兵庫県立小野高等学校
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兵庫県立小野高等学校

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国公私立の別公立学校
設置者兵庫県
学区第3学区
併合学校旧・兵庫県立小野高等学校
兵庫県柳桜高等学校
校訓明き、浄き、直き誠の心
設立年月日1902年
創立記念日5月1日
共学・別学男女共学
課程全日制課程
単位制・学年制学年制
設置学科普通科
ビジネス探究科
科学探究科
学期三学期制
学校コードD128210000317
高校コード28158B
所在地675-1375
兵庫県小野市西本町518番地
外部リンク ⇒公式ウェブサイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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兵庫県立小野高等学校(ひょうごけんりつ おのこうとうがっこう)は、兵庫県小野市西本町にある県立高等学校。略称は小野高(おのこう)。平成31年度より、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受けている。
概要正門

兵庫県内で古い歴史を持つ伝統校の一つである。毎年卒業生のほぼ全員が大学に進学する。小野市の中心部に位置し、神戸電鉄粟生線小野駅より徒歩3分の距離にある。旧小野藩の藩校跡地にあり、戦前は旧制の小野中学校であったが、戦後、1948年に小野高等学校と改称した。また、柳桜高等学校を統合して1949年より男女共学となる。当初は普通科家政科を有していた(家政科は後に廃止)。

1950年に商業科、1995年に国際経済科が設置(現在は2つが統合して計2クラス(80人))。1986年頃より普通科内に1クラス、40名の理数コースが設置されていたが、平成15年より後述の事情により募集を停止、カリキュラム等を大幅に変更した「科学総合コース」が設置されて現在の科学探究科に至る。
特色と校風

文武両道を重んじ、各種の部活動も盛ん。政治家、学者、財界人、作家、プロ野球選手、アナウンサー、音楽家など、多様な人材を輩出している。
沿革

1880年明治13年)5月 - 5郡(加東・美嚢・多可・加古・明石) 連合の公立小野中学校設立。

1885年(明治18年)3月 - 公立姫路中学校との統合のために廃校。なお、最後の1年間は天皇機関説で有名な美濃部達吉も通っていた。

1902年(明治35年)

4月1日 - 校名を兵庫県立小野中学校として開校。創立○○年はここを起点とする。

5月1日 - 第1回入学式挙行。この日を創立記念日と決定。


1948年昭和23年)

4月1日 - 昭和22年法律第26号により兵庫県立小野高等学校と改称。

7月1日 - 高等学校再編成(男女共学)に伴い、兵庫県柳桜高等学校(旧称:兵庫県小野高等女学校)と共学が始まる。


1949年(昭和24年)4月1日 - 兵庫県立小野高等学校・兵庫県柳桜高等学校統合、学区制実施。第1学年は普通科3学級(150人)および家庭科1学級(50人)。

1950年(昭和25年)4月1日 - 商業科1学級設置。

1953年(昭和28年)5月1日 - 創立50周年記念式挙行。現在の校歌が制定される。

1954年(昭和29年)11月1日 - 応援歌制定。

1963年(昭和38年)4月1日 - 家庭科を家政科に名称変更。

1980年(昭和55年)3月16日 - 商業科創設30周年記念式挙行、創立80周年・校舎全面改築竣工記念式挙行。

1985年(昭和60年)3月31日 - 家政科廃止。

1986年(昭和61年)4月1日 - 普通科に理数コースを1学級設置。

1988年(昭和63年)5月11日 - 「蜻蛉の庭」完成。

1992年平成4年)10月10日 - 創立90周年記念式挙行。

1993年(平成5年)4月1日 - 国際経済コースおよび情報会計コース(類型)設置。

1994年(平成6年)5月7日 - 「柳桜の庭」完成。

1995年(平成7年)4月1日 - 国際経済科1学級設置。

1997年(平成9年)

2月16日 - 商業科・国際経済科推薦入試制度開始。

4月1日 - 普通科1学級増。


2002年(平成14年)

4月1日 - 普通科1学級減。

10月13日 - 創立100周年記念式挙行。

11月29日 - 「百周年記念館」(愛称:蜻蛉ホール)寄付受納。


2003年(平成15年)

3月24日 - 図書館の増改築工事完了。

4月1日 - 理数コース募集停止、代わって普通科の中に科学総合コース1学級設置。


2005年(平成17年)4月1日 - 普通科1学級減。

2012年(平成24年)10月27日 - 創立110周年記念式典挙行。

2019年(平成31年)4月1日 - スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受ける(令和5年度まで)。

2020年令和2年)4月1日 - 普通科科学総合コースを募集停止、代わりに科学探究科を設置。商業科と国際経済科を統合し、ビジネス探究科に改編。

2021年(令和3年)4月1日 - 普通科1学級減。

基礎データ
所在地

兵庫県小野市西本町518番地

神戸電鉄小野駅から徒歩3分、JR加古川線小野町駅から自転車8分、神姫バス小野町一丁目から徒歩5分。
通学区域

普通科のみ学区制が適用され、科学探究科とビジネス探究科は県下全域から出願できる。
第3学区


明石市

加古川市

高砂市

加古郡

小野市

三木市

加東市

加西市

西脇市

多可郡

象徴

「校是」として「明き、浄き、直き誠の心」が掲げられており、これは「蜻蛉魂」としてまとめられる。

校章トンボの形をしており、前身である旧制小野中学の「小」「中」の文字をたてにあわせて書くと丁度トンボのように見えることに基づいている(この旧制小野中学の校章は、同じ小野市内にある市立小野中学校にも同じ形で引き継がれている)。

校歌は50周年記念事業の一環として昭和27年に完成したものである。旧制中学の校歌「神代の姿」に代えてつくられたこの校歌は、作詞・藤村作、作曲・福井直秋による。

1954年には応援歌歌詞が当時の生徒から公募された。応援歌は、作詞・国井立志、作曲・村山貞雄による。

神戸電鉄粟生線を挟んで隣にある小野市立小野小学校とチャイムの混同を防ぐために、小野高校では独自のチャイムが採用されている(静岡県沼津市で17時に鳴る防災行政チャイム「希望」と同一)。

部活動

部活動は重要な試合の直前などを除けば、原則として試験前1週間と試験期間は活動が停止される。中間試験や期末試験は一日2から3時限の考査が4日から5日程度にわたって続くため、すべての部は試験があるごとに2週間程度活動ができない。しかし例外として試験中、もしくは直後に試合が控えている場合、試験中であっても練習が認められている。2021年度よりマネージャー制度が導入されるようになった。
運動部

陸上競技

野球

サッカー

ソフトテニス部(男・女)

バレーボール部(男・女)

バスケットボール部(男・女)

剣道

柔道

空手道

男子テニス部(硬式・女子部員の在籍もできる)

卓球部(男・女)

ソフトボール

水泳

ダンス

文化部

放送

ギター

吹奏楽

音楽

美術

茶道

華道

書道

生物

化学

物理

天文

ビジネスライセンス部

ESS

囲碁将棋

文芸

家庭科研究部

部活動成績
陸上競技部

2019年:全国高校総体 女子200m 第6位・女子4×100mR 準決勝進出・女子4×400mR 準決勝進出

     U18日本選手権 女子100m 出場・女子200m 出場・女子300m 出場         

2020年:日本選手権 女子200m 出場・女子4×400mR 出場

     全国高等学校陸上競技大会 女子4×100mR 出場

2021年:全国高校総体 男子400mH 準決勝進出

2022年:全国高校総体 男子400mH 第4位、国民体育大会 男子少年A300mH 第8位
野球部


2018年:第100回全国高等学校野球選手権記念西兵庫大会 ベスト4

2019年:第101回全国高等学校野球選手権兵庫大会 ベスト8

水泳部


2005年?2013年近畿大会9年連続出場。

2010年:インターハイ (沖縄インターハイ)  女子200m個人メドレー出場。

2012年:インターハイ (北信越かがやき総体) 女子100m平泳ぎ、女子200m平泳ぎ出場。

2017年:インターハイ(南東北総体)男子1500m自由形出場。

サッカー部


1982年: 兵庫県総合体育大会 3位

1982年: 近畿大会出場

1984年: 兵庫県総合体育大会 優勝

1984年: 近畿大会出場(滋賀)

1984年: 全国高等学校総合体育大会出場(秋田)

1984年: 全国高校サッカー選手権 兵庫予選 3位

1990年:兵庫県サッカー新人大会優勝。

2007年:兵庫県サッカー新人大会優勝。

男子バレーボール部


平成28年度近畿高等学校バレーボール優勝大会出場

第69回近畿6人制バレーボール高等学校男女選手権大会出場

平成30年度近畿高等学校バレーボール優勝大会出場

第71回近畿6人制バレーボール高等学校男女選手権大会出場

商業研究部


2006年:全商が主催する商業大会全国大会出場。

放送部


NHK主催、NHK杯全国放送コンテスト24年連続全国大会出場。
2002年?現在 15年連続兵庫県総合優勝中。(15年連続兵庫県最優秀学校賞)

2002年朗読部門全国優勝。文部科学大臣賞受賞。

2004年TVドラマ部門全国優勝。文部科学大臣賞受賞。

2007年アナウンス部門、史上初の決勝進出。全国4位。

2008年TVドラマ部門全国優勝。文部科学大臣賞受賞。

2008年ラジオドラマ部門全国優勝。文部科学大臣賞受賞。

2008年ラジオドキュメント部門、史上初の決勝進出。全国3位。

2009年ラジオドラマ部門全国優勝(2連覇)。文部科学大臣賞受賞。

2009年ラジオドキュメント部門、2年連続の決勝進出。全国3位。

2010年ラジオドラマ部門全国優勝(3連覇)。文部科学大臣賞受賞。

2010年アナウンス部門、決勝進出。全国4位。

2011年ラジオドキュメント部門、決勝進出。全国2位 準優勝。

2012年ラジオドキュメント部門、決勝進出。全国3位。

2012年TVドキュメント部門、決勝進出。全国3位。

2012年TVドラマ部門、決勝進出。全国2位 準優勝。

2013年朗読部門、決勝進出。全国2位 準優勝

2013年TVドラマ部門、決勝進出。全国2位 準優勝。

2015年アナウンス部門、決勝進出。全国4位。

2015年朗読部門、決勝進出。全国4位。

2016年アナウンス部門、2名決勝進出。1名 全国第1位 全国優勝、文部科学大臣賞受賞。もう1名は全国第4位。

2018年アナウンス部門、2名決勝進出。1名 全国第2位 全国準備優勝。もう1名は全国第4位。

空手道部


2016年空手道全国高校選抜大会出場

学科

2008年度までは全学年8クラスで、1,2,3と数字でクラス分けされていたが、2009年度からは、62,63回生普通科の文理の人数が同じになってきたため普通科が6クラスになり、また、各クラスA?Iで呼ぶことになった。普通科…A?F(1年生はA?E)、科学総合コース(科学探究科)…G、商業科(ビジネス探究科)…H、国際経済科(ビジネス探究科)…I ※カッコ内は75回生令和3年度より普通科が4クラスに減少したことで、76回生からは1から3年生まで全て7クラスで数字のクラス分けに戻っている。
普通科

他校の普通科と同様に文系と理系があるが、ここ数年で徐々に募集人数が減少している。最近は理系のほうが文系よりも人数が多い。

文理選択は1年生の秋から冬にかけて担任との面談等も踏まえながら希望を調査し、来年度のクラス分けに反映される。文系はさらに3年生に進級する際、文文と文理という2つのコース分けがされる。おおまかにいえば文文は私立大学受験を目指す生徒、文理は国公立大学受験を目指す生徒という分類であり、文文は3年生時に理数系の授業がない(授業選択によっては理数系も習う)。

科目選択として、文系は世界史または日本史、理系は物理または生物のどちらかを選ぶことになる。理系は受験科目としての地歴公民科は例年地理(理系で日本史を選択することも可能だが希望者が少ない為開講されない)に統一されている。
普通科科学総合コース→科学探究科

『様々な分野で活躍できる人材を育成する』という理念の下に、2003年度から旧理数コースを廃止、新たに設置された。旧理数コースとは異なり、科学総合コース・科学探究科の場合は文系の選択も可能である。文系の『時事英語』は、3年次より始まるもので、週3単位であるが、英語のリーディングと文法事項を合わせたような内容になっている。また、今なお時間割の根本的な変更がままある。1年時より、他の普通科とはやや異なる方針と時間割で進められている。必須・受験科目に加え、国際問題など現実的な問題に対する考えや姿勢を育てるため、様々なセミナーやフォーラムを組み込んだり授業したりしている。尚、昔は文系でも数学III・Cまで授業を行っていたが、現在は行われていない。

一方理系は、旧理数コースと大して変わらないカリキュラムのためか、文系より安定した計画の下、授業が組まれている。[要出典]その代表的な課目である、『応用数学』は、3年次より始まるもので、週2単位である。


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