出撃!マシンロボレスキュー
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出撃!マシンロボレスキュー
ジャンル
レスキューロボットアニメ災害救助
アニメ
原作矢立肇
監督神戸守
シリーズ構成園田英樹
キャラクターデザイン竹内浩志
メカニックデザインプレックス
音楽佐藤直紀
アニメーション制作サンライズ
製作テレビ東京読売広告社
サンライズ
放送局テレビ東京系列
放送期間2003年1月8日 - 2004年1月3日
話数全53話
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ
ポータルアニメ

『出撃!マシンロボレスキュー』(しゅつげき マシンロボレスキュー)は、テレビ東京系列2003年1月8日から2004年1月3日まで放送されたロボットアニメ

バンダイから発売されているロボットフィギュア『マシンロボ』をベースとしている。マシンロボのテレビアニメとしては3作目で現時点では、最後のテレビシリーズである。前作『マシンロボ ぶっちぎりバトルハッカーズ』以来から約15年振りに制作された作品。テレビ東京系の放送時間帯は『バトルハッカーズ』や「エルドランシリーズ」と同時刻である。
概要.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この節には独自研究が含まれているおそれがあります。問題箇所を検証出典を追加して、記事の改善にご協力ください。議論はノートを参照してください。(2014年12月)

天才的な能力を持った子どもを、特別に就職させるという法律「特殊才能育成法」が定められた近未来の物語。「マシンロボレスキュー(以降MRRと省略)」と呼ばれる、意志を持つ巨大ロボット人間が協力して災害から人々を守るという消防警察を組み合わせた組織が新設された。そこに世界中から2500名以上もの中から選抜された12人の子どもたちと救助ロボMRたちの活躍を描く。

シリーズ構成を旧「マシンロボ」シリーズを手がけた園田英樹が担当しているが、『バトルハッカーズ』から数え15年のブランクにより、製作会社は葦プロダクションからサンライズへと変わり、内容的にも『クロノスの大逆襲』『レイナ剣狼伝説』『ぶっちぎりバトルハッカーズ』との世界設定などの関連性はない[1]。共通点も、『バトルハッカーズ』での少年たちとマシンロボとの交流や友情といったテーマと、本作品のマシンロボが旧マシンロボの面影や一部の台詞を残している程度である。むしろ以前園田がストーリー構成を担当した『絶対無敵ライジンオー』の内容に近く、メンバーも子どもで構成されているという点も同様である。

マシンロボも『超AI』を搭載した人格があるロボットとして描かれており、その設定自体「勇者シリーズ」の『勇者特急マイトガイン』や『勇者警察ジェイデッカー』とほぼ同じコンセプトと言える(特に後者)。そして子どもとロボットとの交流や共に「仕事」するシーンもまた「勇者シリーズ」を彷彿させ、今までのマシンロボというよりも、むしろ『勇者』+『エルドラン』のような印象を与えている。

本作品のメカニックデザインは、同じプレックスが手がけた「平成ウルトラシリーズ」のデザインと似た部分がある。内容は非常に道徳的で、社会での生活に必要な考え方を描写しており、子供向けアニメの王道といえる。神戸守監督は今まで教養映画などの製作を通して培ってきたことを本作品にも活かし、通常のロボットアニメの範疇に収まらず教育面から見ても勉強になる作品に仕上げている。こういった本作品における一種の人間ドラマ的なジュブナイル路線は、ごく少数で、サンライズ作品では銀河漂流バイファムOAV三作を筆頭に、『魔神英雄伝ワタル2』超激闘編32話から36話、『魔神英雄伝ワタル4』、『絶対無敵ライジンオー』(OAV)内小冊子の「続・ライジンオー」などを挙げられるが、戦闘以外のキャラクターの内面や側面を掘り下げたものでしかなかった。
登場人物&マシンロボ
レッドウイングス

右掌に、金の翼と逆三角形をシンボルにする小隊。その名の通り、空の飛行機事故はもちろん、ビル火災、山谷火災、花火工場の爆発などあらゆる火災を消し止め、果ては山岳上空からの救助、大気圏外の事故も対処する。一晩に数回出動は当然で、一番過酷なチームでもある。チームカラーは赤。
【準隊員】

大空 太陽(おおぞら たいよう)
- 相田さやか本作品の主人公。MRR第一期生。3月9日生まれ。魚座のB型、10歳。北海道出身。両親は4年前の飛行機事故で他界。部屋にある怪しい仮面は、アフリカの民族研究をしていた父親の形見。天涯孤独の身だが、第14話でMRRの仲間たちが今の家族であることに気づく。4年前の飛行機事故から奇跡的に生還して以降、次々と起こる事故や災害から生還し、他者からは生き残りの天才・サバイバルナチュラルと呼ばれ、助けを求める人の居場所が分かり、迫る危険を直前で感じ取ることができる。ジェットロボのロボマスターの夢を見るほどに空が好き。救助中に度々事故の記憶が蘇り、飛行機急降下恐怖症にあったが、仲間たちの尽力で克服。第7話で正式にジェットロボのロボマスターとなる。勉強が苦手で、テストの合計点が4教科合わせてようやく100点というくらいに頭は悪い。細かい機械の操作も苦手で不器用な上、K?BOYなどを乱暴に扱ってすぐ壊す。感情的に動く人間性から、命令無視をすることも度々あるが、命を大事にし、守りたいという仁の心を持ち、食べ物を粗末にしないなど義理人情は厚く、その思いは全MRRメンバーやスタッフ、MRたちにも伝播する。マスコミに出ると緊張し、絵が極端に下手で、寝相が悪く、じゃんけんも最弱で、足の臭さは犬が倒れると欠点だらけ。恋愛には凄く鈍感で、メンバーにからかわれても「デート?何なんだよ?」と不思議がっている。お風呂に入る時は、水鉄砲とアヒルちゃんが必需品。後にサバンナ支部行きを自ら志願。
エリアス 炎(エリアス ほのお)
声 - 進藤尚美MRR第一期生の1人。通称「エース」。5月3日生まれ。牡牛座のAB型、10歳。アメリカフロリダ州出身。口癖は「エースに任せな!」。父親がアメリカ人の消防士、母親が日本人のハーフ。太陽と違い、生まれ持ったレスキューの才能は無いが、12人の中で、最も努力する「文武両道の達人・トータルナチュラル」。親の職業柄、火災に対する圧倒的な知識量と冷静な判断力は、火災現場での大きな力となるが、大規模火災は入隊後が初めて。太陽とは性格が正反対で、よく衝突する。その反面、彼の特殊能力をうらやましがったりする。結構怖がりで怪談を聞かされあられもない表情になり、逆にそれを聞かしたマリーを陥れたことがある。部屋にはサーフボードやボウリングのボール1948年製のジュークボックスが置いてある。血管が細く注射を何度も刺されて以降、苦手となっている。何でも自分でやれてしまう分、人に任せることが苦手で、常に前に出て行こうとする欠点があったが、克服したもののレスキュー完了直後過労で倒れる。大地と同様に敬礼の訓練で何百回もやり直しされて涙目に。7話で正式にファイヤーロボのロボマスターとなる。実質的なすべてのMRRリーダー。後にレッドウイングス小隊長へ昇格し髪型が長髪に変化するが、新入隊員に水島純が入って以降、「同じことをくり返しているのではないか……」と頭を悩ませ、怒る口調が宮島に似つつある。
遥 鈴(はるか りん)
声 - 比嘉久美子MRR一期生の1人。10月29日生まれ。蠍座のA型、10歳。中国系。神戸市出身。家族は喧しい両親と、妹の蘭。両親は神戸の中華街で中華店『鈴蘭飯店』を経営。家族の前では、本来の関西弁で喋る。中国武術の使い手にして、K-BOYの機能を全て把握できるほど、ITにも優れる。料理も小さいころから作り続けているために得意。活発で勝ち気な性格をしており、太陽とはよく些細なことでケンカになるが、心の中では信頼しており、次第に心焦がれる。強気な反面、お化けや幽霊の類が苦手。入隊の切っ掛けは十数年前の大震災で祖母を亡くし、その体験を聞かされ続けられてきたから。災害救助時は太陽とエリアスのロボマスター代理兼バックアップだが、時には変わって出場命令を出す。後に再就職したレスキューガラゴロたちと共にEU支部へ赴任、フランスを拠点に活躍するが、その後の恋愛による進展は当人が鈍感なことから無きに等しい。
北沢 海(きたざわ かい)
声 - 日下ちひろMRR一期生の1人。8月30日生まれ。


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