内村プロデュース
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内村プロデュース
produced by UCHIMURA
ジャンル
バラエティ番組
企画おちまさと(構成兼務)
構成おちまさと(企画兼務)
そーたに(ハ谷博志)
あんちゃん(内村宏幸
なーかの(中野俊成
すずきB(鈴木弘康)
たかはC(高橋栄文)
だーまつ(松田幸三)他
演出飯山直樹(K-max
監修おちまさと
出演者内村光良ウッチャンナンチャン
さまぁ?ず三村マサカズ大竹一樹
ふかわりょう
TIMレッド吉田ゴルゴ松本
出川哲朗 ほか
エンディングエンディングテーマ参照
製作
チーフ・プロデューサー山本隆司(テレビ朝日)
プロデューサー工藤浩之、小西寛
吉川昌克、金澤美保 ほか
制作テレビ朝日

放送
放送国・地域 日本
放送期間2000年4月8日 - 2005年9月26日
(レギュラー放送)
内村プロデュース

放送開始から2001年3月まで
放送期間2000年4月8日 - 2001年3月31日
放送時間土曜 24:55 - 25:26
放送分31分

2001年4月から2002年3月まで
放送期間2001年4月14日 - 2002年3月23日
放送時間土曜 25:00 - 25:30
放送分30分

2002年4月から2002年9月まで
放送期間2002年4月4日 - 9月26日
放送時間木曜 24:16 - 24:46
放送枠ネオネオバラエティ
放送分30分

2002年10月から放送終了まで
放送期間2002年9月30日 - 2005年9月26日
放送時間月曜 23:15 - 24:10
放送枠ネオバラエティ
放送分55分
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『内村プロデュース』(うちむらプロデュース、英題:produced by UCHIMURA)は、テレビ朝日系列バラエティ番組。「プロデューサー」と称したメイン司会を内村光良ウッチャンナンチャン)が務めた。略称「内P(うちピー)」。レギュラー放送期間は2000年4月8日 - 2005年9月26日

レギュラー放送終了後はスペシャル番組として不定期に放送されていたが、2008年3月22日の復活1時間スペシャル以降の放送はない。

2009年3月22日に昭和女子大学人見記念講堂で「内村プロデュース 最初で最後の大謝恩祭」を開催。このイベントが最後の活動となった。
概要

プロデューサー内村光良」が毎週独自の手法とコンセプトで、無名・もしくは、不遇に陥っていたお笑い芸人を様々な事物をプロデュースする番組。当時は、小室哲哉つんく♂といったプロデューサーが音楽業界を賑わせていたのも関係している。

放送当初はレギュラー出演者が内村とふかわりょうの2人だけで、「溺死体オーディション」「3代目ブルース・リーオーディション」など、毎週マニアックな企画を放送していた。しかし、三村マサカズさまぁ?ず)がレギュラー入りする頃から若手?中堅世代のお笑い芸人が多数出演するようになり、それに伴って番組内容も大喜利コントなどを主体とした構成へと変遷していった。

お題に対してフリップに文字や絵で回答する大喜利形式のコーナーをはじめ、シチュエーションのみ用意された場での即興ネタ見せや、アドリブコントなど、出演者に「即興の笑い」が求められるコーナーを主体とする。こうした芸人の実力が問われるような企画内容に加え、芸人同士の和気あいあいとした雰囲気を余さず伝えるような番組製作により、お笑いファンの強い支持を得た。したがって当時の芸人にとっては登竜門のような存在の番組でもある。さまぁ?ず有田哲平くりぃむしちゅー)はこの番組をきっかけに更なる人気を得て地位を確たるものにし、ふかわりょうTIMは新たなキャラクターを見いだされ、有吉弘行バナナマンパラシュート部隊などにとっては当時は数少ないテレビ出演であり、その後の多数のバラエティ番組への進出の下地となった。番組終了後、バナナマンや有吉は多数のレギュラー番組を抱える超売れっ子芸人、パラシュート部隊は2006年にワタナベエンターテインメント九州支部設立に伴い活動の拠点を福岡へ移し、その後福岡を代表する人気ローカルタレントになった。

この他、レギュラー・準レギュラー陣による「劇団プロデョーヌ」で2度の公演を実施。また内村、さまぁ?ず、TIM、ふかわによる番組内歌手ユニット「NO PLAN」を結成し、アルバム・シングル・DVDをリリース(後述)。2004年5月には中野サンプラザにてライブを開催した。

2005年9月26日、テレビ朝日の深夜放送帯の番組改編に伴い5年半のレギュラー放送を終了。[注釈 1] 番組終了告知後、視聴者からの存続の要望が公式ホームページのBBSなどに殺到し、その反響の大きさから、内村自身が番組終了に対するコメントをホームページに発表するという異例の事態も生じた(現在は削除されている)。レギュラー放送終了以降は、特別番組「内村プロデューススペシャル」として制作(後述)。

2006年1月18日には、番組初期の映像を集めたDVD『内村プロデュース ?創世紀?』が発売され、オリコンの週間売り上げランキングで初登場1位を記録。その後2010年3月までに計14本のDVDが発売されている。2009年にオリコンが行った「復活して欲しいバラエティ番組」では数ある人気番組を抑え20代1位、男性1位(女性7位)[2] となり、レギュラー放送が終了した後も根強い人気を持つことを証明した。

レギュラー放送終了から1年後の2006年11月より、内村とさまぁ?ず、同番組主要スタッフでインターネット番組『内村さまぁ?ず』(2009年4月より地上波でも放送)がスタートした。『内さま』では2012年7月に放送された内村の誕生日企画の際にふかわが内Pを振り返った手紙を執筆、ゲストMCのバカリズムが代読した。更に2014年にはTIMがゲスト出演し、オープニングトークでは「内Pやっちゃう?」、「ふかわ呼びたい」などの発言がメンバーから飛び出した。また、2011年10月14日にはTBS系列にて内村光良・ふかわりょうが出演し、スタッフも一部共通する『内村TBS』が放送された。

2015年から日本テレビ系列で不定期放送されている特番「有吉の壁」が同番組をオマージュした企画をやっており、これを受けて三村は自身のTwitterで「オープニングでわかったよ。有吉。お前の内村プロデュース魂。実現に向けてやってるぜ!!」と投稿。これに対して有吉も「はい。好きなんです。。。」と返信。その後、三村は有吉に「ただ俺たちの力だけではどうにもならない力が待ち受けてるかもよ。でも絶対実現するからな!」と返信、更に「テレ朝は内村プロデュースをやらないわけがない!男気に期待しましょう!!」と投稿し、二人共番組復活に対し意欲を見せた。また、有田哲平も2018年4月からNHK系列で、同番組を意識した「有田P おもてなす」を放送。

2015年に公開された「内村さまぁ?ずTHE MOVIE エンジェル」にてNO PLANが復活した。
出演者
レギュラー

内村はこの番組上では「プロデューサー」という肩書きを名乗っているが、企画・演出を担当している訳ではなく(後述の「劇団プロデョーヌ」など、一部企画を除く)、実質的には「司会」である。

プロデューサー/内村光良ブラック・スーツにサングラスといった映画『レザボア・ドッグス』を彷彿とさせる身なりと、片手に持ったピコピコハンマーがトレードマーク(第2回目の放送までは他の出演者と同じような衣装であったが、「何かキャラを付けた方がいい」という番組上の演出により第3回放送分からこの衣装となった。なお、番組内ではスーツにサングラスがデフォルトのようで、バドミントンスキーの企画の時もこの格好である)。オープニングの決まり文句は「こんばんは、内村プロデュース、です!」(スロットマシンを模して「(PRODUCER)内・村・光・良」の文字がスクロールする紹介テロップが表示される)。レギュラー陣に対して唐突に「ダメだお前たちは!!」と怒鳴りつけるなど傍若無人な振る舞いも目立つが、実は皆で馴れ合うのが好き。基本的には番組のトップなので様々な企画に都合の良い時だけ途中参加したり、ルールを変えたりといった自由なポジションだが、緊迫した空気の中で芸を披露するよう要求される等下剋上に遭うこともある。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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