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議論の要約:プラーティモークシャの意味として五戒の実践を挙げる説明は不適当ではないか
仏教用語
プラーティモークシャ
パーリ語P?timokkha
サンスクリット語pr?timok?a
中国語波羅提木叉, 波羅底木叉, 般喇底木叉
日本語波羅提木叉
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波羅提木叉(はらだいもくしゃ、梵: pr?timok?a[1]:プラーティモークシャ、巴: P?timokkha:パーティモッカ)は、仏教の出家者である比丘・比丘尼[注 1]の集団である僧伽における規則となる戒律条項を記した典籍(戒本)のこと[1]。
戒本、別々解脱[1]、別解脱[2]と意訳する。 律(vinaya:ヴィナヤ)の中核を成すものであり、例えば、南伝の上座部仏教で用いられているパーリ語仏典であれば、この波羅提木叉の説明である「経分別」(suttavibh?nga)に、僧伽の運営規則である「?度」(khandhaka)と、「附随」(pariv?ra)が付け加えられる形で、「律蔵」(vinaya pi?aka)(通称「パーリ律」)が構成されている。 正式に僧伽の一員となった出家僧にとっては、この波羅提木叉も戒に含まれることになる。戒律とひとまとめに呼ばれるのもそのためである。比丘向けと、比丘尼向け、男女別にそれぞれ分かれている。一方で、在家信者や沙弥(見習い僧)が必ず守るべき戒(梵: ??la巴: s?la:シーラ)は、三帰依を前提とした上で、基本的に五戒、八斎戒、あるいは沙弥の十戒止まりである。 パーリ語仏典(パーリ律)内の波羅提木叉では、比丘向けが227戒、比丘尼向けが311戒となっている。 布薩(月に2回、満月・新月の日にある僧伽内の集会)の度ごとに読み上げられ、抵触していないか確認される[3]。 内容別に、以下の8種類に大別される。 以上、上記してきた内容は、初期仏教以来のひな形であり、これは現在も南伝の上座部仏教においては、基本的にそのまま継承されている。 では他方の大乗仏教ではどうかというと、大乗仏教においても、上記の伝統はそれなりには継承されてきた。
概要
構成
波羅夷(はらい、p?r?jika:パーラージカ) - 僧団(僧伽)追放の大罪。
僧残(そうざん、梵: sa?gh?va?e?a:サンガーヴァシェーサ、巴: sa?gh?disesa:サンガーディセーサ) - 波羅夷に次ぐ重罪。僧団(僧伽)には残れるが、一定期間資格を剥奪される。
不定(ふじょう、aniyata:アニヤタ) - 女性と2人きりになること。比丘(男性出家者)のみを対象とする。上記内の罪を犯していないか嫌疑がかけられ、追及される。
捨堕(しゃだ、梵: nai?sargika-pr?ya?cittika:ナイヒサルギカ・プラーヤシュチッティカ、巴: nissaggiya-p?cittiya:ニッサッギヤ・パーチッティヤ) - 禁止物の所持、もしくは禁止方法での物品の獲得。懺悔が必要。
波逸提(はいつだい、梵: pr?ya?cittika:プラーヤシュチッティカ、巴: p?cittiya:パーチッティヤ) - 様々な好ましくない行為。懺悔が必要。
提舎尼(だいしゃに、梵: pratide?an?ya:プラティデーシャニーヤ、巴: p??idesan?ya:パーティデーサニーヤ) - 食物の授受に関する禁則。懺悔が必要。
衆学(しゅがく、sekhiya:セーキヤ) - 服装、飲食、説法などにまつわる禁則。懺悔が必要。
滅諍(めつじょう、梵: adhikara?a-?amath?(アディカラナ・シャマター)、巴: adhikara?a-samath?:アディカラナ・サマター) - 僧団内の紛争収拾にまつわる規則。懺悔が必要。
大乗仏教での扱い
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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