共同通信杯
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この項目では、中央競馬の重賞競走について説明しています。その他の競技については「共同通信社杯」をご覧ください。

共同通信杯(トキノミノル記念)
2023年共同通信杯
優勝馬:ファントムシーフ
鞍上:クリストフ・ルメール
開催国 日本
主催者日本中央競馬会
競馬場東京競馬場
創設1967年2月5日
2024年の情報
距離芝1800m
格付けGIII
賞金1着賞金4100万円

出走条件サラ系3歳(国際)(特指)
負担重量馬齢(#競走条件を参照)
出典[1][2]
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共同通信杯(きょうどうつうしんはい)は、日本中央競馬会(JRA)が東京競馬場で施行する中央競馬重賞競走GIII)である。1969年より「(トキノミノル記念)」の副称がつけられており[3]、競馬番組表での名称は「共同通信杯(トキノミノル記念)」と表記される[2]

寄贈賞を提供する共同通信社は、東京都港区に本社を置く通信社[4]

副称の「トキノミノル」は、1951年の皐月賞東京優駿(日本ダービー)優勝馬。生涯戦績10戦10勝(うちレコード7回)を記録し無敗のままクラシック二冠を制したものの、日本ダービー優勝からわずか17日後に破傷風で死亡し「幻の馬」と呼ばれた。本競走が施行される東京競馬場のパドック脇にはトキノミノルのブロンズ像が設置されており、ファンの間では待ち合わせ場所の一つとして定着している。

正賞は共同通信社賞[1][2]
概要トキノミノル(1948-1951)

1967年に創設された4歳(現3歳)馬限定の重賞「東京4歳ステークス(とうきょうよんさいステークス)」が、本競走の前身[3]。競走名は1983年より「共同通信杯4歳ステークス(きょうどうつうしんはいよんさいステークス)」に改称された[3]後、2001年より現名称となった[3]

皐月賞トライアル競走ではないが、2012年ゴールドシップ以降、イスラボニータディーマジェスティエフフォーリアジャスティンミラノの計5頭が本競走の勝利を経て皐月賞も制している。また、ドゥラメンテジオグリフは本競走2着から皐月賞を制しており、皐月賞への最大の出世レース[5]として春のクラシックレースへ向けた重要な前哨戦に位置づけられている[3]

創設時の施行距離は芝1400mだったが、1968年より芝1600mに、1971年には芝1800mに延長された[3]。以降も施行場や施行時期は幾度か変更されたが、東京競馬場の芝1800mで定着している[3]

外国産馬は1993年から、地方競馬所属馬は1996年からそれぞれ出走可能になり[6]、2009年からは外国馬も出走可能な国際競走となった。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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