冥闘士
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冥闘士(スペクター)は、車田正美漫画聖闘士星矢』、およびそれを原作とするOVAシリーズ『聖闘士星矢 冥王ハーデス編』に登場する架空のキャラクター冥王ハーデス率いる軍の一覧である。

なおハーデスヒュプノスタナトスパンドラは厳密には冥闘士ではないが、便宜上、本記事で扱う。

聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話』『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話』での諸設定については、聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話の登場人物聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話の登場人物を参照。
概要

冥王ハーデスを守る108人の闘士。魔獣、悪霊、精霊、動物の姿をした鎧「冥衣」を纏い、その冥衣のモチーフと各自の宿星である魔星の名を称号とする。魔星の由来は『水滸伝』の百八星[1][注 1]

冥界の戦士であるが亡者(死人)では無く、生きた人間に魔星が宿命付けられた者達であるため、現世においても活動可能である。大多数は誇り高い戦士であり、見込んだ相手との一騎打ちのために仲間の手出しを制止する事もしばしばあった[2]

ハーデス軍正規の冥闘士の他にも、死した聖闘士などの人間にハーデスが仮初めの命と肉体を与え、冥闘士として操ることができる。この方法で復活した人間は、定められた時間が過ぎるか、日の光を浴びると塵となって消え失せる。またハーデスの意思に背けばいつでも消し去られてしまう。
ハーデス

冥王ハーデス

年齢:神話の時代からの神なので不明。身長:184cm。体重:73kg。誕生日:9月9日(パンドラの母の胎内を借りて現世に出現した日)。血液型:不明。出身地:不明。

技:グレイテストエクリップス

声:粕谷雄太(瞬の身体)、大塚明夫(ハーデスの魂 / 真の肉体)、森川智之(ゲーム『ライジングコスモ』)

冥界と死者たちを統べる神。人間たちを愚かしい存在と見なして絶望しきっており、これ以上人間たちが堕落しないよう、死の国として冥界を作って死者に苦行を与え、悪行を犯せばいずれ無間地獄へ堕ちるという恐怖を与えることで、人間たちを戒め続けていた。一方で、美しい音楽を尊び、オルフェの琴に感動して彼の望みを叶えたこともある。

ハーデス自身の姿を模した冥衣は、絶対障壁と呼べるほどの防御力を誇り[3]、武器として、あらゆるものを斬り裂く剣も備えている[4]。この冥衣とは別に、オリンポス十二神のみの鎧である神衣(カムイ)を所有しているともいわれるが[3]、劇中で登場したハーデスの冥衣こそが神衣だとする説もある[1]

アテナとハーデスは過去幾度も聖戦を繰り広げており、特に過酷を極めた243年前の前聖戦では、アテナ軍は過去最高の79人の聖闘士がいたにもかかわらず、童虎シオンの2人を残し全員死亡した。前聖戦から243年を経た現代においては、パンドラの母の胎内を借りて現世に出現し、人間が地上を汚すのを嘆き粛清に乗り出す。アテナが現代に降臨したのも、星矢たち聖闘士がこの時代に生を受けたのもハーデスと闘うためであり、いわばハーデスこそがこの時代のアテナ軍が討つべき真の敵である。それに比べれば、多くの犠牲を払ったサガの乱や海皇ポセイドンの覚醒すら、些細なアクシデントに過ぎなかったという。

両親であるクロノスレアに与えられた美しい肉体をこよなく愛しており、その肉体が傷つくことを最も嫌う。そのため、神話の時代より冥界の最奥であるエリシオンに肉体を保管し、復活の都度、その時代における地上で最も清らかな人間を寄り代として選んでいる。現代の聖戦では肉体としてを選び、瞬の幼少時にパンドラが兄の一輝から彼を奪おうと接近していた。

星矢たちと共に冥界へ乗り込んできた瞬の肉体を奪うも、アテナの血によってその呪縛から解放されたことでエリシオンへ逃亡。エリシオンでの最終決戦で真の肉体をもって星矢たちを圧倒したが、彼らの攻撃で冥衣が破損した上に負傷。最期はアテナが放ったニケの杖に体を貫かれ敗北。冥界諸共消滅した。
ハーデスの依代

アンドロメダ星座の瞬

アローン(『聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話』)
『聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話』の時代の冥王ハーデスの依代となる天涯孤独の少年。画家を目指す心優しい性格で、天馬の無二の親友。パンドラに言われるままに冥王の剣を抜いてしまったため、ハーデスとして覚醒する。
双子の神

神々の楽園エリシオンに潜むヒュプノス、タナトスの双子の兄弟。神話の時代よりハーデスの側近を務めており、冥闘士の上位に位置している。実質的なハーデス軍の構成はハーデスと彼らのみであり、わずか3人のみの戦力で一軍にも匹敵する[3]。側近とはいえ彼らもまた神であり、それに比べれば冥闘士最強の冥界三巨頭ですら赤子同然といわれる。冥衣はハーデス同様、神である自身の姿を模したもの[4]。200年以上昔にアテナにより封印されたが、13年前にパンドラにより封印を解かれ、地上の粛清のためにパンドラや冥闘士たちを裏で操り続けていた。


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