内村航平
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内村 航平

内村 航平
国籍 日本
生年月日 (1989-01-03) 1989年1月3日(35歳)
生誕地福岡県北九州市
故郷長崎県諫早市
身長162 cm[1]
体重55 kg
種目男子体操競技
代表2006年 - 2021年
所属ジョイカルジャパン(2021年3月17日 - )
学歴みはる台小学校諫早中学校東洋高校日本体育大学
コーチ佐藤寛朗
引退2022年

獲得メダル

体操競技
オリンピック
2012 ロンドン個人総合
2016 リオデジャネイロ個人総合
金2016 リオデジャネイロ団体総合
2008 北京個人総合
銀2008 北京団体総合
銀2012 ロンドン団体総合
銀2012 ロンドンゆか
世界選手権
2009 ロンドン個人総合
2010 ロッテルダム個人総合
2011 東京個人総合
金2011 東京ゆか
2013 アントワープ個人総合
金2013 アントワープ平行棒
2014 南寧個人総合
2015 グラスゴー団体総合
金2015 グラスゴー個人総合
金2015 グラスゴー鉄棒
銀2010 ロッテルダム団体総合
銀2010 ロッテルダムゆか
銀2011 東京団体総合
銀2014 南寧団体総合
銀2014 南寧鉄棒
銀2018 ドーハ鉄棒
銅2010 ロッテルダム平行棒
銅2011 東京鉄棒
銅2013 アントワープゆか
銅2013 アントワープ鉄棒
ユニバーシアード
2007 バンコク団体総合
金2007 バンコクゆか


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内村 航平(うちむら こうへい、1989年昭和64年)1月3日 - )は、日本の元体操競技選手

オリンピック4大会(2008年北京2012年ロンドン2016年リオデジャネイロ2020年東京)に出場し、個人総合2連覇を含む7つのメダル(金メダル3、銀メダル4)を獲得。また、世界体操競技選手権でも個人総合での世界最多の6連覇を含む19個のメダル(金メダル10、銀メダル5、銅メダル4)を獲得している。個人総合において、2008年北京五輪で10代の選手として史上初めて銀メダルを獲得したことを皮切りに、2009年世界体操競技選手権から2016年リオデジャネイロ五輪まで前人未到の世界大会8連覇を達成。国内外において2008年の全日本選手権から2017年のNHK杯まで約9年間に渡り個人総合で40連勝を記録したことから、「史上最高の体操選手」との呼び声も高い。
人物

1989年昭和64年1月3日福岡県北九州市に生まれる。

父・内村和久は日本体育大学体操競技部出身で柳川高等学校時代に高校総体の種目別で優勝しており、母・内村周子も元体操選手、妹の春日(はるひ)も元体操選手(日体大)という体操一家である[2][3]1992年(平成4年)に両親が『スポーツクラブ内村』を開設し、母・周子の出身地長崎県諫早市に帰郷したのを機に、3歳で体操を始めた。

両親の反対を押し切り、諫早市立諫早中学校卒業と同時に、塚原直也に憧れて上京し、朝日生命体操クラブに入門した[4]東洋高等学校を経て、日本体育大学体育学部体育学科に入学。大学では体操競技部に所属し、4年時には主将を務めた。高校生の時あん馬の種目で2点をたたき出したことがある。

2010年、テレビドラマタンブリング』第1話(TBSテレビ)にて鷲津学院の生徒役でカメオ出演している。

日体大卒業後の2011年(平成23年)4月、山室光史とともにコナミスポーツ&ライフ(現コナミスポーツ)に入社。

2012年11月11日、一般女性と結婚[5]

2013年4月19日、夫人が第1子となる女児を出産した。

2014年totoのCMで13人のアスリートたちと『Stand by Me』のメロディを歌い継いだ[6]

2015年、第2子となる女児が誕生。

2016年11月、コナミスポーツクラブを退社してプロ活動を開始。

2016年12月アシックスジャパンとスポンサー契約を結ぶ。

2017年3月1日、長崎ちゃんぽん店などを展開するリンガーハットと所属契約を結ぶ[7]

2017年1月復興大臣からの委嘱で東日本大震災の被災地を支援する「復興応援大使」に就任する[8]

2020年12月31日をもって、リンガーハットとの所属契約を終了した事が翌2021年1月に公表された[7][9]

2021年3月17日、都内で会見し、自動車販売などを手掛ける「ジョイカル」と所属契約を結んだことを発表した。契約期間は24年3月16日までの3年間。

2022年1月11日、自身の公式サイトに於いてマネジメント事務所である「スポーツコンサルティングジャパン」名義で文書をリリースし、現役を引退することを発表。1月14日に、正式な引退記者会見を催し、引退試合を行うことを表明した[10]。体操で引退試合(演技会)を開くのは異例である[11]。現役引退後、日本体操協会体操男子の強化本部のアドバイザーコーチに就任[12]

同年3月12日に引退試合となる「KOHEI UCHIMURA THE FINAL」を東京体育館で行い、現役を引退した[11]

2023年5月、日本体操協会強化コーチに就任[13]。同年6月、日本体操協会理事に就任[14]
特徴

オリンピック、世界選手権の種目別で複数回優勝経験のあるような専門的な種目はないが、全ての種目を高レベルにこなすオールラウンダーである。得意種目は2018年現在で鉄棒(体操NIPPONオフィシャルファンサイトより)。世界選手権の種目別ではゆかの他、鉄棒と平行棒で優勝経験がある。

着地と空中姿勢には定評があり、体操競技の採点要素の一つであるEスコア(技の正確さ)が全種目を通じて非常に高い。2011年の世界選手権でロンジン・エレガンス賞を受賞。


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