兵庫県立東灘高等学校(ひょうごけんりつ ひがしなだこうとうがっこう、英: Hyogo Prefectural Higashinada Senior High School)は、兵庫県神戸市東灘区深江浜町にある県立高等学校。 1974年(昭和49年)に、当時の神戸第一学区新設校の要望を受け兵庫県が設置するに至った[1]。全日制課程で普通科設置。特色類型として子どもの未来・健康スポーツ類型がある。 初代校長が書家による高の字に、文の象徴である六個のペンを配した。この調和のとれた六角形のそれぞれは、校訓と生徒信条の六項目をあらわし、円満に発達した情操豊かな人に成長することを願っている[9]。 創立時は男子詰襟服、女子セーラー服を採用した。1995年の改新で当時の兵庫県立高校には稀少な男女ブレザー服を採用。男子は濃紺と深紅のストライプネクタイ、女子は深紅のスクールリボンを採用し、胸元に金色で統一されたクラシカルエンブレムを付けていた。2012年の改新では輝く月桂冠エンブレムと校名に相応しい青色を基調としたスクールシャツを採用している。男子は濃紺と銀色のストライプネクタイ、女子も同じ配色のスクールリボンを採用していて、改新に際しては生徒による意見を採用しているため洗練されたデザインとなっている。
概要
沿革
1974年(昭和49年) - 兵庫県神戸第一学区新設高等学校開設準備室設置、兵庫県立神戸甲北高等学校創立[注釈 1](於兵庫県教育委員会王子分室)
1975年(昭和50年) - 校歌制定
1976年(昭和51年) - 東灘区に深江校舎が竣工し兵庫県立東灘高等学校に校名決定
1977年(昭和52年) - 兵庫県立東灘高等学校同窓会発足
1981年(昭和56年) - 東灘教養大学を開始
1985年(昭和60年) - 同窓会を翔雲会と命名
1987年(昭和62年) - 運動棟完工
1988年(昭和63年) - 神戸市社会福祉協力校に指定
1994年(平成6年) - 家庭科総合実習室を設置
1995年(平成7年) - 制服改新、育友会がPTA会に名称変更
1996年(平成8年) - 県下初のボランティア実践教育を導入
2000年(平成12年) - コンピュータ室を設置
2002年(平成14年) - 中庭整備工事を完了
2004年(平成16年) - 公式ウェブサイトを開設
2005年(平成17年) - 地域公開講演会を開始、スーパーアートハイスクールを開始
2007年(平成19年) - 体育館改修工事が完了
2010年(平成22年) - 医療・看護・保育類型を設置、学力向上マイスター派遣事業実施
2012年(平成24年) - 制服改新、高校生地域貢献発表会神戸地区代表
2017年(平成29年) - 短期海外語学研修を開始
2019年(平成31年) - 県政150年記念事業 災害対策ガイドブック発行[2]、無人航空機の運用を開始[3]
2021年(令和3年) - 姉妹校神戸甲北高等学校との定期戦を開始[4]、伝統民謡深江音頭を再現[5]、松竹芸能と連携協定[6]
2022年(令和4年) - 子どもの未来・健康スポーツ類型を設置[7]
表彰
1978年(昭和53年) - 在校生が人命救助の功績により兵庫県「のじぎく賞」受賞
1983年(昭和58年) - 放送委員会が兵庫県「のじぎく賞」受賞
1986年(昭和61年) - 文部省より「学校体育表彰」受賞
1992年(平成4年) - 神戸市より環境美化功労団体として「市長感謝状」
2014年(平成26年) - 文部科学大臣より「第7回キャリア教育優良校」受賞[8]
校風
校訓:自主・協調・創造
生徒信条:忍耐・自律・向上
校章
制服
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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