この項目には、JIS X 0213-2004 および CJK統合漢字拡張B で規定されている文字が含まれています(詳細)。
冫
康熙字典 214 部首
冖部冫部几部
1一h丶丿乙亅2二亠人儿入八冂
冖冫
冫部(ひょうぶ)は、漢字を部首により分類したグループの一つ。康熙字典214部首では15番目に置かれる(2画の9番目)。日本での通称は、にすい。
冫の字は冰(氷)の原字であり、水が凍って凝固した様子を象る。
偏旁では、左右では多く左側に置かれ、上下では多く下側に置かれる。意符として気候や温度の寒冷、または寒冷による水の凝固に関わることを示す。冫部は「冫」を構成要素とする漢字を分類している。
なお水に関わる部首として水部の.mw-parser-output .jis2004font{font-family:"源ノ角ゴシック JP Normal","源ノ角ゴシック JP","Source Han Sans Normal","Source Han Sans","NotoSansJP-DemiLight","Noto Sans CJK JP DemiLight","ヒラギノ角ゴ ProN W3","ヒラギノ角ゴ ProN","Hiragino Kaku Gothic ProN","メイリオ",Meiryo,"新ゴ Pr6N R","A-OTF 新ゴ Pr6N R","小塚ゴシック Pr6N M","IPAexゴシック","Takaoゴシック","XANO明朝U32","XANO明朝","和田研中丸ゴシック2004絵文字","和田研中丸ゴシック2004ARIB","和田研中丸ゴシック2004P4","和田研細丸ゴシック2004絵文字","和田研細丸ゴシック2004ARIB","和田研細丸ゴシック2004P4","和田研細丸ゴシックProN",YOzFont04,"IPA Pゴシック","Yu Gothic UI","Meiryo UI","MS Pゴシック";font-feature-settings:"jp04"1}?(さんずい)があるが、そのいくつかの漢字は俗字として「冫」を用いるものがある(沖→冲、決→决、淨→?)。中国の簡化字ではこれらが採用されている。
「次」の偏部にあるものは、本来は「二」であり、「冫」とは別物であるが、日本の新字体および中国の新字形では「冫」と同じ形になっている。しかし、「次」は今日でも冫部には属さないので注意。(欠部に属する) 冫 - 「冰(氷)」に同じ 𠘦(冶)
目次
1 部首の通称
2 部首字
3 例字
3.1 最大画数
部首の通称
日本:にすい
中国:兩點水(?点水)
韓国:????(isu byeong bu、二水の冫部)
英米:Radical Ice
部首字
中古漢語
広韻 - 筆陵切
詩韻 - 蒸韻、平声
三十六字母 - ?母
普通話 - ピンイン:mi 注音:??? ウェード式:mi4
広東語 - mik6
日本語 - 音:ベキ(漢音)・ミャク(呉音)
朝鮮語 - 音:?(myeok) 訓:??(deopeul、覆う)
例字
?(冫の正字とされた字である)
冰(氷→水部)・冶・冷・凍・凋・凛・凜・凝・?・𠘡・𠘤・𠘥
冬・𠘗
准(もと準の俗字。避諱によりこの形になったという)
寒→宀部・馮→馬部
最大画数
更新日時:2017年4月14日(金)08:31
取得日時:2019/10/21 08:28