兵庫県立西宮高等学校
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兵庫県立西宮高等学校

.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度46分1.1秒 東経135度21分8.7秒 / 北緯34.766972度 東経135.352417度 / 34.766972; 135.352417座標: 北緯34度46分1.1秒 東経135度21分8.7秒 / 北緯34.766972度 東経135.352417度 / 34.766972; 135.352417
過去の名称兵庫県武庫郡町立西宮商業補習学校
西宮町立商業実習学校
西宮市立商業実習学校
西宮市西宮商業実修学校
西宮市立商業学校
西宮市立商業高等学校
西宮市山手高等学校
国公私立の別公立学校
設置者兵庫県
学区第2学区
校訓質実剛健
設立年月日1919年
共学・別学男女共学
課程全日制課程
単位制・学年制単位制・学年制
設置学科普通科
音楽科
学期2学期制
学校コードD128210000184
高校コード28121C
所在地662-0813
兵庫県西宮市上甲東園二丁目4番32号
外部リンク ⇒公式ウェブサイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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兵庫県立西宮高等学校(ひょうごけんりつ にしのみやこうとうがっこう)は、兵庫県西宮市上甲東園二丁目にある公立高等学校。同市には同じ公立高校の西宮市立西宮高等学校(通称「市西」(いちにし))があり、両校を区別するためから、「県西」(けんにし)と呼ばれることが多い。陸上と吹奏楽とサッカーの強豪校としても有名。
沿革

1919年4月1日 - 兵庫県武庫郡町立西宮商業補習学校として西宮第一尋常高等小学校に併置開校。

1921年7月1日 - 西宮町立商業実習学校と改称。

1925年4月1日 - 市制実施につき西宮市立商業実習学校と改称。

1933年4月1日 - 西宮市立西宮商業実修学校と改称。

1935年3月31日 - 西宮市立商業学校(乙種 修業年限3年)設立認可され、西宮市立商業実修学校廃止。

1938年4月10日 - 甲種商業学校認可、修業年限を5年に変更。

1944年3月31日 - 西宮市立工業学校併設。

1946年3月31日 - 西宮市立工業学校廃止

1948年4月1日 - 学制改革により高校に昇格,西宮市立商業高等学校と校名を変更。

1948年10月30日 - 西宮商業高等学校から西宮市山手高等学校と改称,普通科,家庭科を新設し総合制高等学校となる。

1950年4月1日 - 県営移管により、兵庫県立西宮高等学校と改称。

1950年4月10日 - 週五日制授業採用。

1952年4月8日 - 総合選抜制度開始。

1983年2月12日 - 音楽科を新設。

1990年4月1日 - 商業科内に国際経済コースを新設。

1995年1月17日 - 阪神淡路大震災により、C棟(理科棟)、D棟(商業家庭科棟)、E棟(芸術棟)使用不能となり、のち解体。本館(管理棟1階西柱部分一部大破)、B棟のみ継続使用。体育館1階武道場、西宮市上ケ原地区の避難所となる。

1995年4月1日 - 商業科を国際経済科と改編。

1999年10月2日 - 創立80周年記念式典挙行。

2003年4月 - 文部科学省と県教育委員会より「学力向上フロンティアハイスクール」の指定を受ける。

2006年4月 - 兵庫県教育委員会より「学力向上ステップアップハイスクール」の指定を受ける。

2009年3月 - 総合選抜制度終了。

2009年4月 - 「学力向上プロジェクト」の指定を受ける。

2010年3月 - 国際経済科募集停止。

2011年4月 - 単位制・2学期制に改編。

2012年9月 - 音楽科創設30周年記念演奏会開催。

2013年3月 - 国際経済科閉科式典。

2015年4月 - 学区改変により第2学区になる。

2017年10月 - 「文化・芸術連携に関する協定書」を西宮市と締結[1]

2019年10月 - 創立100周年記念式典・演奏会開催[2]

2021年4月 - 創立100周年記念会館「百年記念館」が完成[3]

校歌
現在の校歌


竹友藻風作詞/下総皖一作曲(兵庫県立西宮高等学校)[4]

過去の校歌


岡部繁雄作詞/山縣茂太郎作曲(西宮商業補習学校「仰げ六甲」)[5]

吉澤義則作詞/永井孝次作曲(西宮市立商業学校)[5]

設置学科

以下の2つの科に分けられる。普通科音楽科の推薦入試は県下全域から出願可能である[6]。かつて設置されていた国際経済科は2010年の新入生から募集停止となった[1]
現在の設置学科
普通科

県西生の約8割が普通科の生徒である。2011年度から単位制を採用し、幅広い選択科目の中から自ら履修科目を組み立てる形となっている。各自の進路希望に応じた教育課程(カリキュラム)が複数用意されている[7]

なお2007年度から2010年度まで普通科は以下の類型に分けられており、新入生は、入学時にいずれかの類型を選んでいた。

文I類型:国語・英語・地歴公民などを重点的に学ぶ。卒業後に文学・史学・哲学などを学びたい人向け。

文II類型:英語・地歴公民・数学などを重点的に学ぶ。卒業後に経済学・法学・社会学などを学びたい人向け。

理I類型:理科・数学を重点的に学ぶ。卒業後に工学・理学・医学などを学びたい人向け。いわゆる理系。

文理類型:高等学校における全教科をバランスよく学ぶ。国公立を目指す文系向け。

音楽科(1学年あたり40名)

通称「音科(おんか)」。1983年2月創設。兵庫県下の公立高校では唯一の音楽科である(2023年度の神戸山手女子高等学校の音楽科の募集停止が決定しているため、同校の在籍者の卒業により音楽科が廃止された後は兵庫県で唯一の音楽科となる[8])。それぞれの楽器において講師を招いて行われる特別レッスンや、毎年秋に開催される定期演奏会など活動が盛んである。また、日本だけでなく世界規模で音楽活動を行う卒業生も多い。各学年の8組が音楽科のクラスにあたる。音楽科も普通科と同様に単位制を採用しており、インスパイア・ハイスクールに指定されている。

2006年にはカラブリア国際ピアノコンクールで、3年在籍時の崎谷明弘が1位なしの単独第2位を受賞した。

2020年に放送されたNHK連続テレビ小説エール」には、卒業生の小南満佑子が出演していた。

過去の設置学科
国際経済科

通称「国経(こっけい)」。1994年までは「商業科」であった。本校の前身が商業高校だったことから、開校時以来の伝統を誇ってきた。1990年4月より商業科内に国際経済コースが新設され、1995年4月に「国際経済科」と改変された。英語や第2外国語の学習重視や、簿記検定やマーケティングなどの商業系、ワープロ検定といった情報系の難関資格の取得ができることから、人気がある。

各学年の1組が国際経済科のクラスにあたり、学校内では1組=国経を表すことが多い。また、国際経済科では厳しい教育を受け、国際経済科OB・OGには難関大学出身者が多い。

2010年の新入生から、普通科に吸収される形で募集停止となり、代わって普通科の選択科目の中に「簿記」「会計」「国際経済」「経営学基礎」などの専門科目が置かれることとなった。
オリンピック出場選手
坂本直子のアテネ五輪出場


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