兵主神社_(西脇市)
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兵主神社

2011年秋祭りと社殿
所在地兵庫県西脇市黒田庄町372-2
位置北緯35度1分30.3秒
東経134度59分38.2秒座標: 北緯35度1分30.3秒 東経134度59分38.2秒
主祭神大己貴命八千戈命葦原醜男大物主命、神清之湯山主三名狹漏彦八嶋篠命
社格式内社
創建天平勝宝6年(754年
本殿の様式入母屋造
例祭10月第2日曜日
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兵主神社 (ひょうずじんじゃ)は、兵庫県西脇市黒田庄町岡にある神社。天平勝宝6年(754年)に創建された式内社で、大志郷の氏神。地元では「ひょうすさん」とよばれる[1][2]


目次

1 概要

1.1 祭神

1.2 建築

1.3 祭事


2 由緒

3 交通アクセス

4 脚注

5 関連項目

6 外部リンク


概要
祭神

祭神大己貴命八千戈命葦原醜男大物主命、神清之湯山主三名狹漏彦八嶋篠命。
建築

拝殿は全国的にも珍しい、安土桃山時代の建築様式の茅葺入母屋造の長床式で、棟札によれば天正19年(1591年)に改築されたという。戦国時代には、羽柴秀吉三木城別所長治)攻めの際に、臣下の黒田官兵衛が戦勝祈願のため灯明田を献納し、拝殿はその際の奉納金によって改築されたと伝えられ、1977年(昭和52年)3月には兵庫県の重要文化財に指定されている[2][3]
祭事

毎年10月には例祭の秋祭りがある。5台の布団屋台が練り出すほか、大名行列を模した「レッケイ」などの伝統行事が披露され、華やかに行われる[1][2][3]

また、1983年昭和58年)には勧請1200年の大祭が執り行われた。

例祭の布団屋台(2011年10月9日)

例祭の布団屋台(2011年10月9日)

鳥居前の神輿(2011年10月9日)

由緒

兵主神は、高祖が「蚩尤(シユウ)」を祀り、勝利を祈った事に由来するとされ、鍛冶屋神(武器製造の)であるとする見方(貝塚茂樹)もある。

社伝では、延暦元年(782年)、大和国から播磨国国衙に赴任した岡本修理大夫により、森林を開拓して社殿が築かれ、2年後の延暦3年(784年)、大和穴師の兵主神を勧請したとされる。 穴師神社については、『日本の神々2』によれば「左座 八千戈命 亦曰大国主命 神体広矛 兵主伊豆戈神是也」 と『大国主命分身類社鈔』に記されており、このことから中世には兵主神を八千戈命と関連付けられていたと推測されている[3]
交通アクセス

鉄道 -
JR加古川線黒田庄駅より徒歩約5分[2]

脚注

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^ a b北はりまハイランド - 兵主神社


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