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出光興産株式会社
Idemitsu Kosan Co.,Ltd.
出光興産本社が入居するOtemachi One タワー
種類株式会社
市場情報東証プライム 5019
出光興産株式会社(いでみつこうさん、英: Idemitsu Kosan Co., Ltd.)は、東京都千代田区に本社を置く日本の企業。日経平均株価の構成銘柄の一つ[3]。
1911年 (明治44年) 、出光佐三が創業し[4]石油精製、石油化学、電子材料の製造と販売、またEV用次世代電池の全固体電池の主要材料となる固体電解質の研究開発にも力を入れ数多くの特許を保有している[4][5]。1949年(昭和24年)に石油元売会社に指定された[4]。
2019年(平成31年)4月1日、昭和シェル石油を経営統合により完全子会社化した後には、トレードネーム(通称)として「出光昭和シェル」を名乗っていた[6]。2021年(令和3年)4月より、全国のサービスステーション(給油所)のブランド名を2023年(令和5年)までに[7][8]「apollostation」(アポロステーション)[注釈 1]へ統一するのに伴い[10][11][12]、通称を「出光」に戻した。 出光佐三が福岡県門司市(現・北九州市門司区)で日本石油(現・ENEOS)の潤滑油の特約店の「出光商会」として、1911年(明治44年)に創業した。1940年(昭和15年)には現法人が設立され、戦後高度経済成長の波に乗り石油の輸入・精製を手がける民族資本の元売大手として発展した。 2000年代前半まではサントリー(現・サントリーホールディングス)や竹中工務店、ロッテ(現・ロッテホールディングス)、ヤンマー(現・ヤンマーホールディングス)、小学館、矢崎総業、YKK、興和、佐藤製薬、大日本除虫菊などとともに“非上場の大企業”として知られていた。そのためか、長らくは資本金10億円という過小資本状態であった(もっとも、相対する負債も創業家及び創業家関係会社による劣後債務であるため実質的には過小資本ではなかった。)。時代背景から開かれた企業を目指すべく、2006年(平成18年)10月24日に東京証券取引所一部に上場した。なお、創業時より標榜していた「大家族主義」のもと、長年タイムカードや定年制が無かったことでも知られていたが、それらの慣習が上場に際しての障害となる可能性があったため上場に先立ち、一般的な企業と同様に勤務時間管理及び定年制を導入している。
概要