この項目では、衆議院の小選挙区について説明しています。かつて存在した衆議院の中選挙区については「兵庫県第3区 (中選挙区)」をご覧ください。
兵庫県第3区
行政区域神戸市須磨区・垂水区
(2024年1月1日現在)
比例区近畿ブロック
設置年1994年
選出議員関芳弘
有権者数31万308人
1.368 倍(一票の格差・鳥取1区との比較)
(総務省
兵庫県第3区(ひょうごけんだい3く)は、日本の衆議院議員総選挙における選挙区。1994年(平成6年)の公職選挙法改正で設置。 1994年(平成6年)公職選挙法改正以降の区域は以下のとおりである[1][2]。 神戸市南西部の住宅地であり、伝統的に無党派層が多い。 長く民主党(旧社会党系)の土肥隆一が安定した支持を受けて勝ち続けてきた選挙区であるが、2005年の総選挙では自由民主党の新人関芳弘に敗れ、比例復活で当選した(2009年の総選挙では再び小選挙区にて当選)。 2012年の総選挙では土肥が引退し、関が返り咲いた。この選挙の結果、民主党は初めて完全に議席を失った。なお、兵庫県は神戸市議会、兵庫県議会レベルでも民主党の勢力が強い。 その後、2014年・2017年の総選挙では関が危なげなく当選を重ねており、自民党が優位な選挙区になりつつある。また、兵庫県自体も2017年の選挙で自民党及び公明党で全議席を独占しており、参院選でも民主党系は2013年・2016年の選挙で現職候補が落選している。 しかし、2021年の総選挙では、日本維新の会の和田有一朗が関に約9000票差まで詰め、比例復活で初当選を果たした。 選挙名年当選者党派 時の内閣:第1次岸田内閣 解散日:2021年10月14日 公示日:2021年10月19日 当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複 時の内閣:第3次安倍第3次改造内閣 解散日:2017年9月28日 公示日:2017年10月10日 当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
区域
神戸市
須磨区
垂水区
歴史
小選挙区選出議員
第41回衆議院議員総選挙1996年土肥隆一民主改革連合
第42回衆議院議員総選挙2000年民主党
第43回衆議院議員総選挙2003年
第44回衆議院議員総選挙2005年関芳弘自由民主党
第45回衆議院議員総選挙2009年土肥隆一民主党
第46回衆議院議員総選挙2012年関芳弘自由民主党
第47回衆議院議員総選挙2014年
第48回衆議院議員総選挙2017年
第49回衆議院議員総選挙2021年
選挙結果第49回衆議院議員総選挙(2021年(令和3年)10月31日) 兵庫県第3区
当日有権者数:31万5484人 最終投票率:54.43%(前回比:6.1%) (全国投票率:55.93%(2.25%))
当関芳弘56自由民主党前68,957票40.94%――公明党推薦○
比当和田有一朗57日本維新の会新59,537票35.35%86.34%○
佐藤泰樹50国民民主党新22,765票13.52%33.01%立憲民主党兵庫県総支部連合会推薦○
赤田勝紀54日本共産党新17,155票10.19%24.88%
佐藤は第48回は兵庫4区から立候補し、落選。
第48回衆議院議員総選挙(2017年(平成29年)10月22日) 兵庫県第3区
当日有権者数:32万2051人 最終投票率:48.33%(前回比:2.26%) (全国投票率:53.68%(1.02%))
当関芳弘52自由民主党前72,838票48.00%――公明党推薦○
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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