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この項目では、1995年に兵庫県南部で発生した地震について説明しています。
本地震により引き起こされた震災については「阪神・淡路大震災」をご覧ください。
2013年に発生した地震については「淡路島地震」をご覧ください。
兵庫県南部地震
地震の揺れで道路を塞ぐように倒壊した建物
震源の位置(USGS)
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地震の震央の位置を示した地図
本震
発生日1995年1月17日 (29年前) (1995-01-17)
発生時刻午前5時46分51.8秒(JST)
持続時間15秒間
震央 日本 兵庫県北淡町(気象庁は大阪湾と発表)
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度35.9分 東経135度02.1分 / 北緯34.5983度 東経135.0350度 / 34.5983; 135.0350
兵庫県南部地震(ひょうごけんなんぶじしん)は、兵庫県南部を震源として1995年(平成7年)1月17日午前5時46分に発生した地震[2]。兵庫県南部を中心に大きな被害と発生当時戦後最多となる死者を出す阪神・淡路大震災を引き起こした。日本で初めての大都市の直下を震源とする大地震で、気象庁の震度階級に震度7が導入されてから初めて最大震度7が記録された地震である[3]。地震の震源は野島断層(六甲・淡路島断層帯の一部)付近で、地震により断層が大きく隆起して地表にも露出している。
なお、1996年(平成8年)9月30日まで運用されていた旧震度階級では最初で最後の震度7(激震)が記録された地震で、機械計測ではなく現地調査によって震度7と判定された。1996年4月以降は、観測員の体感での震度決定ではなく、より客観的とされる機械計測での震度観測に完全移行している。
平成時代に三大都市圏内で震度7を記録した唯一の地震である。
名称「阪神・淡路大震災#名称」および「震災#地震の名称と震災の名称」も参照
地震が発生した1月17日の午前10時に、政府は「兵庫県南部地震非常災害対策本部」の設置を決定した[4]。午前11時、気象庁は当地震を「平成7年(1995年)兵庫県南部地震」(英: the 1995 Southern Hyogo Prefecture Earthquake[5][6])と命名した[4]。そして、政府はこの地震によって発生した大規模な災害(震災)について、「阪神・淡路大震災」(はんしん・あわじだいしんさい)と命名している[4]。そのため、両者(自然現象としての「地震」と、それにより引き起こされた「震災」)は厳密には区別されるべき語である[注 1]。
本震
発生時刻:1995年(平成7年)1月17日 午前5時46分51.8秒(JST)[1]
震央:淡路島北部・明石海峡付近 (北緯34度35.9分 東経135度02.1分 / 北緯34.5983度 東経135.0350度 / 34.5983; 135.0350[1])
震源の深さ:16km
地震の規模:マグニチュード7.3(気象庁マグニチュード。当初は気象庁マグニチュードで7.2だったが、2001年(平成13年)4月23日の気象庁マグニチュードの改訂により7.3に修正された。気象庁[7]およびUSGSによるモーメントマグニチュードは6.9)
発震機構:東西方向に圧力軸を持つ横ずれ断層型[8]
揺れの持続時間:15秒[9]
なお、震央については、北淡町付近の明石海峡となるが、気象庁による地震情報で用いる震央地名[10]で大阪湾の水域にあたるため、気象庁では大阪湾としている[1]。 現地調査により震度7と判定された地域、および震度4以上の揺れを観測した地域は以下の通り[1][11]。当時は計測震度計による震度観測は震度6までであり、震度7は適用外(現地調査により判定)であった。なお、計測震度の正式導入は1996年4月以降であり、当時の計測震度は速報のための試験導入段階で、計測された震度が状況と合わない、又は震度計が故障した場合は職員が震度を判定して修正した(例:洲本)。地名は当時のもの。 現地調査における判定震度震度都道府県市町村
各地の震度
7兵庫県神戸市 (東灘区・灘区・中央区・兵庫区・長田区・須磨区) ・西宮市・芦屋市・宝塚市・津名町・北淡町・一宮町