、圧倒的な父の強さを誇りに思うと語るなど、以前と比べある程度は互いを認め合っている。一方その父に殺され、自分を顧みなかった母については、最後の最後で母親として命を懸けて自分を助けてくれたことから、「自分にとって母親の愛情は、あれだけで十分だった」と後に語っている。

本作は登場人物が死傷することが珍しくないが、刃牙は誰一人殺していない。ただし、自身は戦いで相手の命を奪うことを必ずしも否定してはおらず、最凶死刑囚編では梢江を拉致したシコルスキーに、神の子激突編ではマホメド・アライJr.に対し、前者は怒り、後者は戦いに対する本気の覚悟から、殺害を念頭に置いて戦っているが、いずれも乱入を受ける形で殺害には至らなかった。

刃牙は「地上最強」ではなく、父親を超えることのみを目標としている。勇次郎に対して「仮にあなたがこの世で1番弱い生き物だったとするなら、俺は2番目に弱い生き物でいい」と述べたことがある。また、自分以外の全てを見下す勇次郎と違って“大自然”に対しては尊敬の念を持ち、たとえ相手が小虫であってもその能力を高く評価し(ゴキブリに対してもその能力に敬意を払っている)、その動物の能力に近づくためのイメージトレーニングを行う。
キャラクターモデル

キャラクターのモデルになっているのは総合格闘家平直行[1]。ただし直接的なモデルではなく、平の試合の記事を読んで主人公の骨格が出来上がり、範馬刃牙というキャラクターの大きなヒントになった。それを分かりやすく「モデルにした」という言い方をしたと作者の板垣は語っている。なお板垣は平をモデルにしようとした時点では、まだ年収200万円程度の売れない漫画家であったため、試合を観戦する金銭的な余裕はなく、平の試合も観たことがなかったという[2]

外見上のモデルはイラストレーターのおおた慶文が描く少女。それを模写したうえに男性的な要素を加えて刃牙の顔が出来上がったという[3]

全身にある無数の傷跡は、梶原一騎中城健の漫画『カラテ地獄変』に登場する死刑執行人レスラーがモチーフ。これは相手を一撃で屠るため身体に傷がない勇次郎と対照となっており、刃牙の精神的な甘さを表している[4]

名前の範馬は「ハンマー」から、刃牙は「バキッ!」という擬音から取られている[5]。または、プロボクサーのジャック・ジョンソンをモデルにした映画『ハンマー』から取ったとも[6]
ファイトスタイル

第1部のタイトルにはグラップラーグラップリングの項も参照)とあるが、組技中心のファイトスタイルではない。幼少の範馬勇次郎式トレーニング、専属コーチによる近代的トレーニングから学び、そこから自己流の格闘術を培っている。腕固めや剛体術、カウンター回転蹴りなど多彩な技術を持つが、特にファイトスタイルや技に対するこだわりはなく、対戦相手に合わせて臨機応変に戦う。リアルシャドーの駆使により、若年ながらも凄まじき格闘キャリアを有し、人体や栄養管理、格闘技に関する知識も豊富。他の格闘家の奥義を即座に真似る離れ業も持っている。天才型の父とは異なり、刃牙はあくまで(才能や血筋に恵まれているとはいえ)努力型であるが、戦うことに関する執念は父に勝るとも劣らない。
腕固め
初期に好んで使用していた技。
金的蹴り
男性の人体の急所である金的を的確にキックで狙う。ズール、マホメド・アライJr.などの強敵を一撃で沈めた。


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