内田夕夜
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ロック歌手の「内田裕也」あるいは「内田裕也 (俳優)」とは別人です。

うちだ ゆうや
内田 夕夜
プロフィール
本名内田 秀和[1]
愛称ユーヤ
性別男性
出身地 日本埼玉県北葛飾郡三郷町(現:三郷市[2]
生年月日 (1965-12-03) 1965年12月3日(58歳)
職業声優舞台俳優
事務所東京俳優生活協同組合[3]
配偶者あり
公式サイト内田夕夜 - 俳協
公称サイズ(時期不明)[4]
身長 / 体重173 cm / 58 kg

声優活動
活動期間1991年 -
ジャンル吹き替えアニメゲーム
俳優活動
活動期間1983年 -
ジャンル舞台
声優テンプレート | プロジェクト | カテゴリ

内田 夕夜(うちだ ゆうや、1965年12月3日[4][注 1] - )は、日本声優舞台俳優埼玉県北葛飾郡三郷町(現:三郷市)出身[2]東京俳優生活協同組合所属[3]。既婚。
来歴

俳優になったきっかけは、中学時代に所属していた応援団である[7]。その時の応援団長が演劇部の部長で、当時の内田はコーヒー好きであり、「演劇部に入ったら稽古後毎日コーヒー飲ませてやる」と言われて入部したからである[7]

当初は出演して演技するとは思っておらず、舞台美術のほうに興味あったことから大道具を作っていた[7]

高校時代は8ミリ映画を撮影しており、その頃も映画を撮る側であり、舞台美術を担当していた[7]

桐朋学園芸術短期大学芸術科演劇専攻科卒。

高校の先輩が芝居を知り、映画監督になろうと同学園に進学しており、「お前は何がやりたいんだ?」と聞かれたことから舞台美術と答え、「行くのもいいんじゃない?」と同学園に進学したという[7]

舞台関連の勉強をしながら、学園祭の芝居の舞台で演出照明班などをしていたが、「舞台美術は完成できるけど役者には完成というゴールは無い」と考え、役者志望に転向した[8]

1987年より劇団俳優座に入団し活動していた[9]が、2021年6月30日を以って退団し、7月1日付で東京俳優生活協同組合に所属する[10][3]

劇団俳優座での初舞台は1988年の『お気に召すまま[7][11]

昔から『シャーロック・ホームズ』が好きだったが、NHK総合で放送されていた『シャーロック・ホームズ』を見ていたところ宮本充が声優の仕事をしており、「こういう仕事もあるんだ」、「これおもしろいな、やってみたいな」と思ったという[12]

内田が製作をしたミニディスクを事務所の映画放送部に持っていき、「もし声の仕事があるようなら興味があるので、これをデモテープとして出して欲しい」とお願いをしていた[12]

同じ劇団に所属していた小山力也が吹き替えを担当した『ER緊急救命室』の日本の関係者に、次の作品で「俳優座で誰か良い人いませんか」と声をかけてもらい、その時、デモテープを出していたため、オーディションに行くことができ、その結果合格を果たした。声優としての活動を始める[12]

自身のブログにて、2008年1月13日結婚、同年8月27日に第一子誕生、2011年4月1日に第二子誕生を発表した。

2020年5月1日にYouTubeにおいて「内田夕夜Tube」チャンネルを開設、声優の育成を目的にベテラン声優とのインタビュー動画などを投稿している。
人物

声種バリトン[9]

声優としては海外ドラマ・洋画の吹き替えを中心に活動し、ライアン・ゴズリングジェームズ・マカヴォイをはじめ、ダニエル・ブリュールキリアン・マーフィーウィリアム・フォンハ・ジョンウマット・デイモンレオナルド・ディカプリオジョセフ・ゴードン=レヴィットチャーリー・コックスなどの吹き替えを担当、真田広之の海外出演作の吹き替えも複数担当している[13]アニメへの出演は『二十面相の娘』の二十面相役を機に多くなっている。

本名は内田 秀和。桐朋の学生時代に内田裕也にかけて“ゆうや”とあだ名され、後にそれを芸名とした。同級生に女優の中川安奈、声優の渡辺美佐がいる。

趣味・特技はダンスクラシックバレエ) 、器械体操ビリヤードドライブ[9]

ライアン・ゴズリングの吹き替えは『きみに読む物語』で初担当。ゴズリングの代表作である『ラ・ラ・ランド』は映画館で観賞した時から担当したかった作品であったため、役が決まった時は嬉しかったといい、収録の際は思わず劇中歌を口ずさんでいた。そのため、同作でミキサーを務めたスタッフと再び仕事をした際には「夕夜さん、歌ってましたよね」と笑われたとのこと[14][15]。また、『ラ・ラ・ランド』と『ナイスガイズ!』はゴズリングの演じるキャラクターの印象が全く異なっていたことから思わず「別人か!」とその役作りに驚愕したという。この二作品の収録日は1週間しか離れていなかったにも関わらず、あまりの別人ぶりに切り替えに苦労したといい、「普通は、同じ俳優さんの別作品を、短いスパンで収録させてもらえるのは、楽なんですけどね…」と非常に珍しい体験をしたと語っている[16]

タイタニック』(フジテレビ新版)のディカプリオ演ずるジャック役は初めて新聞に自身の名前が載った作品であり、嬉しさのあまり放映当時は何社もの新聞を買い集めていたとブログで振り返っている[17]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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